過去記事でも書きましたが、文部科学省によると”2020年度からを目標にプログラミング教育を小学校で必修化させる”そうです。個人的には2020年からでは遅いと思っています。さらに必修化されたところで、学校で教えられる範囲はごくわずかだろうと思います。本気で子供にプログラミング学習をさせたいなら今夜から始めちゃいましょう。Appleが提供している"Swift Playgrounds"を使えば、無料かつ楽しくプログラミングを学ぶことができますよ。
- "Swift Playgrounds"とは!?
- "Swift Playgrounds"を使うにはiPadが必要
- "Swift Playgrounds"を使ってみよう
- 『コードを学ぼう1』はこんな感じです
- "Swift Playgrounds"の操作性は素晴らしい!
- さいごに ぜひ子供とプログラミングを
"Swift Playgrounds"とは!?
"Swift Playgrounds(スイフト プレイグラウンド)"とは、Appleが提供しているiPad向けのプログラミング学習アプリで、ゲームを通して、Appleが開発したプログラミング言語であるSwiftを学ぶことができます。つまり、"Swift Playgrounds"で学習を進めると、ゆくゆくはiPhoneアプリが作れるようになるわけです。"Swift Playgrounds"は2017年3月に日本語化され、日本のプログラミング学習のスタンダードとなっていくことは間違いなさそうです。
"Swift Playgrounds"を使うにはiPadが必要
"Swift Playgrounds"は、今のところiPadアプリしかリリースされていないので、iPadが必須となります。最近発表された新型のiPadなら、37,800円(税別)と比較的リーズナブルな値段で新型モデルが手に入るので、検討してみるのも一つの手です。ちなみに、わが家で大活躍しているのが、こちらの"iPad mini4"です。参考までに過去記事を貼っておきますね。
"Swift Playgrounds"を使ってみよう
文章だけだと"Swift Playgrounds"がイマイチどんなプログラミング学習アプリなのか分からないと思いますので、ここからは実際に"Swift Playgrounds"をダウンロードして、使っている様子を見ていただきたいと思います。ダウンロードは無料ですので、『子供にプログラミング教えてみようかしら...』と、一瞬でも思ったならすぐにiPadにインストールしてみましょう。
まずは"Swift Playgrounds"の準備
まずはiPadで"App Store"を開いて"Swift Playgrounds"をダウンロードしましょう。もし、見当たらない場合は『検索』から探してください。
これが"Swift Playgrounds"はこのアプリアイコンです
無事にダウンロードできたら、さっそく"Swift Playgrounds"を起動してみましょう。
あとは『コードを学ぼう1』から順に学んでいけばOKです!
今回は読者の皆様に"Swift Playgrounds"がどんな感じのプログラミング学習アプリなのか知っていただくために、『コードを学ぼう1』を実際にプレイしてみたいと思います。
『コードを学ぼう1』はこんな感じです
『コードを学ぼう1』 で学習するために、タップしてプログラミング教材をダウンロードしましょう。もちろん無料でダウンロードすることができますので安心してください。
起動すると簡単なチュートリアルが始まりますので、サクッと読んでおきましょう。プログラミングのあれこれを、本当に分かりやすく解説してくれます。
チュートリアル画像の全てを記事に貼ってもしょうがないので、ここで覚えていただきたいのが、下の画像のエイリアンみたいなキャラクターの名前です。このヘンテコなヤツはバイト(Byte)といいます。
このバイトを動かして宝石を集めて遊びながらプログラミング学習をするのが"Swift Playgrounds"の目的です。このステージでは、バイトを次の手順で動かせばクリアできそうですね。
- 進む
- 進む
- 進む
- 宝石を取る
これをコードにすると...
- moveForward( ) =進む
- moveForward( ) =進む
- moveForward( ) =進む
- collectGem( ) =宝石を取る
になりますよね。コードが書けたら『コードを実行』をタップしてみましょう。
バッチリと宝石をGETすることができました。これなら、難解なプログラミング学習を楽しんで子供に教えることができますね。
"Swift Playgrounds"の操作性は素晴らしい!
ちなみに、『キーボードなしでコード打つのつらくねぇ?』と疑問に思う方も多いと思うのでご説明しておきますが、"Swift Playgrounds"ならこんな風にコードの候補を予測してくれるので、ワンタップでコード入力が可能です。
さらにコードを長押しすることで、コードの順序を変えることができます。ステージが進むとデバッグと呼ばれる、コードの間違いを訂正する練習がスタートしますので、長押しで簡単にコードの順序を変えられることを覚えておいてくださいね。
"Swift Playgrounds"なら、キーボード入力が分からなくてもプログラミングの概念を学ぶことができるので、小学校低学年のお子さんでも学ぶことができるでしょう。
当ブログでは、"Swift Playgrounds"の他にも、たくさんの使えるアプリをご紹介しています。ぜひチェックしてみてください
さいごに ぜひ子供とプログラミングを
プログラミングの知識は、今後ますます必要になってくるでしょう。もしかしたら、プログラミング知識なしでは就職できない時代が、近い未来に現実のものとなるかもしれません。それに合わせて有料の教材やスクールの需要が高まっていますが、高いお金を出す前に"Swift Playgrounds"を使って、自分の子供にプログラミング学習をスタートさせてみてはいかがでしょうか。プログラミングの知識ゼロの方でも、"Swift Playgrounds"なら、楽しみながらお子さんと一緒にプログラミングの勉強ができることでしょう。さぁ、ヘンテコなバイトと共にswiftをマスターしちゃいましょうよ!
"Swift Playgrounds"のダウンロード