初めてデブサミに参加しました。良い話しばかりで「ためになるな〜」と思いました。でも、それで終わっちゃいけない。なぜなら、デブサミの開催概要にはこう書いてあります。
デブサミ第1章(2003~2012)は共感を大きなテーマにおいて開催してましたが、デブサミ第2章(2013~)は、Action!をテーマに開催していきます!
... (中略) ...
Action!をシェアすることが、受講者の皆様やプロジェクトチームのAction!を促し、結果、社会を善にする鍵になると信じて!
ということで自分自身のActionは、「 MBaaSを中心としたアプリのコードを書く。そのフィードバックを記事にする。」です。 その考えに至った理由を次に書いていきます。
焦点はモバイルアプリ開発とクロスプラットフォーム
次のセッションをうけました。
- 【13-D-1】JavaからJavaScriptへ!HTML5適用から見えた次世代業務アプリケーション
- 【13-C-2】iOS/Android/Windowsストア・アプリのハイブリッド開発における限界と可能性
- 【13-C-4】iOSにAndroid、百花繚乱モバイル開発環境を比較する
- 【13-C-6】XamarinとVisual Studioでまとめて作るiOS/Android/Windowsアプリ
理由は2点あって、1点目はモバイルアプリ開発をするにあたって、クロスプラットフォームどうするんだというところでした。
というのも、仕事でもちょこちょこ Android と iOS をやってますが、大体両方やりたいというところが多い。加えて最近は Windows 8 タブレットの案件もチラホラでてきたり。
で、今までクロスプラットフォームどうしてたかというと、大体 WebView でやって、オフライン使いたいという場合はローカルにHTML 保存したり、HTML5 のアプリケーションキャッシュつかったりという感じ。
でも、センサー使ったりしたい場合はHTMLだけだと詰まるので Phone Gap やら Cordova やったけど、面倒くさい。そもそも WebView 以外の選択肢は無いか考えていた。
2点目は、アーキテクチャどうするんだというところ。ここからは全部イメージなので間違ってるところもあると思いますが、今までのアーキテクチャは大体こんな感じ。サーバー側で全部やっちゃう。
んで、最近のアプリはこんな感じ。Viewをクライアント側に持ってくる。
さらにこれからは次のような感じになると思う。サーバー側の実装は無くなり、MBaaSに置き換わる。すべてのロジックはクライアント側に集約される。
そうすると、次のようにクロスプラットフォームの場合それぞれコード書くのか?という問題が出てくる。
その解として Xamarin を使用したクロスプラットフォーム開発を勧めたい。
今のところ、本当にこんなキレイに出来るかわからないけど、コードを書いて実証していきたい。
サーバーサイドの実装は、MBaaS を使用すれば本当にゼロになるかというと今のところは難しい気がしている。でも、どんどん楽になっているのは確かで、NIFTY Cloud mobile backendはプッシュ通知だけでなく、会員管理・位置情報・データストアのAPIをそろえている。「【13-B-6】mobile backend活用事例から見る「これからのスマホアプリ開発とクラウドの展望」」を聞きたかったんだけど Xamarin とかぶってしまったので、 Xamarin を優先した。
まとめると、Xamarin で上記アーキテクチャが実現できるかどうかコードを書くことと、これからも MBaaS の情報は追っていきたい。
中村洋さんのセッション
- 【13-A-5】成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント
中村さんはDevLOVE関西に所属しており、DevLOVE仙台としてどんな話しをされるか気になったので聞いてみた。
ハッとしたことは次のドラッカー風エクササイズ。
ドラッカー風エクササイズ
1:自分は何が得意なのか?
2:自分はどうやって貢献するつもりか?
3:自分が大切に思う価値はなにか?
4:チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?
アジャイルサムライ P34より
そういえばアジャイルサムライに書いてあったなと読み返したりしていた。中村さんが何故会社を辞めてフリーになったかという話しもあり、「少しでも現場をよくしたい」というのは私も同じで共感できました。
自分が出来ることは blog なり記事なりで、誰かの役に立つように情報を発信し続けることも大事かなぁと感じた。
PaaS は必要か否か?
- 【14-E-7】デブサミ2014版プロレス as a Service ~ PaaS(【レフリー&司会】川田大輔)
PaaS も成長するので、PaaS が不要になる時は PaaS の成長が鈍化して、時代に追いつかなくなる時ではないだろうか。 #devsumi #devsumiE
— 山本誠樹/Masaki Yamamoto (@nnasaki) 2014, 2月 14
PaaS については、前述した MBaaS もその一つだと思っているのでもちろん必要だと自分は思ってるし、これからも必要だと思ってる。
そんな、PaaS の話しより、WIndows Azure が気になっているので、MS 平野さんの言動に注目していた。
おれはなにしにきてたんだっけ? #devsumi pic.twitter.com/XJVjNPSOIv
— 山本誠樹/Masaki Yamamoto (@nnasaki) 2014, 2月 14
ラウンドガールとデレデレな MS 平野さん。デブサミにて。アップで撮れなかったのが残念。 #devsumi #azurejp #jazug pic.twitter.com/txWuBgYX4J
— 山本誠樹/Masaki Yamamoto (@nnasaki) 2014, 2月 14
プロレスなのでラウンドガールがいました。現役のレースクイーン。E会場なのでEカップ!ということでかわいかった。もっと前に座ればよかった。
韓国の話は知らなかったわー。by 平野さん http://t.co/7JGta7ohPa #devsumi #devsumiE #jazug #azurejp
— 山本誠樹/Masaki Yamamoto (@nnasaki) 2014, 2月 14
韓国の話の時に日本DC立ち上がるから売り上げ上げないとヤバイって言ってたのと、今月末って何か言ってたような。
#devsumi #devsumiE #jazug #azurejp
— 山本誠樹/Masaki Yamamoto (@nnasaki) 2014, 2月 14
MSKK も会社だし、米国の子会社なんだよなぁと何となくしみじみ感じた。あとはなんかポロっと言ってた気がするけど、どうなんだろ?聞き間違いだった気もするし、雪のせいで Ask The Speaker もなかったので問い詰められなかったのが残念。
まとめ
ということで、冒頭にも書きましたが、自分自身のActionは、「 MBaaSを中心としたアプリのコードを書く。そのフィードバックを記事にする。」です。
先のアーキテクチャ通りになるかどうかはわかりませんが、Xamarin を使いつつ、MBaaS は Windows Azure モバイル・サービス を中心にいろいろ試していき、その結果を blog や記事にしていきます。それが自分の糧となり、誰かの役に立てばさらに嬉しい。そして、Windows Azure は本当にいいサービスなので使う人が増えるといいなぁと思います。
Action には Goal も必要だと思いますが、来年スピーカーとして立てれば良い Goal だと思います。