軽貨物をやっています
その後の昨年前半は知り合いの会社で民泊をやっていたのです。その民泊自体は採算性の非常に高い事業で、クリエイティブ性もあり、インバウンドの意向に沿う建物を作れれば成功が保証されているような世界で、海外の人は日本の宿は安く見えるわけで、また長期旅行が普通なので、とても高額な収入が入ってくるという世界で相当に面白かったのですが、所属会社が外資だったのでいろいろとまあ考え方の違いは多く、実質オーナーのやりたい事を実現するための会社だったので在職中に事務所も用意されず思い付きで不明瞭な音声LINEによって早朝にやる事が決まる日々、自分の専門性はまったく評価していないので、だんだんと運転手だけやってればいいとなり、半日でぐったりしてきて、だんだん(自分ではない他の人の悪口の話で)日本人はこれだから…自分の一族は優秀だ、と言い出し日本最高峰の大学を出た家族にいろいろやらせはじめ、一方で経理を担う実質的な親会社もまだ在職しているのに退社扱いにする、会社の作業で乗ってる社用車の傷に高額賠償を要求するなど容認できない嫌がらせをするようになってきたので早々辞めました。
一番退社を決意したのは、途中で取引先の職人が突然1日失踪したことです(その後作業再開、復活)。職人さんも我慢していることが様々にあったわけですが、その取引先の職人さんのことでよく覚えているのは、請求額の誤差で、取引先の職人さんがこちらの会社サイドと会食しながら精算するときに、こちらの会社関係者のいった「××さん、(一杯仕事しているんだし)一回くらい損してもいいんじゃないの」という発言です。要は所属社経営の外国人サイドも、職人さんも口約束の世界で書面を交わさないということが原因で、取引先職人さんも含めてどっちも悪いのですが、作業中に家族みたいなもんという体で損をまるめこもうとするという所とは、僕も付き合いたくはありませんでした。
辞めるときも「友達(家族)でしょ…」といわれましたが、人の退社日を忘れてその後も仕事だらだらと頼んでくるので退社後1日は(まあサービス)と思い、その翌日も頼んできたので「もう辞めてるのでいけません」という形のラスト。
そのオーナーとは20年以上の付き合いですが、途中で〇〇民泊に関わらせようとしたので(最終的には関わらない形だが)要は手ごま、もう人から誘われない限りは関係を持ちたくないというか「友達」というのは方便だなというか。
退社後に退社書類もなく、しばらくしてから退社証明という謎書類のは来ましたがそれもって職安に行ったら雇用保険未加入と。たしかに来日してくる他国籍者ばかり雇用していたら、職安に行く率は低いかとは思いますが、さすがに日本人採用してたらそれは今後よく無いので職安に聞き取りをしてもらい、雇用保険加入指導を行いました。いまだ給与明細も出ていませんし、源泉票も2社からくる形だとして最低限額のもの1社しかまだもらってません(じき来るとは思いますが)。
まあ給与を昔の仕事並みにしてもらっていたので、その面であちらもこちらにヘイトを貯めていたんだとは思いますが、上の経理やってる実質的親会社は日本人数人なので雇用保険に入ってるはずで、(実質的に)同じグループ内の日本人のなかで自分だけそんな目にあわされるのはとても嫌でしたね。
で、昨年後半から今は再び(版元退職直前と同じに)軽貨物をやっています。その以前勤めていた民泊会社の雇用上の会社に雇用保険がなくて、指導請求した雇用保険加入から失業保険が出るまで相当後日になるため耐えられないというのが、一番即金にはなる軽貨物がいいかと踏み切らせた理由ですが。実家介護の問題もあるので休みや雇用がフレキシブルである必要もあるし、雇用保険の問題が発生したせいで、再度の就職は諦めました。
宿泊業でもあり不動産投資事業の一環であるところの民泊と違って、軽貨物のお仕事はどこでやったところで中抜きされるので、あきらかにとっても安いですが、基本的に荷物を壊したりしない限りは全ての人に感謝されるのでとても良い仕事だし、いろんな場所に行くし、物理的に社会に役に立ってるのがわかるのが良いです。中抜きされて安い金銭面の問題さえなければそっちでやっていきたいのですが。もうちょっとのところで成り立たない。なかなかしんどいもんですね。あと10万から20万上乗せできれば黒字にはなるんで、ここ数か月でアプリを増やしたり、副業をくんだりするようにいろいろと調整をしていきます。
アフィリエイトも…そういう時代ではないですが、ちょこっと再開したりしていこうかなと。
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