三橋節子没後50年で回顧展 生死のはざまで描いた家族愛
三橋節子没後50年で回顧展 生死のはざまで描いた家族愛
早世の日本画家、三橋節子をしのぶ展覧会「没後50年 三橋節子回顧展 野草から家族への想いを描いて」が、大津市の三橋節子美術館で開催中だ(5月25日まで)。初期から晩年までの絵画や資料など計100点を通し、生と死のはざまで筆を振るい続けた壮絶な画業を味わえる。
利き腕を切断
目玉をしゃぶる男の子、竜がまとわりつく女、大きな鐘。琵琶湖を舞台とする伝承をモチーフにした作品「三井の晩鐘」(1973年)は…
