サブカルの本として、気軽に読めるところと、ちょっと油断すれば声が出てしまうほど笑えるところがあります。
概ねは、”2ちゃんねる”をイメージし、その中のエッセンスを拾い集めて、翻訳したものと言えます。
各テーマ毎に、著者より冒頭のネタふりがあり、講評を加えて締めくくるというパターンで構成されています。
日本びいきな外国人により、テーマに沿いカキコミされており、そこそこは日本の知識を持っていつつ、それでも不思議に感じるもの。
そこには、彼らの理解をはるかに越えた、もうイマジネーションしかない、いまどきの日本のトレンディーな風習、習慣、生活、文化があるようです。
日本のアニメやマンガは作品のコンテンツに共感しつつも、欧米のような意思の白黒をはっきりするのではなく、あいまい性を持たせている部分に関して、彼らが描く疑問、疑問&疑問からくる空想のイマジネーションは相当膨らんでいることは間違いないように思います。
本書の中で、Tシャツ、看板、広告などのフレーズにみられる和製とも言うべき英語を逆輸入の形で翻訳してみたら、こっぱずかしいものだらけで、つい抱腹絶倒してしまいました。
でも、裏を返せば、外国人も変てこな漢字のタトゥを入れてあったり、Tシャツもしかりで、お互いさまなところはあります。
すべては、お互いがネイティブを越えた感性や流れといった一瞬のフィーリングによるものと言えると思います。
”ヘンタイでクールな日本”とは、まだまだ彼らの理解を越えた相反するフレーズより、不思議さがいっぱいで表現された異質な文化であることを示しています。
外国人に伝統と共に進化する日本を知ってもらうことは、オタッキーになれないとなかなか難しいかもしれませんが、同じように日本人もいくらアメリカナイズされていても深くは分かっていないように思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ザ・ニッポンレビュー! ~ガイジンが見たヘンタイでクールな日本 単行本(ソフトカバー) – 2009/12/16
えいち
(著)
●月間200万PVの大人気ブログ
「誤訳御免!!」待望の書籍化!
炊飯ジャー、高校生のお弁当、SUKIYAKIソング、
カンチョー、女子高生のスカート丈、人生を変えたアニメについて……。
フツーの外国人はフツーの日本をどう見ているのか!?
外国人がニッポンのブンカやHENTAI、オタクを語る、抱腹絶倒のコメント集!
●外国人たちによる本音の<ニッポンレビュー>、どうぞご堪能下さい。
「ここはもしかして、天国ですか? O_O」
「象印の炊飯ジャー、それはまさにドリームだ」
「おそらくアニメは、西側を乗っ取るための日本の陰謀だよ」
「俺は日本製の扇風機と炊飯器が大好きだぁぁぁああああ!」
「もう、日本のない世界なんて考えられない」……
「誤訳御免!!」待望の書籍化!
炊飯ジャー、高校生のお弁当、SUKIYAKIソング、
カンチョー、女子高生のスカート丈、人生を変えたアニメについて……。
フツーの外国人はフツーの日本をどう見ているのか!?
外国人がニッポンのブンカやHENTAI、オタクを語る、抱腹絶倒のコメント集!
●外国人たちによる本音の<ニッポンレビュー>、どうぞご堪能下さい。
「ここはもしかして、天国ですか? O_O」
「象印の炊飯ジャー、それはまさにドリームだ」
「おそらくアニメは、西側を乗っ取るための日本の陰謀だよ」
「俺は日本製の扇風機と炊飯器が大好きだぁぁぁああああ!」
「もう、日本のない世界なんて考えられない」……
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2009/12/16
- ISBN-104862485006
- ISBN-13978-4862485007
商品の説明
著者について
編著者 えいち
ブログ「誤訳御免!!」 管理人
URL http://shirouto.seesaa.net/
愛知県生まれ。ブログのコメント欄ではなぜかたびたび女性説が持ち上がるが、どうしようもなく男性である。
学生の間は田舎でくすぶっていたが、就職を機に上京。
特に語ることもないサラリーマン人生を過ごし、都会でくすぶっていると、ある日突然ひらめいて、「夢追い人」にジョブチェンジ。自宅警備のスキルを得る。
収入は減るも自由時間が増えたため、2006年7月に英文の記事や外国人のアニメ・マンガ評を翻訳するブログ「誤訳御免!!」を立ち上げる。
やればできる子かもしれないし、褒められて伸びるタイプかもしれないと始めたものが、今では月間200万PVを超す人気ブログに成長した。
2009年3月末、静かで空気の綺麗な環境を求めて田舎へ移る。迫り来る蟲たちと戦いながらも翻訳記事をアップする日々を送る。
最近は、アニメよりもアメリカのドラマを観ている時間が圧倒的に増えた。
ちなみに、あんなブログを立ち上げるほどのオタクなのは、家族・友人・知人には秘密である。
しかし、もしこの本が重刷すれば、両親には打ち明けようとひそかに決心している模様。ぜひみなさんの力で男にしてやってほしい。
ブログ「誤訳御免!!」 管理人
URL http://shirouto.seesaa.net/
愛知県生まれ。ブログのコメント欄ではなぜかたびたび女性説が持ち上がるが、どうしようもなく男性である。
学生の間は田舎でくすぶっていたが、就職を機に上京。
特に語ることもないサラリーマン人生を過ごし、都会でくすぶっていると、ある日突然ひらめいて、「夢追い人」にジョブチェンジ。自宅警備のスキルを得る。
収入は減るも自由時間が増えたため、2006年7月に英文の記事や外国人のアニメ・マンガ評を翻訳するブログ「誤訳御免!!」を立ち上げる。
やればできる子かもしれないし、褒められて伸びるタイプかもしれないと始めたものが、今では月間200万PVを超す人気ブログに成長した。
2009年3月末、静かで空気の綺麗な環境を求めて田舎へ移る。迫り来る蟲たちと戦いながらも翻訳記事をアップする日々を送る。
最近は、アニメよりもアメリカのドラマを観ている時間が圧倒的に増えた。
ちなみに、あんなブログを立ち上げるほどのオタクなのは、家族・友人・知人には秘密である。
しかし、もしこの本が重刷すれば、両親には打ち明けようとひそかに決心している模様。ぜひみなさんの力で男にしてやってほしい。
登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2009/12/16)
- 発売日 : 2009/12/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 255ページ
- ISBN-10 : 4862485006
- ISBN-13 : 978-4862485007
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,015,227位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 255,587位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
13グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2010年5月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2009年12月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入外国の人から見た日本観、それも好意的な意見が多いので、「日本人で良かった」と思えます。日本人は「自分はちょっと変だから」という奇矯自慢(俺は他の人とは違うから)みたいなのも好きなので、「日本は変わってる」という言葉も褒め言葉として受け入れられる。そう考えると、日本でこの手の出版物が受け入れられるのは分かるけど、もし他の国で同じような書籍が出版されたらどういう反応が返ってくるのか、なんて事も考えてしまいます。
気になった点。この書籍および元ブログで取り上げている海外サイトが、親日本的な感覚の持ち主が集まるサイトだとしたら、それは「偏った意見」でしかありません。その場合、この書籍で扱われているのは、決して「海外の人の総意ではない」という事。そういった意味で、元サイトについての説明も必要だったんじゃないかと思います。投稿してる人がどんな傾向の人達なのか、など。
また、どちらかというとアメリカからの投稿に重きを置いている感があり、シニカルなイギリス人や、日本人に近いメンタリティを持っていると言われるドイツ人などの感覚は、あまり反映されていない気がします。アジアからの発言も少ないかな。たぶん、アメリカ人とは全く違う反応もあるはずなんですけどね。「警官からの聴取」みたいなテーマなら、本来、白人と有色人種とでは警官からの扱いが全く違うので、そういった部分は反映されてないなぁと思いました。
とは言え、ケチが多くなりましたが、単純に面白かったので、星5つです!
(が、イギリス人の彼氏を持つ女の子に勧めたところ、表紙を見ただけで拒絶反応を示されてしまいました)
- 2010年1月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入もともと元ネタの「誤訳御免!」さんのファンです。
海外の日本サブカルチャー評価はやはり面白いです。
日本という国の文化・歴史を再確認させられる本だと思います。
買って損はないですよ!
- 2014年5月25日に日本でレビュー済み一時期ブログのほうを楽しく読んでいたんですが、とある記事で著者が「朝鮮人は病気だ」等の暴言をしているのを見つけて、以来一気に気持ちが冷めました。
日本を誇りに思うだけなら一向に構わないです。なのになぜ、そのために他国を貶める必要があるんでしょう。気持ちが悪い。
- 2009年12月21日に日本でレビュー済みこのブログの存在を知ったのは今年の9月頃で、ほんのつい最近なんですが、切っ掛けはお台場ガンダムについて、海外の掲示板(?)でも話題になっているらしいというのを2chかなんかで知って・・・
で、実際外国で話題になってる日本のモノって他にどんなものがあるんだろう?とか思い、色々海外のネットでの会話を紹介してるサイトを探しては読み漁って、この『誤訳御免』にたどり着いたわけです。
『外国の目を気にする日本人』という、一昔前の日本人の特徴まんまの行動ですな(笑)
で、そういうサイトやブログを探し当てて読んで見ると、これが面白い面白い♪
日本を褒めてるもの、批判してるものに限らず面白く、そして「そういう風に見られてるのか〜・・」「そういう考え方もあるのか〜・・」と、自分でも認識新たにしました。
さて、この『誤訳御免』の記事を書籍化したこのニッポンレビュー!ですが、読んだ感じ、ネットで見てたよりもちょっと読みにくいかなぁ・・と思いました。
例えばYouTubeなどにアップされた動画をネタになされてる会話だと、このサイト自体知らないという人が読んだ場合、驚いたり絶賛したりしてる会話部分だけが浮いちゃって、面白さが半減しちゃうかもしれません。
まぁ、ネットでも既に削除されてしまってる動画があったりあったりしますが。
この本に載ってるもの以外でも、まだまだ面白いネタがあるので、読み易さ等もうひと工夫をして、第二弾を期待します。
ちなみに、『誤訳御免』とはまた違う、外国人絡みで体験した、見た、聞いたなどの話を集めた『日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ』も最近お気に入りで、よく覗いています。
こちらの書籍化も密かに希望(′▽`)
追記:最初に書いたレビュータイトルは、自分の勘違いで違うサイトで紹介されてた話を入れちゃったので修正しました。
- 2010年1月6日に日本でレビュー済みネガティプな日本観を聞かされ続けてきてウンザリしている人なら文句なく楽しめます。古き良き日本ではなく「今の日本」なのが嬉しい。
ただ個人的にはこのフォントがどうにも苦手。行間が広めで文字が大きめ。(テレビのテロップ効果のように)笑いどころは太字で強調。活字を読みなれていない人にも読みやすくしているんだろうと思いますが、どうにもポップすぎる…。
- 2009年12月20日に日本でレビュー済みこの本を読むとわかること。
外国人は象印炊飯ジャーを神聖視している。
外国人は象印保温弁当箱を崇め奉っている。
外国人はなんだかんだいいながら日本の文化が好きだ。
テレビ番組などで外国人が、日本のアニメ最高だとか、料理が好き
だとかいうのは、大げさに誇張されたものだと思っていた。
この本を読むまでは。
しかし彼らは普通にご飯を炊いて箸で食べるし、お昼ごはんに
ピーナッツバターサンドは栄養に偏りがあると思っている。
そして、「上を向いて歩こう」が大好きで日本のアニメについて
宗教論も交わす。
なんてすごいことなんだろうと思った。
自分が一番驚いたことは、「家に上がるのに靴を脱ぐのって当たり前
だろう」という人が多かったこと。
まさにカルチャーショックだった。
でも「日本人て結局のところ外国人嫌いだから」というコメントがあった。
これは治さなければいけないと思った。
日本を好きでいてくれる外国人のために。
- 2010年12月16日に日本でレビュー済みここのサイトで扱っているネタは日本大好き、アニメ大好きうひょおおおおお
って外国人のサイトの話題を訳したものです
日本のことを悪く書かないサイトでそこの話題を訳して、ここのレビューでは
日本すごい! 萌えすごい! 外国人は皆日本大好き! と勘違いしておられる方が大勢います
別に読み物としてはふーんと思って読めば良いのだと思いますが
なんだかレビューで外国人の総意みたいに考えておられる方達が大勢いましたので注意が必要です
内容を鵜呑みにするような本ではありません