サザエさんちみたいな平屋に住みたい人は8割以上🏠なんで人気なの？メリット・デメリットは？

テレビアニメ『サザエさん』を観ていて、ちょっぴりうらやましくなるのがあの住まい。狭いマンション暮らしの私にとって、広々とした一軒家はあこがれるものがあります。

でも、「平屋」って実際のところどうなんでしょうか？　今回ご紹介するのは、平屋住宅に関するアンケート調査結果。

「住んでみたい！」と幅広い世代から人気を集めるいっぽうで、デメリットや注意点もあるようです。

株式会社アルバリンクが全国の10代～60代以上の男女520人を対象におこなった「平屋のメリット・デメリットに関する意識調査」。

それによると平屋住宅人気は根強いものがあり、すべての年代において「住んでみたい」が80％前後となったそう！　

その理由としては次のようなメリットがランクインしました。

1位　老後も住みやすい
2位　移動が楽
3位　家事が楽
4位　地震に強い
5位　バリアフリー化しやすい
6位　家族団らんの促進
7位　コンパクトに暮らせる
8位　子育てしやすい

1位の「老後も住みやすい」というのは、「階段を使った上下移動がないこと」と考えている人が多いようです。

これは非常に重要な視点で、私も20代、30代で家探しをしていたころは「2階建てでも3階建てでもマイホームは戸建てがいい！」なんて思っていましたが、自身がだんだん年を重ねたり身近な高齢者を見ていたりして実感するのは「老後の生活で階段や段差がないって大切！」ということ。

2位の「移動が楽」、3位の「家事が楽」、5位の「バリアフリー化しやすい」もそうですが、毎日の生活において階段などの上下運動なく暮らせるというのは平屋の大きなメリットですね！

いっぽうで、平屋住宅のデメリットとして次の点があがりました。

1位　広い土地が必要
2位　狭くなりがち
3位　災害に弱い
4位　防犯面が不安
5位　プライバシー確保が難しい
6位　日当たりが悪い
7位　建築コストが割高

現代の都心部では広い土地自体が見つけにくく、広さや部屋数を確保しようとすると購入代金や固定資産税が高くなってしまうという問題があります。また、セキュリティの強いマンションなどと比べると、どうしても防犯面に不安を感じる人もいるようです。

こうして見ると、「十分な広さがあって、日当たりも良く、セキュリティもバッチリ」という平屋住宅を実現するのはかなり難しそう。さらに都市部で……となるとかなり厳しい条件になりそうですね！

昭和のころは一般的だった “サザエさんちみたいな平屋” は、今の時代はかなり希少なのかもしれません。それでもいつか私が平屋住宅を建てることになったら、その際はぜひとも今回のアンケート結果のメリットとデメリットを参考にしたいと思います（笑）

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