レバテックは、20〜50代の正社員IT人材520名を対象に実施した、エンジニアの資産形成とライフイベントとの関係に関する調査結果を2月13日に発表した。同調査は、1月17日〜20日の期間に行われている。
調査対象者に、将来を見据えた資産形成を行っているかを尋ねたところ、「行っている」とする回答が約6割を占めた。

将来を見据えた資産形成を「行っている」とする回答を年代別でみると、30代では7割近くに達している。

将来を見据えた資産形成を「行っている」と答えた人に、その手段を尋ねた質問(複数回答)では、「投資・資産運用」(85.5%)がもっとも多かった。

将来を見据えた資産形成のために行っている投資の内容としては(複数回答)、「NISA」が約66%で最多となっている。

将来を見据えた資産形成として「NISA」を行っている人に、開始時期を尋ねたところ、「2020年以前」(48.1%)がもっとも多く、新NISA開始前からNISAを利用している人が約85%を占めた。

同じく、将来を見据えた資産形成として「NISA」を行っている人に、つみたて投資枠での毎月の積立金額を尋ねた質問では、「9〜10万円」(26.2%)が最多となっている。


近年の物価上昇や円安をきっかけに、新たに取り組んだこととしては(複数回答)、「iDeCoやNISAの活用」(24.4%)、「定期的な貯金」(17.0%)、「投資信託」(14.1%)、「株式投資」(10.0%)が上位を占めた。


キャリアにもっとも影響を与えたライフイベントを尋ねたところ、「結婚」(28.9%)がもっとも多く、以下「転居・引っ越し」(24.0%)、「子の出生」(18.1%)が続いている。

キャリアにもっとも影響を与えたライフイベントとして「結婚」を挙げた人に、その理由を尋ねた質問では、「経済的な理由」(41.9%)や「仕事と生活のバランスの必要性」(33.3%)が上位を占めた。

キャリアにもっとも影響を与えたライフイベントとして「子の出生」を挙げた人に、その理由を尋ねたところ、「仕事と生活のバランスの必要性」(43.8%)や「経済的な理由」(28.8%)が上位となっている。

転職を経験した人に、転職を検討し始めたきっかけを尋ねた質問では、「ワークライフバランスの改善」(20.0%)が最多となり、「ライフイベントに備え、年収を上げる必要があった」(18.2%)がそれに続いた。

この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です