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ポジティブ回路

「楽しく生きること」が人生の目標。いかにモチベーションを上げるかを日々追求する、ポジティブ人間の足跡。

AL-MailからGmailへ移行

2008年02月08日 | Windows Tips
GmailがIMAPに対応したらしいということで、長年使い続けたAL-MailからGmailへと過去のメールボックスの移動を試みました

メールの移行のために、ThunderbirdというIMAPに対応したメールソフトであり、最近熱いフリーソフトを使用します。
(詳しくは http://thunderbird.geckodev.org/)


メールボックスの移行には
AL-Mail→(pop3サーバ化)→Thunderbird→(IMAP)→Gmail
の流れを取ることにします。

なぜこのような回りくどいやり方をするかというと、

1.日本語の含まれている件名、Subject、差出人の文字化けを回避する
2.過去のメールが現在の時刻で取り込まれてしまうことを回避する

以上2つの目標を達成するためです。

AL-Mailから出力できるmbox形式で受け渡しを行うと、Subjectに含まれている日本語がMIMEエンコードされず転送側で文字化けしてしまいます。
いろいろと試しましたが、これを回避する方法は、「AL-MailをPOPサーバー化して再受信する」という荒業を用いる以外に良い方法が見つかりませんでした。


・AL-Mail側の設定

AL-Mailをpop3サーバー化するプラグインALPopSをインストールする。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007478/almail/index.html

まず、ダウンロードしたファイルを解凍する
次に、プラグインディレクトリ(C:Program Files\Almail32\Plugins)へ AlPopS.dllをコピーする。

ALPopSの設定方法
1.AL-Mailを起動し、ツール->プラグイン・オプション->Al-Mail POP3 Serverを選択する。
2.サーバの設定タブを開き、POP3ポート番号を(123とか適当に)指定する。
3.X-POP3-Nameヘッダを付加しないにチェックを入れる
4.アカウントの設定タブを開き、メール移行元のフォルダをメールボックスとして指定する。(例えば、郵便受けとか)
5.AL-Mailを再起動する。


・Thunderbird側の設定

1.新規作成->アカウントを追加
アカウントウィザード -> メールアカウントをチェック -> 次へ

2.メールサーバの種類 -> POPを選択し、メール受信サーバーをlocalhost(もしくは127.0.0.1)とする。
差出人情報とメールアドレスについては、Thunderbirdを今後も使う予定がなければ適当なものでいい。

3.サーバの設定で、ALPopS側で指定したポート番号を指定する。(上記の例ではport:123)

4.「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」のチェックボックスにチェックを入れる。
これをチェックしないと転送元であるAL-Mail側のメールがゴミ箱に入ってしまい焦ります。

以上で移行のための準備は終了です。

Thunderbird側でメッセージを受信すると、AL-MailのメールボックスからThunderbirdのメールボックスにメールが転送されます。

・Gmailへメールフォルダの移動

ThunderbirdにGmailアカウントを登録してIMAP経由でメールを転送します。
このとき、Gmail側でIMAPの接続を許可する設定にしてあることが必要です。

1.サーバ名(S):imap.gmail.com
2.ポート名(P):993
3.ユーザ名(N):xxxxxx@gmail.com
4.セキュリティ設定のSSLを使用する(L)にチェック

あとは、受信トレイからドラックアンドドロップするだけです。
メールフォルダが複数ある場合は多少面倒ですが、数回同じ作業を繰り返します。

Gmail側で抜け落ちたメールがないことを確認して以降作業は終了です。

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