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ガラスを電子レンジで溶かすことが出来るってご存じですか？

もちろん、ガラスを溶かすには700度以上にしなければならないので、普通にやったら溶けません。
高熱を確保するには、それなりのものが必要になります。
でも、電気炉は高くておいそれと手が出ません。

そこで、大それた機械を使わずに、電子レンジを使って家庭で比較的手軽にガラスを溶かせる炉が、これです。

その名も「GOEMON」！？


30m先に見た生の江口洋介氏は、テレビで見るより顔が小さくてスラッと長身でかっこよかった。

ではなくて、

「５エモン」です。



これを電子レンジに入れて、５～６分「チン！」すると、ガラスが溶けてガラス玉になります。
では、その作り方を説明します。

まず、５エモンのふたを取り、専用の紙を敷いたあと、ガラスを配置します。


次に、電子レンジに入れてフタをします。


700Wに合わせて５～６分。５エモンの中が真っ赤になっています。


５エモンを電子レンジから取り出し、耐熱タイルの上にのせます。このとき、素手で扱うとやけどをしますので、耐熱性のある手袋をはめて作業しましょう。
また、赤く光った丸い穴からの熱気にも注意しましょう。


様子を見るためにちょっとあけてみます。これだけでも赤く溶けて光っているガラスからの放射熱でやけどしそうです。


急速に冷すとガラスにヒビが入ったり、５エモンが壊れたり、誤ってさわってしまったりしたらやけどをしますので、ガラスが冷めるまで、１時間ほど放置しておきます。赤く光っているときは間違いなく熱いというのはわかりますが、光らなくなってもまだかなり熱いですから、十分に気をつけましょう。


できあがったガラス玉。

見事に丸くなっています。
本当は、形を残したまま溶けてほしかったのですが、時間が長すぎたようです。ある一定の時間のあと、一気に溶けるのと、ガラスによって違う溶け始める時間や途中を見ることが出来ないので、思ったように形を残すのは、なかなか難しいです。

でも、１時間もあれば、このようなガラス玉を作ることが出来ます。
手作り小物のワンポイントにいかがでしょう！？


アートボックス・ミニ「5エモン」