ネットもメールも全く使えなくなりますよ...
このところアメリカでは過激なインターネット制限論が台頭してきたりしていますが、ついに大統領が完全にインターネットを遮断できてしまう権限を手にする日も近づいてきましたね。
ジョー・リーバーマン上院議員が、全197ページに及ぶ「Protecting Cyberspace as a National Asset Act(PCNAA)」法案として提唱していますが、あらゆるISP、検索エンジン、オンラインサービス提供企業に対して、米国土安全保障省(DHS)内に特別設置されるNational Center for Cybersecurity and Communications(NCCC)が、いざ緊急事態を宣言した場合にサービスの全面中止を求めることまで可能になり、協力を拒むならば厳しく罰せられちゃいますよ。
当然ながら、この中国の検閲も真っ青という超厳格規制法案は、大反対にあって現時点では廃案となる見込みが高そうですけど、気まぐれな世論に煽られて一度採択されちゃったら大変なことになるでしょうね...
[ZDNet]
Adam Frucci(原文/湯木進悟)