みなさん、仕事が一番はかどる場所ってどこですか? 

多くの方が会社で仕事をすると思いますが、会社は人が集まっているので情報のやりとりに便利ですし、なにより自分を仕事モードにし易いのですが、反面、簡単に話かけられたり電話がかかってきたりと仕事をストップする要素が満載ですよね。

かといって自宅だと、リラックスしすぎて仕事モードになりにくいというのがあります。

会社でもなく自宅でもない場所。

話題のベストセラー『仕事するのにオフィスはいらない』では、それをサードプレイスと定義しています。満員電車で通勤しオフィスに閉じ込められて働くのではなく、狭い苦しいオフィスから出てさまざまな場所を移動しながら働く新しいワークスタイル「ノマド」(遊牧民の意味)が仕事をする場所です。

僕の場合も、集中したい仕事や考え事がある時はカフェや漫画喫茶などにMacBookを持ち込むのですが、いつもと違った雰囲気のなかで作業をすることでいいアイデアがでたり、適度にリラックスができたりと効果を感じています。

そんなサードプレイスで作業をするときに一番気になるのはMacBookのバッテリーの持ち具合。電源が確保できなければバッテリー切れ=終業時間です。快適な空間でいい仕事をするためにもバッテリーを長くもたせることは重要事項です

以下、ノマド的生活をおくるMacユーザーのためのバッテリーを長持ちさせる方法です。

・AirMac、Bluetoothを切る

システム環境設定→ネットワーク、システム環境設定→Bluetoothで接続解除することができます。

・モニターの輝度をさげる

「F1」キー (暗くする) や「F2」キー (明るくする) を押して画面を調節し、快適に作業できる明るさまで暗くします。

・不要な周辺機器をつながない

そのデバイスを使っていなくても電力が供給されます。

・CD/DVDは排出する

CD や DVD が挿入されていると、光学式ドライブが定期的に回転し、電力を消耗します。

・アプリは最小限に

要は使わない機能をオフにして最低限必要な機能だけにすることです。

また、バッテリーの性能を最大限に活かすためには、普段のバッテリーメンテナンスも大事です。

アップルのサポートではこのような方法が紹介されています。

1. 電源アダプタをつなぎ、MacBook のバッテリーを、電源アダプタプラグのリングあるいは LED がグリーンに変わるまでフル充電します。画面のメニューバーにあるメーターでバッテリーがフル充電されたことがわかります。

2. 少なくとも 2 時間は、バッテリーをフル充電の状態のままにしておきます。この間は、電源アダプタを差し込んだ状態のままであれば、コンピュータをお使いいただけます。

3. コンピュータにまだ電源が入っている状態で電源アダプタを外します。コンピュータのバッテリー残量が少なくなり始めます。この間にコンピュータをご利用いただくこともできます。 バッテリー残量が少なくなると、それを知らせる警告ダイアログが画面上に表示されます。

4. この時点で、作業内容を保存します。バッテリー残量が残りわずかになったら、コンピュータが自動的にスリープ状態になります。

5. コンピュータの電源を切るか、5 時間以上、スリープ状態のままにします。

6. 電源アダプタを接続し、バッテリーが再びフル充電されるまでそのままにしておきます。

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なお、バッテリーの状態を普段から把握するには「coconutBattery」がおすすめ。購入当初と現在のバッテリー容量や充放電回数等、バッテリー情報がわかる他、バッテリ容量の推移をデータに残すことができるので、バッテリーのへたり具合がわかります。

ちなみにカフェでのパソコン仕事がはかどるのは、心地よい環境もさることながら、バッテリーという強制的な締め切りができるからという点もあります。

自分で決めた締め切りって反故にしがちですが、時間がきたらパソコンが使えなくなる環境だと、いやでも仕事の優先順位をつけなければなりませんし、無駄なことはしなくなりますよね。

明日までに仕上げなければいけない仕事がある、なんて方は、今すぐカフェに行ってみてはいかがでしょうか。会社や自宅での作業よりはかどるかも。

ノートブックのバッテリーを最大限に長持ちさせるためのヒント]

コンピュータのバッテリーを調整して最高の状態にする

(ドサ健)