いつもはデジタルカメラで写真を撮っている私ですが、この日はフィルムカメラに持ち替えてフォトウォークしてきました。
写真をちゃんと撮り始めてからはデジタルカメラしか使っていないので、初めてのフィルムカメラってことになりますね~。
フォトウォークで使ったのは、この「写ルンです」。使い捨てカメラという手軽さも、デジタルではできないパッケージですね。
今週のお題「雪」
フィルムカメラで撮ってみて感じたこと
フィルムカメラ(写ルンです)でフォトウォークしていて感じたことは、カメラとしての機能がシャッターボタンを押す事以外ないため「道具に振り回されない⇒撮ることだけに集中できる⇒場の雰囲気を楽しめる」ってことでした。デジタルカメラを使い慣れていると、カメラを操作している時間がけっこうあるんですよね。設定をあれこれ変えたり、写した後の写真をモニタで確認してみたり。人によっては、フィルタかけたりSNSにアップしたりとか?フィルムカメラには、そういう機能がそもそもない。とくに、撮った絵が確認できないことは、最初はやや不安なんだけど、そのうち「まあ、いいか」と思えてくる。これが面白い。 そう思えた頃から、周囲がよく見えるようになる。フォトウォークしている仲間とのおしゃべりも、より楽しめた気がします。
もうひとつ気づいたこと
もうひとつ、面白いなと気づいたことがある。
このフィルムカメラで撮った私の写真の仕上がり(プリント)を見た時に、自分自身が最初に感じたのは「やっぱり、これは私が撮った写真だよな」ってことでした。 たしかにフィルム特有の粒子みたいなものが独特の雰囲気を出してくれています。いかにもフィルムで撮りましたっていう雰囲気の。ただ、私らしさは滲みでちゃいますね。道具が変わっても、興味の対象とか、構図とか、そういう自分自身の趣味・嗜好は変わらないんですよね。写真を撮るというスタイル、被写体との距離感みたいなものは何も変わらない。それが結果に出ていて、すごく面白いと思いました。
自分の中で、フィルムカメラに対するハードルが少し下がりましたね。簡単に試せるという意味でも「写ルンです」というパッケージは面白いと思いました。
今回は初めてのフィルムカメラだったので、失敗しないように恐る恐る撮っていた部分も結果に出ていますね。もっと被写体に寄った写真もあってよかったよなあ、とかいろいろ後で思ったり。再チャレンジしてみたい。フィルムカメラで名古屋の街を撮り歩いたものを何枚かのせていきます。
▼洋食屋うおひろ
▼屋根神様(四間道・円頓寺界隈)
▼堀川
▼下園公園
▼NAGOYA INTERCITY
▼桜天神社
▼伏見駅入口
▼伏見駅周辺
以上が、フィルムで撮った写真でした。
昭和の雰囲気が漂う街並みなどは、特にフィルム写真との相性が良いと感じました。
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以下はデジタルカメラで撮った写真です。
私がやりたいのは「写真を撮るという体験なんだ」って再認識した一日でした。そこに道具やプロセスの違いは、それほど大きい壁ではなかったです。
以上。