アメリカドラマみたいな名前。
本日早朝のAppleイベントにて、華々しく登場した「Apple Watch Series 2」。その影で小さく紹介されているApple Watch Series 1を見た時、「あ、これって初代モデルが名称変更したんだな」と思いませんでした? ところが実は、Apple Watch Series 1は初代モデルとは中身が別物なんです。
Apple(アップル)の公式サイトを参照すると、Apple Watch Series 1はデュアルコアプロセッサ「S1P」を搭載していると説明されています。一方、初代Apple Watchに搭載された「S1チップ」はシングルコア。この違いにより、両モデルはパフォーマンスに大きな差が出ることが説明されています。
またApple Watch Series 1は最初からwatchOS 3がインストールされているのも大きな違いです。
もちろんApple Watch Series 2とも違いがありまして、GPSを内蔵し、50メートルまでの耐水性能や2倍明るくなったディスプレイ、そしてApple Payを搭載しています。また、プロセッサもデュアルコアの「S2」が搭載されるなど、細かな違いもあります。
個人的には、Apple Payへの対応があるだけでもApple Watch Series 2を選ぶ価値はあると思います。しかし廉価なスマートウォッチを求める声に応えて、Apple Watch Series 1は登場するのかもしれませんね。
source: Apple
(塚本直樹)