GmailがIMAPに対応したらしいということで、長年使い続けたAL-MailからGmailへと過去のメールボックスの移動を試みました
メールの移行のために、ThunderbirdというIMAPに対応したメールソフトであり、最近熱いフリーソフトを使用します。
(詳しくは http://thunderbird.geckodev.org/)
メールボックスの移行には
AL-Mail→(pop3サーバ化)→Thunderbird→(IMAP)→Gmail
の流れを取ることにします。
なぜこのような回りくどいやり方をするかというと、
1.日本語の含まれている件名、Subject、差出人の文字化けを回避する
2.過去のメールが現在の時刻で取り込まれてしまうことを回避する
以上2つの目標を達成するためです。
AL-Mailから出力できるmbox形式で受け渡しを行うと、Subjectに含まれている日本語がMIMEエンコードされず転送側で文字化けしてしまいます。
いろいろと試しましたが、これを回避する方法は、「AL-MailをPOPサーバー化して再受信する」という荒業を用いる以外に良い方法が見つかりませんでした。
・AL-Mail側の設定
AL-Mailをpop3サーバー化するプラグインALPopSをインストールする。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007478/almail/index.html
まず、ダウンロードしたファイルを解凍する
次に、プラグインディレクトリ(C:Program Files\Almail32\Plugins)へ AlPopS.dllをコピーする。
ALPopSの設定方法
1.AL-Mailを起動し、ツール->プラグイン・オプション->Al-Mail POP3 Serverを選択する。
2.サーバの設定タブを開き、POP3ポート番号を(123とか適当に)指定する。
3.X-POP3-Nameヘッダを付加しないにチェックを入れる
4.アカウントの設定タブを開き、メール移行元のフォルダをメールボックスとして指定する。(例えば、郵便受けとか)
5.AL-Mailを再起動する。
・Thunderbird側の設定
1.新規作成->アカウントを追加
アカウントウィザード -> メールアカウントをチェック -> 次へ
2.メールサーバの種類 -> POPを選択し、メール受信サーバーをlocalhost(もしくは127.0.0.1)とする。
差出人情報とメールアドレスについては、Thunderbirdを今後も使う予定がなければ適当なものでいい。
3.サーバの設定で、ALPopS側で指定したポート番号を指定する。(上記の例ではport:123)
4.「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」のチェックボックスにチェックを入れる。
これをチェックしないと転送元であるAL-Mail側のメールがゴミ箱に入ってしまい焦ります。
以上で移行のための準備は終了です。
Thunderbird側でメッセージを受信すると、AL-MailのメールボックスからThunderbirdのメールボックスにメールが転送されます。
・Gmailへメールフォルダの移動
ThunderbirdにGmailアカウントを登録してIMAP経由でメールを転送します。
このとき、Gmail側でIMAPの接続を許可する設定にしてあることが必要です。
1.サーバ名(S):imap.gmail.com
2.ポート名(P):993
3.ユーザ名(N):xxxxxx@gmail.com
4.セキュリティ設定のSSLを使用する(L)にチェック
あとは、受信トレイからドラックアンドドロップするだけです。
メールフォルダが複数ある場合は多少面倒ですが、数回同じ作業を繰り返します。
Gmail側で抜け落ちたメールがないことを確認して以降作業は終了です。
メールの移行のために、ThunderbirdというIMAPに対応したメールソフトであり、最近熱いフリーソフトを使用します。
(詳しくは http://thunderbird.geckodev.org/)
メールボックスの移行には
AL-Mail→(pop3サーバ化)→Thunderbird→(IMAP)→Gmail
の流れを取ることにします。
なぜこのような回りくどいやり方をするかというと、
1.日本語の含まれている件名、Subject、差出人の文字化けを回避する
2.過去のメールが現在の時刻で取り込まれてしまうことを回避する
以上2つの目標を達成するためです。
AL-Mailから出力できるmbox形式で受け渡しを行うと、Subjectに含まれている日本語がMIMEエンコードされず転送側で文字化けしてしまいます。
いろいろと試しましたが、これを回避する方法は、「AL-MailをPOPサーバー化して再受信する」という荒業を用いる以外に良い方法が見つかりませんでした。
・AL-Mail側の設定
AL-Mailをpop3サーバー化するプラグインALPopSをインストールする。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007478/almail/index.html
まず、ダウンロードしたファイルを解凍する
次に、プラグインディレクトリ(C:Program Files\Almail32\Plugins)へ AlPopS.dllをコピーする。
ALPopSの設定方法
1.AL-Mailを起動し、ツール->プラグイン・オプション->Al-Mail POP3 Serverを選択する。
2.サーバの設定タブを開き、POP3ポート番号を(123とか適当に)指定する。
3.X-POP3-Nameヘッダを付加しないにチェックを入れる
4.アカウントの設定タブを開き、メール移行元のフォルダをメールボックスとして指定する。(例えば、郵便受けとか)
5.AL-Mailを再起動する。
・Thunderbird側の設定
1.新規作成->アカウントを追加
アカウントウィザード -> メールアカウントをチェック -> 次へ
2.メールサーバの種類 -> POPを選択し、メール受信サーバーをlocalhost(もしくは127.0.0.1)とする。
差出人情報とメールアドレスについては、Thunderbirdを今後も使う予定がなければ適当なものでいい。
3.サーバの設定で、ALPopS側で指定したポート番号を指定する。(上記の例ではport:123)
4.「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」のチェックボックスにチェックを入れる。
これをチェックしないと転送元であるAL-Mail側のメールがゴミ箱に入ってしまい焦ります。
以上で移行のための準備は終了です。
Thunderbird側でメッセージを受信すると、AL-MailのメールボックスからThunderbirdのメールボックスにメールが転送されます。
・Gmailへメールフォルダの移動
ThunderbirdにGmailアカウントを登録してIMAP経由でメールを転送します。
このとき、Gmail側でIMAPの接続を許可する設定にしてあることが必要です。
1.サーバ名(S):imap.gmail.com
2.ポート名(P):993
3.ユーザ名(N):xxxxxx@gmail.com
4.セキュリティ設定のSSLを使用する(L)にチェック
あとは、受信トレイからドラックアンドドロップするだけです。
メールフォルダが複数ある場合は多少面倒ですが、数回同じ作業を繰り返します。
Gmail側で抜け落ちたメールがないことを確認して以降作業は終了です。