もういい歳したおっさんですが、数学熱が再燃しています。
きっかけが数学を用いた小説(浜村渚の計算ノートや数学ガール)を
読んだことなのですが、みなさんのおすすめがありましたら紹介して
いただけないでしょうか?
数学ガールのようにガリガリ計算式が登場してもいいですし、
しなくてもかまいません。
宜しくお願いいたします。
「和算」という、独特の分野があります。
http://www.wasan.earth.linkclub.com/zosyo/novel.html
に沢山のっていますが、最初にでてくる「算法少女」はよみやすいです。
「和算」という、独特の分野があります。
http://www.wasan.earth.linkclub.com/zosyo/novel.html
に沢山のっていますが、最初にでてくる「算法少女」はよみやすいです。
浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)
浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 (講談社文庫)
代数は登場しないけれど。
博士の愛した数式 あんまり数式出てこないか。
物理寄りですが、おすすめです。
全5巻解きながら読むとより楽しいかも。
博士の愛した数式を書いた小川洋子さんと数学者の方との対談。
数学に興味なかった、いやむしろ嫌いでしたが、この本を読んだら親しみがわきました。
数学って美しいなあと。
暦の話の天地明察も数学ジャンルかな。
数式は登場しないですが、当時使われていた暦の問題を数学をする主人公が解決する話です。
「直感でわかる微分積分」(畑村洋太郎)。
「数学的にありえない」
Amazon.co.jp: 数学的にありえない〈上〉: アダム ファウアー, Adam Fawer, 矢口 誠: 本
確率論とラプラスの悪魔がネタになってます。
「数学女子」という漫画が面白いです。数学好きにはクスリと来るネタが満載です。
数学のテキストはお好みではないのですか?
所詮数学の一端でしかありませんし。
アカデミックな括りでは文系です。科学史好きでそっちから再燃したクチです。おっさんです。
思いつくままに以上です。
奇人的なエピソードがやはり私のような素人には一番分かりやすいですよね。放浪の天才数学者エルディシュ」。手前味噌ながら過去の紹介記事を。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040907/p1
青春小説ですが
「お任せ!数学屋さん」 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130718/p3
矢野健太郎(漫画家に非ず)さんの本もおもしろいです。
数学読み物では、大村平さんがおすすめです。工学系寄りで、実際の現象と結びつけた説明が豊富なのが特徴です。
確率のはなし―基礎・応用・娯楽 (Best selected business books)
統計のはなし―基礎・応用・娯楽 (Best selected business books)
数学者の伝記はいかがですか。でてくる数式は理解できないものが多いですが、それ以外の生い立ちや政治活動がおもしろく、彼らの息遣いが伝わります。ついでに、理論物理学者の伝記も。以下に記した本はどれも大著ですが定番と言われている本であり、彼らの精神を感じられます。
『ガウスの生涯―科学の王者』
『ヒルベルト――現代数学の巨峰』
『クーラント―数学界の不死鳥』
『フラクタリスト――マンデルブロ自伝』
『チューリング』
『ケプラーとガリレイ』
『リーマン 人と業績』
『ライプニッツの普遍計画―バロックの天才の生涯』
『アンリ・ポアンカレ』小堀憲
『闘いの世紀を生きた数学者 - ローラン・シュヴァルツ自伝』
『放浪の天才数学者エルデシュ』
『アンドレ・ヴェイユ自伝』
『数学者の孤独な冒険』グロタンディーク
『ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡』ジョン・ナッシュ伝記
『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』コクセター伝記
『記憶の切繪図―七十五年の回想』志村五郎
『天上の歌―岡潔の生涯』
『数学をつくった人びと』
『数学人群像―プロファイルとインタビュー』
『アメリカの数学者たち』
理論物理学者
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
『神は老獪にして…-アインシュタインの人と学問』
『宇宙をかき乱すべきか』フリーマン・ダイソン
『マクスウェルの生涯』
『部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話』ハイゼンベルク自伝
『不確定性―ハイゼンベルクの科学と生涯』
『線文字Bを解読した男―マイケル・ヴェントリスの生涯』数学と言語学は似てるので
「数学者の孤独な冒険」はグロタンディークの希望により絶版。古本は1万円越えるので、図書館で借りて複写しました。
「アンリ・ポアンカレ」は国会図書館にしかないので複写郵送。
うちにある本はこれくらいですが、まだまだたくさん数学者の伝記はありますよ。
いっそ普通に数学したほうが、気が晴れるとおもいます。
小説等はいつでも読むことはできますし、数学をより深く知ることで含蓄深く感動できると思います。
たとえば、「数学は言葉」などのmath series
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=math+stories%E3%80%80%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%B3%E6%9B%B8
志賀 浩二著の「大人のための数学」シリーズなど
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6+%E5%BF%97%E8%B3%80+%E6%B5%A9%E4%BA%8C&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6+%E5%BF%97%E8%B3%80+%E6%B5%A9%E4%BA%8C
数学を方法として現象を表現する「物理学や情報工学」もいいかと思います。
おすすめは「解析力学」、ラグランジュ方程式やネーターの定理を理解すると、深く大きく感動できると思います。
※手を動かして理解しないと、感動できないと思います。
小室直樹先生の著書は、論理的にとても勉強になりました。
例えば、「これは必要だ」という場合、それは論理的には正しいということだったり、「必要だが、充分ではない」とか「必要であり充分である」といった必要充分条件についてだったりが学べました。
数学は、純粋に論理学ですが、数学ができる人でも言葉となると論理矛盾に陥ることがあることや、その他諸々、学べます。
おすすめです。
グッドウイルハンティング
小説はないですが、最近読んだものから。
仕事がバタバタしていてコメントできずすみません!
その間にこんなにたくさんご紹介いただいて驚きました。
色んなジャンルのを紹介いただいて嬉しいです。
教えて頂いたのはノートにメモして、本屋に行く時に
意識してみてみますね。読みやすそうな物から読んでみます。
「算法少女」という青少年向け小説もあったのを思い出した
2014/07/07 15:28:23https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%97%E6%B3%95%E5%B0%91%E5%A5%B3_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
2014/07/07 15:30:17https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%97%E6%B3%95%E5%B0%91%E5%A5%B3