イベント
[BlizzCon 2008]「StarCraft II」は,なんと三部作。三種族に分かれてのリリースだ
これらは,3作同時にリリースされるのではなく,ゲームの基本が理解しやすいTerrans,ケリガンを中心にRPG的な作品になるというZerg,そして外交など複雑な機能に焦点を当てたProtossの順に,間隔を空けて発売される。
Rob Pardo氏 |
パードゥ氏によると,三つのパッケージは各種族のシングルキャンペーンモードを中心にした内容になるが,スカーミッシュなどのマルチプレイモードに関しては,全種族を最初からプレイできるという。また「Half-Life 2」のような長い間隔ではなく,一年以内に次のタイトルがリリースできるようにする。
会場では,StarCraft IIのブリーフィングシーンが紹介されたが,2003年にMicrosoftからリリースされた「Freelancer」を思わせる仕上がりの良さで,カメラアングルも「Mass Effect」のようにスムースに切り替わる。プレイヤーは,ブリーフィングルームにいるキャラクターをクリックして説明を受けたり,ホログラムマップでミッションを選択できたりするだけでなく,テレビ画面をクリックしてニュースを見たり,ジュークボックスをクリックしてBGMを切り替えたりできるのだ。
ゲームの序盤は,この酒場を拠点にいくつかのミッションをこなしていくことになる。やがてZergに囲まれて身動きが取れなくなったところで,宇宙船に乗った部下が助けに来るという流れだ。このあと,宇宙船のコントロールルーム(ブリッジ)でブリーフィングを受けたり,エンジンルームなどに移動して,そこでさまざまなキャラクターと会話をして情報収集を行なったりする。
ちなみに,この部屋から部屋への移動は,ドアを押すことで部屋を切り替えるシステムになっていた。
StarCraft IIは,壮大なストーリーをベースにした演出がふんだんに盛り込まれているため,種族ごとのキャンペーンに分けたのは正しい判断かもしれない。まだまだ発表されていない情報がたっぷりあるだろう。続報が入り次第,詳細をお伝えしたい。
「StarCraft II」公式サイト
- 関連タイトル:
StarCraft II: Wings of Liberty
- 関連タイトル:
StarCraft II: Wings of Liberty
- この記事のURL:
キーワード
(C)2007 Blizzard Entertainment. All rights reserved.
(C)2007 Blizzard Entertainment. All rights reserved.