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秋葉原に「セガ・ハード・ガールズ」が集結! ドラマCD「アイドルオーディション」発売記念イベント開催
メガドライブやセガサターン,ドリームキャストといった,セガの歴代コンシューマ機を擬人化してしまおうというプロジェクト,セガ・ハード・ガールズだが,その一環として制作されたアニメ「Hi☆sCool!セハガール」を覚えている人も多いのではないだろうか。
3月12日には,おなじみのメガドライブやセガサターンに加え,テラドライブやロボピッチャ,メガCDなど,総勢16ハードが一堂に会するドラマCD「アイドルオーディション」が発売された。ドラマのあらすじは,以下のようなものだ。
・ドラマCDあらすじ
ある日,マーくん(セガ・マークIII)に呼び出された,ドリキャス(ドリームキャスト),サターン(セガサターン),メガドラ(メガドライブ)などの面々。“セガハードがもっとメジャーになるための作成会議”だと聞かされ集まったものの,肝心の作戦内容は「アイドルオーディション」に参加するというもので……!?
「セガ・ハード・ガールズ」公式サイト
今回行われたのは,そんな「アイドルオーディション」発売記念イベントで,プロジェクトのプロデューサーであるセガの中山雅弘氏に加え,ドリームキャスト役のM・A・Oさん,メガドライブ役の井澤詩織さん,セガ・マークIII役の田中真奈美さん,マスターシステム役の髙山ゆうこさんが出演した。
アキバ☆ソフマップ1号店のホールが一杯になるほどの人出だったが,挨拶に続き,ミニトーク,そしてお渡し会へと,イベントはアットホームな雰囲気で進行した。お渡し会では,来場したファン一人一人とキャスト陣が握手を交わしていた。
イベント終了後,出演者への合同インタビューが行われたので,その模様をお伝えしよう。
――イベントも無事終了しましたが,感想をお願いします。
M・A・Oさん:
久しぶりのイベントで,皆さんとドラマCDのお話をできるのが楽しかったです。田中さんと高山さんの衣装を見ることができたのも嬉しかったですね(笑)。
井澤詩織さん(以下,井澤さん):
あいにく,お天気はあまり良くなかったんですが,たくさんの人に集まってもらえて嬉しくて,握手も楽しくできました。これまでのセガ・ハード・ガールズのイベントの感想を下さる人もいて,今まで頑張って良かったなと思いました。
田中真奈美さん(以下,田中さん):
セガ・ハード・ガールズのイベントに関わるのは初めてで,とても楽しみにしていました。衣装を制作する際,スタッフの皆さんがキャラクターのイメージに合わせたものにするためにいろいろと工夫してくれたのが嬉しいですし,セガ・ハード・ガールズを応援してくれる人にお会いできて良かったです。
髙山ゆうこさん(以下,高山さん):
今回が初の衣装お披露目となります。フィッティングの時点から丈や小物などにこだわった衣装なんですが,実際お客様の前に立つときは,恥ずかしさと嬉しさで一杯でした。握手のときにイベントの感想をもらえたのもいい刺激になりました。
――田中さんと髙山さんにお聞きしますが,衣装でお気に入りのポイントはどこですか。
田中さん:
背中側の裾が燕尾服風のカットになっているところです。セガ・マークIIIが手品師っぽい燕尾服的な衣装を着ているところから,スタッフさんがこの形にしてくれました。
高山さん:
タイトなスカートとエプロン,そして腕輪です。ほかの皆さんのスカートは広がっているものが多いんですが,あえてタイトなものにして可愛らしさとセクシーさを出したい,とお願いしたのがこの衣装なんですね。実は,腕輪は私の発案なんです。もともとのデザインにはなかったんですが,私がイラストを描いて中山さんにプレゼンした結果,採用されました。
――ドラマCDを収録するとき,苦労した点を教えてください。
M・A・Oさん:
ドリキャスちゃんは天真爛漫に見えて,知らない間に腹黒になっていく感じですが,今回はどこまで腹黒な感じにしていいのか試行錯誤しながら演じました。アニメ版を観たあとで今回のドラマCDを聞くと,マイルドな感じがしますね(笑)。握手会に来てくれたお客様も「ドラマCDのほうはマイルドですね」と。
井澤さん:
ドラマCDでは,いつものようにドリキャスちゃんやサターンちゃんと絡むのではなく,メガドラ一族と一緒でした。一族の中におけるメガドラの立ち位置みたいなものを探りながら演じていたら,お姉さんっぽくなりましたね。
昭和っぽいセリフが多かったところですね。マークIIIは私が生まれる前に誕生したハードなので,「泪橋を逆に渡るんや」とか私が知らないような言葉が沢山出てきますし,みんなでアイドルを挙げていくときも,出てくる名前が少し前の世代の人だったりするんです。ボーイッシュなところを出しつつ,生まれの古さも表現しなければならないということで,いろいろと調べつつ演じました。
髙山さん:
マスターシステムは可愛すぎてもダメ,クールすぎてもダメというキャラクターなので苦労しました。最初は見た目の感じからクールっぽく演じていたんですが,それではちょっと冷たすぎたみたいです。スタッフさんから「現代版の吟遊詩人」というイメージをもらってからは,ピタっとハマりました。
――みなさんが演じたいシチュエーションなどはありますか。
M・A・Oさん:
文化祭をやりたいです。みんなでお芝居をしたい。
田中さん:
アニメ版みたいに,ゲームのキャラクターと共演したいですね。
井澤さん:
自分の推しゲームのキャラクターを召喚して戦いたいです。
――では,ファンの皆さんにひと言お願いします。
M・A・Oさん:
イベントで「アニメの2期を待っています」という声をもらうことが多いので,私も2期があればいいな,と思いつつ頑張っていきたいです。
井澤さん:
最近は,セガ・ハード・ガールズをきっかけにセガハードに興味を持ってもらえることも増えているみたいなので,もっといろいろな人にセガハードのことを知ってほしいと思います。
田中さん:
実は子供のときにゲームを禁止されていたので,ゲーム関係には詳しくなかったんです。でも,セガ・ハード・ガールズのアニメやドラマCDに出てくる「ハードあるある話」の一つ一つがとても面白く,スタッフのハードへの愛情が伝わってきました。これまでに出たゲームをもう一度楽しむような気持ちで,セガ・ハード・ガールズのイベントに来てもらえれば嬉しいです。
髙山さん:
今回のドラマCDでは,たくさんのキャラクターの声を聞いてもらえたわけですが,今後もどんどんキャラクター達が出てくるといいですね。私自身も,セガ・ハード・ガールズとして,ファンの皆さんと一緒に空間を作って楽しめるようなイベントをやっていきたいと思っています。
――ありがとうございました。
「セガ・ハード・ガールズ」公式サイト
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