にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
かき揚げそば(520円)
ゆで太郎の閉店以来路麺店のなかった鶴ヶ峰に期待の新店が誕生した。
駅から区役所のほうへ続く水道道を進み、駅前郵便局の向かい側。
カウンター席とテーブル席がいくつかの小さな店内ではあるが、食券を購入すると自動で厨房へとオーダーが伝わるシステムが珍しい。
カウンター席に陣取るとすぐに目の前でバチバチと音をたててかき揚げの調理がはじまった。生麺をゆでて、雪平でつゆを温め、かき揚げを揚げて...の大変な作業だがおひとりでスムーズにされている。
さて出来上がったおそばの上には立体的で大きなかき揚げ。大ぶりにカットされた野菜をザクザクと頬張るのがたまらない。
白くほっそりとした更科系のおそばは美しく、ガツンとしたつゆもまた美味しい。
これだけハイ・クオイリティなおそばがこの価格で提供されるのだから素晴らしいものではないか。
相鉄線の地下化で駅前の様子が変わろうとも、変わらず続いていってほしい味である。
ごちそうさまでした。
かき揚げそば(680円)
橋本駅北口から三ヶ木(みかげ)行きのバスに乗り込んでおよそ20分、世にも珍しい、国道がダム湖の堰堤の上を進むようすを車窓に眺めていると、きょうの目的地「津久井湖観光センター前」バス停に到着である。
大きなダム湖、津久井湖の畔は「津久井湖城山公園・花の苑地」と呼ばれており、バス停名にもなった道の駅ふうの観光センターと、それと独立した小屋様の建物が今日訪れた「そば処花のさと」だ。その筋の人たちには「リゾート系」と呼ばれるものの一種であろうか。
ここは以前は「津久井そば」という屋号で野菜そばというものが名物だったそうだが、いつしかリニューアルされ、屋号もメニューも様変わりしたようである。
いまのウリはこの、かき揚げそば。
注文後揚げのかき揚げは立体感ある大きなもので、バリッ!というクリスピーな触感が大変好ましい。
つゆは鰹の風味が際立つもので、天ぷらの主張に負けずしっかりとしたもの。
お昼前後の短い営業時間ではあるが、わざわざ狙って食しに来たい一杯である。
ごちそうさまでした。
[HOME]