わたしにとっての素敵なひとは、
高価なものを買い与えてくれたり
高い食事をさせてくれるひとではなく
わたしがプレゼントした、高くはないけれど
思いのこもったマイチョイスの服をデートに着てきてくれるひとです。
わたしにとっての素敵なひとは、
高価なものを買い与えてくれたり
高い食事をさせてくれるひとではなく
わたしがプレゼントした、高くはないけれど
思いのこもったマイチョイスの服をデートに着てきてくれるひとです。
なんて恥ずかしい人間なんでしょう!
知ったかぶりで、相手をみては強気にでたりへつらったり
「べき」が強すぎて店員のTPOに合っていない言葉遣いや対応に内心ダメ出し
「ダメだなあ」と思ったらあきらかに不機嫌な態度
そのくせ、過去の恥ずかしい自分を思い出してはしょっちゅう「ギャーオ!」と叫び
できないくせに完璧主義で、不安障害を抱えては
いつも誰かに勝とうとしている。
そんなわたしでもまあ、年をとってマシになってきたんじゃない、とは思っている。
相変わらず自他へのダメ出しは強いけれど
親(主に母親)からの抑圧の影響から完全には脱しきれてはいないものの
まあまあ、自分も捨てたもんじゃないさと思えてくるようになっている。
ひとと比べるよりかは、自分のうちに沈み込んでじぶんと勝負できるようになってきた。
年をとってきたらそりゃあ、若い子にくらべたら悲劇的な皮膚の状態
若い頃に比べたら明らかな容姿の変化
しかし、積み重ねてきた知識や経験があちこちつながっておもしろくなってくるのヨ。
これまでいろんな習い事してきたけれど、昨年末から能の仕舞と謡のお稽古に通っている。
プロ能楽師とマンツーマン、本物の能舞台で。
きっかけは、とある趣味の会--文化的なことと日本酒を愛するひとの会の帰り、
以前から顔をあわせたことのある能楽堂の美人女将と帰りの電車で雑談していたらふいに
「マリさん、お能は好き?」
「好き!」
ということからとんとん拍子にそこ所属の能楽師に稽古つけてもらうことに。
女将との雑談では、「三カ月の体験、月3回」
ときいていたのでちょっといろいろ習いごと通いすぎだけれど、
それくらいならいいやと思っていたところ、いざ日程調整して行ってみたら
無料体験させてもらって、月2回で、三カ月ではなくてずっと継続な感じ。
「あれ?話がちがうけど、あの女将もともと天然だしなあ…まいっか、とりあえず通ってみよう」
とはじめてみた。
結果、月3回だったらちょっと負担重い気がするので2回がちょうどいいし、
3カ月でなにか得られるものでもなく、やはり継続して身に着けるものだと実感。
はじめて2,3回目はじぶんのあまりの不甲斐なさ(できなさ)にくじけそうになったけれど
さいきん、たのしくなってきた。
すこしずつではあるものの着実に、自分が前回出来ていなかったことができるようになるのを感じているし、きちんとしたところのなかった、だらだらしていた自分がすこしはしゃんとなれてきた気がするのがうれしい。腹から声をだすのも心地よく、声もだいぶでるようになってきた気がするのだ。もともと自分の声にコンプレックスを持っていたのだが、一番最初のお稽古で「声を育てる」ということをきいてそれが自分のなかにしみこみ、ようやく自分の声を大事にできるようになってきた。たのしみに育てている。
4月にある大勢参加のお能イベントに参加することを決めて、別途あるそのためのお稽古に参加するのもたのしみ。
イベントには着物きなければ?持ってないから中古の安いのでも買うべしかしら。
と「着物のイロハ」いう本を買って着物の種類、格付け、組み合わせ小物など全体的なことを読んでいるのだが、もともと色や生地が好きで(以前の職で「繊維製品品質管理士」という資格とったことも)、すっかり忘れていたが、大学生の頃花街の、芸妓さんが経営するお茶屋スナックでバイトしてそこで着物着ており、最初は着付けしてもらってたけど、慣れてきたら忙しいときは「自分で着て!」と言われて自分で着ていたので、着物持っていないしもうなん十年も着てないけれど、読んでるとするする理解できるので「へえ、よかったね自分」。
結局、着物じゃなくていいとわかったけど。
そんなこんなで、いままで経験してきたこと、好んで入ったわけではない世界、職場でも
あれやこれやがあちこちでつながってきておもしろいと思える。
若い頃からいろんなことがわかっている優れたひともいるだろうが
わたしは小さい頃からトロくて物覚えわるく
いまごろようやくいろいろがわかったりつながったり
それもまた、悪くないのさ。
きょおは土曜日恒例の太極拳でした。
20年間ハワイアンフラ習ってて、習いつつほかにベリーダンスやボルダリングジム通い、さまざまな身体系のワークショップなどを経て、現在習いごとは
・健康教室:太極拳
・スタイルアップ:ピラティス
・心身気合:能楽
に落ち着いています。
フラの最後のほうは
ものすごさぼり病が出てきて
平日の終業後なんだけど、時間的に一旦家に帰るともう出たくない。
だもんでぎりぎりの時間まで職場にいても、行きたくなくなってしまう。
大学時代もそうとうさぼって(それで単位落として)
じぶんのさぼり病に落ち込んでいたのだけれど
ここ2年、どの習いごともじぇんじぇんさぼってない。
考察してみるに
太極拳:土曜日朝、家から徒歩圏内のところで気分的にも物理的にも行きやすい。それに身体によいこと実感しているから、サボる気がしない。
パーソナルトレーニング(昨年3か月間):
一対一で、自分の行ける日時を設定して、都合悪くなったら変更してもらえるのでサボリようがない。
マシンピラティス:ウェブで自分の都合の良いレッスンを選べる。都合悪くなったらキャンセルして別日を選べる。
能楽(仕舞、謡):パーソナルトレーニングと同じく、一対一で自分と先生の都合で日時を決めているから。
そうして、さぼりにくいシステムだったら自分、サボらないじゃん!
と自信にもつながった。
そして、フラはだいぶ嫌だったのね~、とも。
長年続けているからおいそれと辞めたくなかったし、
通っている教室の嫌なところがあって、別のところひそかに体験に行ってみても、納得できるとこなかったから、しぶしぶ続けていたけれど
・最初の10~15分くらい雑談
・他のスクールの否定話、以前いたひとの悪口を先生が言う
・ハワイの習いごとのはずなのに、日本的システムで先生の言うこと絶対
・ひとつの曲を深化させず、次から次へと新しい曲へ
・覚えの悪いひと(わたし含む)の先生の否定
が嫌だったなあ~。
それに比べて、いまの習いごとはすべて先生が根気よく、丁寧に教えてくれるし面倒くさい人間関係もない。
あれこれ彷徨った挙句、いまの習いごとたちに落ち着いて、とても嬉しいデス。
ファッションは意外だ
ファッションは派手だ
ファッションは自己表現だ
ファッションは隠れみのだ
ファッションはつつましやかだ
ファッションはたのしい
ファッションははがゆい
・・・なぜこゆことを言うかというと
美容室で読んだ雑誌で一目ぼれしたアクセサリを英国のショップから買った。
数日前に届いて喜び勇んでつけて仕事に行ったさ。
しかし、気に入った大きな銀の花びらは、先っちょが首を刺す
しかし、それもファッションの醍醐味さ!
と一日耐えたさね。
「冷凍庫を整理しましょう」と夫から言われ
取り寄せて冷凍していた「めじか鮭」つうのの塩漬け切り身を焼き、奈良の赤膚焼きのお皿、窯元で買い求めたものに乗せる。
飛騨高山からお取り寄せした米「ゆきまんま」を炊いて
ネットでの投稿で知ったWabisuke玉子ちゅうのを知って
取り寄せたので卵ごはん。
モリタ屋さんで買ったさいきんのお気に入り 源助大根ちゅうのの厚切りした皮を千切りにして飛騨の野菜で作ったポン酢とやらに漬けて放置していたもの、冷蔵庫にあった胡麻を100円ショップで買ってたおもちゃみたいなミニすり鉢でかるく摺ってあえたらうむ、いける。
そうそう、こないだ京都新聞で記事読んだ藤原納豆を昨日、大垣書店で入手したのでそれも。
今回は赤大豆のを買ったよ。
夫は和食食べへんし、わたしも基本洋食が好きなんでうちで和食はほぼ食べぬ。
ひさしぶりに食べるといいね、明日はぜったい腸の調子がいい。