Nov 10 2015
MacからVirtualBoxを使ってIEやWindowsを使用する際のTipsまとめ。
MacとWindows間でクリップボードを共有できる。共有できないとけっこうきつい。
設定はとても簡単で、VirtualBoxを起動し、一般を選択。
高度タブの「クリップボードの共有」を双方向に設定し再起動するとクリップボードを共有できる。
ついでに「ドラッグ&ドロップ」も双方向にしておくと便利かもしれない。ほとんど使ったことはない。。
上記の設定を行っているのも関わらず、クリップボードが共有できない場合がある。
そのような場合はGuest Additionsをインストールする必要があるようです。
詳しくは以下がとても参考になります。
Guest Additionsのインストール
ゲストOSを起動し、上ナビから「Devices」>「Install Guest Additions CD Image…」をクリックします。
すると自動的にCDイメージ内にメディアがマウントされますので、ダブルクリックしGuest Additionsインストールします。
インストールが完了したら、ゲストOSを再起動するとクリップボードの共有ができるようになっているはずです。
僕の場合はこれで解決できました。
ゲストとホスト間でフォルダを共有することができます。
VirtualBoxを起動し、一般を選択。
「共有フォルダ」タブを選択し、右端にあるフォルダアイコンをクリックします。
ポップアップが表示されるので、下矢印アイコンをクリックしその他を選択すると、好きなフォルダを指定することができます。
フォルダを選択したら、OKをクリックして設定完了です。
設定が完了したら、ゲスト側のフォルダパスに\\vboxsvr
と入力すると共有したフォルダにアクセスすることができます。
MacからWindowsにコピペする場合は、「Cmd+c」でコピーし「Ctrl+v」でペーストしなくてなりません。
WindowsからMacの場合はその反対のです。
これだとけっこう使いづらいので、Windowsのショートカットキーを変更してあげましょう。
まず、ホストキーを変更します。
ホストキーはゲストOS側からホスト側を操作することができる特殊なキーです。
初期設定では、ホストキーが左コマンドキーになっているので、これを右コマンドキーに変更してあげましょう。(好きなところでOKです。)
VirtualBoxの環境設定 > 入力と進み「仮想マシン」タブを選択します。
「ホストキーの組み合わせ」のショートカット欄をクリックし、右コマンドキーを入力し、OKをクリックします。
これでホストキーの変更ができました。
ショートカットキーの変更には、「KeySwap」というソフトを使用します。
ゲストOS側でKeySwapを検索しダウンロードします。
解答しKeySwapを管理者として実行で起動します。(なんかWindows8.1でlzhが解答できなかったのでLhasaというフリーソフトを使いました。
「キー名」に変更したいキーを入力し、「変換キー名」に変換後のキーを入力し終了をクリックします。
これでMac側と同じようにコピペすることができます。快適です。
modern.IEからIE8をインストールしサイトを表示すると、ゴシック系のフォントが入っておらず日本語がおかしな表示になってしまいます。
そこで、Macから適当にMS Pゴシックあたりを共有フォルダにコピーし、ゲスト側のフォントフォルダに入れてあげます。
Macのフォントは/Library/Fontsフォルダ内にあります。
\\vboxsvr
で共有フォルダーにアクセスし、フォントをコピーします。
次にc:\Windows\Fonts
にアクセスし、コピーしたフォントをペーストします。
これで再起動すると無事に日本語が表示されます。