大晦日に体調に異変を感じ、お正月3が日は、具合の悪い状態のまま過ごし、
4日に開いていた病院をようやく訪れました。
<目次>
1,病院は大盛況
近所の町医者でしたが、開院前に行ったのに、なかなかの込み具合。
病院というと、ご老人が多いのですが、今日はろーにゃくにゃんにょが揃っています。
座席はまだ少しありましたが
「な~に、私は微熱程度の軽症、立っていますよ」
と廊下の壁を背にもたれていました。
むしろあの集団の中に座っていたら、余計な病気をもらいそうです。
と、しばらくすると突然、大量の冷や汗が全身にどどーっと湧いてきて、
目の前が真っ暗になりました。
今さっき「立ってます宣言」をした私は、体を2つに折り、
額に玉の汗を浮かべて、急病人に変身しました。
看護師さんが飛んで来て、私を予備の椅子に座らせました。
2,やがて回復
その後トイレに行って用を足すと、復活しました(笑)。
この数日、食事をきちんと摂っていなかったこともあり、お通じがなかったのでした。
それはいかんと、朝の5時頃にピンクの小粒の錠剤を飲んだのでした。
それが突然に威力を発揮したようです。
普段ではこんなことはないのですが、たまたま体調の悪い時に
パワーの強い薬を飲んだせいでしょう。
余分な反応が体に出たようです。あーびっくりした。
3,検査の結果
「インフルエンザA型ですね」と判定用のツールを医者に見せられました。
なんてこった!高熱出てませんけど!
咳も殆どないし、喉が痛いのと微熱くらいなんですけど!
「もう発症して5日目なので、特効薬も殆ど効かないかもしれませんが、
出しておきます。普通の風邪薬も」
私は失意のずんどこに落ちて、ずんどこ節を踊りながら会計を済ませました。
普段から出歩くときは未だにマスクをして、店舗に入るときは手の消毒をしているし、
外食はめったにしないし、年末に忘年会はしなかったし、いつ感染したんでしょうか。
今回はインフルの野郎にしてやられました。
4,調剤薬局へ行く
調剤薬局で、件の特効薬とやらを見せられました。
「説明してもいいのですが、今ここで吸引されますか?」
「・・・はい」なんだか目薬のような容器に入ったものを渡され、
それを「急いで口で吸え!」というのです。
私の脳裏にスネイクマン・ショーの伊武雅刀さんの声がこだましました。
息を吐いて、その目薬的な容器をくわえて吸い上げると、
微粉のようなものが喉の奥に入っていきました。味はしません。
それを2つの容器で計4回、急いで口で吸うと、ようやく解放されました。
「これが、もはや効かないかも知れない特効薬か・・・」と感慨深く、
薬局をあとにしました。
5,その後
職場に電話して休みをもらうと、とにかく寝ていました。
食事のときは妻に感染しないように離れて食べ、
洗面所などを使ったら消毒スプレーをかけ、寝る時もマスクをして寝ていました。
マスクを1日中していると、マスクの鼻のあたりに入っている針金のせいか、
鼻の奥のあたりに鈍痛がして、気持ち悪くなります。
マスクを上下逆さにすると、ヒダヒダがしっくりしません。
もっとふんわり優しいマスクはないのか?
そのとき枕元で、かつての首相が私にほほ笑みかけました。
そうだ!あれだ!私は一応とってあった、2枚しか配られなかった伝説のアイテム
アベノマスクを取り出しました。
なんて優しい肌ざわり。アベノマスク最高!
その後の増税めがねに比べりゃ、あんたはなかなか立派な首相だったよ!
とにかく終始マスクをしたのと、幸い咳が出ないので、
家の中にウイルスがまん延しなかったのかもしれません。
妻がワクチンを打っていたこともあってか、
妻には今のところ感染していないようです(本人談)。
ということで、この正月はリアル寝正月だったわけで、
生まれてこの方、最もつまらないお正月でした。
インフルエンザのワクチン、次の冬は機会があったら接種したいと思います。
それにしても寝てばかりで、たまに飯を食うためごそごそ起きてくる私を、
うとましそうな目で見る我が妻。
在宅介護老人の気分を、一足早く味わった気がしました。
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