皆さん、Mac OS Xで、ファイルをPDFとして保存したいとき、どのような方法を使っていますか?
方法は、いくつかあります。たとえば、使っているアプリに「ファイルをPDFとして保存する」機能があるかもしれません。また、Adobeの『Acrobat』を使う手もあります。しかし、Mac OS Xであれば、特別なアプリを使わなくても、OSの標準機能を使ってファイルをPDFとして保存できるので、その方法を紹介します。
方法は印刷するのと似た手順で、以下の3ステップです
ステップ1.
使っているアプリの印刷コマンドを実行します。ショートカットキーは、command+pです。
ステップ2.印刷ダイアログの左下にある[PDF]ボタンをクリックするとメニューが表示されます。この中から[PDFとして保存...]を選択します。
ステップ3.保存ダイアログが表示されるので、PDFファイルの保存先を決定します。
これで、ファイルをPDFに変換して保存できました。凝ったことをしないのであれば、どんなアプリでも同じ手順でPDFとして保存できます。
同じメニューの[プレビューでPDFを開く]を選択すると、プレビューで仕上がりを確認したあと、ファイルとして保存することもできます。また、Evernoteをインストールしていれば、[PDFをEvernoteに保存]のコマンドもあるはずです。これを実行すると、PDFが添付された状態で新しいノートが作成されます。ウェブページなどをPDFに変換して保存したい場合などに使えるはずです。
この機能は昔からあるので、ご存じの方も多いかもしれません。知らなかったという方は、簡単に使えるので活用してください。
(傍島康雄)
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