LIFESTYLE / TRAVEL

家族で訪れたい、世界最高のファミリーホテル8選

世界各地のリゾートから、子どもも親もしっかり休暇を満喫できる、とっておきのファミリーフレンドリーなホテルを厳選して紹介! モルディブ、ハワイ、モロッコ、タイほか。

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【モルディブ】ヴァッカル モルディブ(Vakkaru Maldives)

ヤシの木が茂るジャングルがそびえ立つプライベートアイランドにホテルを構えるヴァッカル モルディブ。家族連れから高い人気を誇り、その需要の高さから、現在、隣接する新しいビーチヴィラを建設中だ。

豊かな海がすぐ目の前に広がるこのホテルでは、ウォータースポーツ体験を提供しており、ウミガメやマンタとシュノーケリングを楽しむことができる。キッズクラブには、水泳が得意でない子どもでも楽しめるパドリングプールがあり、かわいらしいミニサイズのビーチチェアも用意されている。

日替わりのアクティビティが用意されているだけではなく、雨の日のための代替スケジュールがあるのも嬉しい。卓球台、ビリヤード、スポーツ中継を流すテレビ画面などがあるココナッツ・クラブでは、ティーンエイジャーが大喜びすること間違いなし。

【ハワイ】コナ ヴィレッジ ア ローズウッド リゾート(Vakkaru Maldives)

ハワイ島には魅力的な高級リゾートが数多く点在しているが、家族旅行にぜひおすすめしたいのが、コナ ヴィレッジ ア ローズウッド リゾートだ。デザインとロケーションの素晴らしさはもちろん、温かく、プロフェッショナルなスタッフたちのサービスが思い出をより良いものにしてくれる。

ホテル内にはキッズクラブがあり、子どもたちが喜ぶアクティビティが多く用意されているほか、家族向けのプールや卓球などの球技を楽しめる屋外ゲームエリアも人気だ。

【タイ】フォーシーズンズ コサムイ(Four Seasons Koh Samui)

料理教室やムエタイ・キックボクシングのクラス、シュノーケリングやスパ・セッションなど、子どもたちを飽きさせないアクティビティも充実しているフォーシーズンズ コサムイ。4歳から12歳までは、親が同伴する必要もなく、子どもたちが遊んでいる間に親がのんびりくつろぐことができる。

どのプールヴィラもプライバシーを考慮して建てられており、ファミリーヴィラにはベビーベッドを持ち込むことも可能。スイートだけでなく、エントリープライスのヴィラにも、広々とした屋外デッキ、ゆったりとしたプールが完備されているのも嬉しい。

【インド】スジャン ジャワイ ホテル(SUJÁN JAWAI)

サファリへの旅行を計画しているなら、インド・ラジャスタン西部にあるスジャン ジャワイ ホテルをチェックしてほしい。夜明けとともに、サファリ探索へ出かけ、日の出とともにヒョウの雄大な姿を眺めることができる。何百種類もの鳥やワニが生息する湖畔でティータイムを楽しんだ後に、キャンプに戻って朝食をいただく、非日常的な体験が楽しめる。

ここまでは大人向けだが、このホテルでは、小さなゲストたちが喜ぶエキサイティングなアクティビティも数多く用意されている。子ども向けの子グマ小屋や絵画教室、年配の人たちのためのトラッキング、ブッシュクラフトのワークショップ、さらに写真撮影のレッスンやバードウォッチングなど、ラインナップも豊富だ。

【モロッコ】フェアモント タガズーベイ(Fairmont Taghazout Bay)

バターのような砂浜と色とりどりの夕日をゆっくり眺めながらの休暇を楽しめるモロッコのフェアモント タガズーベイ。ほぼ一年中太陽が降り注ぐここでは、サーフィンのレッスンが提供されており、館内には日本食レストランもある。ジム、ヨガ、メディテーションガーデン、サウナ、筋肉をほぐすマグネシウムプール、極上のハマム(中東地域の伝統的な公衆浴場)などを備えた3階建てのスパは、子育て中の逃避行にはうってつけだ。ナチュラビセのフェイシャルで肌のコンディションを回復させ、ボディマッサージでエネルギーバランスを整え、トラディショナルなハマムでは家族全員でリフレッシュすることができる。

【コスタリカ】アレナス デル マール(Arenas del Mar)

“熱帯雨林と海が出会う場所”と言われるコスタリカの緑豊かな自然保護区に位置するアレナス デル マール。野生動物に囲まれたこののんびりとした隠れ家は、美しい海と砂浜に囲まれた絶景と、持続可能なシステムの構築でライバルのリゾートを凌駕している。海が見える丘の中腹に建つ38のスイートを擁するこのブティックビーチリゾートの特別な点は、ロマンチックな逃避行だけでなく、子どもの年齢に関係なく家族での冒険にも適していることだ。

このホテルの敷地内には、多様な生物が生息しており、チェックイン後、ここを離れる必要はほとんどない。到着したときから、陽気なスタッフがゲストを木の上でうたた寝しているナマケモノや、オマキザルやリスザルを案内してくれる。アクティビティも豊富で、無料のサステナビリティ・ツアーに申し込めば、環境に配慮したホテルの裏方を覗き見ることもできるし、トルティーヤ作りが学べる教室なども開催されている。

【南アフリカ】ボッシェンダル ファーム エステート(Boschendal Farm Estate)

フランシュフックは、ワールドクラスのワインと先進的なレストランが集まる美食の中心地として知られる街だ。ここには、広大な農場や次世代のオーガニック農園などが点在しているが、その中でも最も古く、美しく広大な敷地面積を誇るのがボッシェンダル ファーム エステートだ。敷地内には、歴史を感じるコテージ、エレガントなスイート、家族連れにちょうどいい4ベットルームのオーチャード・コテージなどがある。プラムの果樹園とブドウ畑に囲まれ、パール・ロックとフランシュフック峠まで見渡せる各宿泊部屋には、ミニキッチン、薪ストーブ、デイベッドのあるベランダが完備されている。

このアドベンチャー・センターでは、4歳から14歳までの子どもたちが参加できる持続可能性を考慮して考えられたさまざまなアクティビティが用意されており、ガーデニング、採集、炭火を使った料理、お菓子作り、アップサイクルアート&クラフトなどを体験することができる。

【ドバイ】ワン アンド オンリー ザ パルム(One&Only The Palm)

ドバイでは誰も「ノー」と言わない。ビーチに面した土地がなくなれば、別の島を作り、新しい砂を運び込むだけだ。アラビア海に突き出た人工の半島は、ホテル並みの大きさの全面ガラス張りのヴィラや小都市並みのホテルで埋め尽くされている。しかし、パームの一番端にあるのは、ちょっと意外なオアシスだ。鳥のさえずりとアマガエルの鳴き声が響き、ウサギが芝生を駆け巡り、キツツキが木を叩く、そんな場所がドバイにもあるのだ。

キッズクラブは、おもちゃでいっぱいのスリル満点の秘密基地のようになっているが、ビーチで水遊びをしたり、テニスコートでゲームをしたり、ヘナペイントを楽しむこともできる。

Text: Sarah Leigh Bannerman Adaptation Editor: Sakura Karugane
From CONDENAST TRAVELLER

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