米Googleが、Android向けWebブラウザにWebKitのChromiumポートを採用する計画であることを明らかにした。同社のソフトウェアエンジニア、アンドレイ・ポペスク氏が8月22日(現地時間)、WebKitの開発者メーリングリストでこの計画を発表した。
同社のPC向けWebブラウザの「Chrome」と、モバイルOSのAndroid上で稼働する公式Webブラウザは、いずれもオープンソースのHTMLレンダリングエンジン、WebKitを採用している。だが、現在はそれぞれが別の「ポート」(プラットフォームごとのビルドのようなもの)を使っている。だが、AndroidのブラウザでChromeのコードを利用することが増えてきたため、Androidポートを終了し、Chromiumポートを採用するという。
その目的でwebkit.orgにビルドボットを立ち上げ、AndroidのNDKやSDKを使ってChromiumのDRTをAndroid向けにコンパイルする計画だ。
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