発達障害の子どもの薬の話です。
6月2日~9月末まで4か月間ほどストラテラ(内服液0.4%)を飲み続けていましたが、先週より急遽エビリファイに変更しました。
ストラテラの経過は以下エントリ参照ください。
エビリファイに切り替えることになったのは、先週通院した際の先生との相談による。
①相変わらず薬は飲みきれていない日が続いている。
②薬剤師さんからもこの量だとあまり意味がないよ(効果ないよ)と言われた。
③時折脈絡もなく感情が爆発するときがある(原因がよくわからないが感情が不安定?)。
などなど、困っている点を訴えてみたところ、じゃあ別の薬としてエビリファイを試してみましょうか、となりました。
エビリファイはもともと同じ小学校に通うお友達がすでに飲んでいた薬なので知ってはいました。うちの子に合うかどうかは正直微妙でしたが。
エビリファイ
ストラテラがADHD(注意欠陥/多動性障害)の症状を改善するために処方される薬の一方、エビリファイは自閉症スペクトラム症に伴う易刺激性の治療とのこと。よく分かりませんね。なお、同様の効果の薬としてリスパダールという薬もあるらしい。
それにしても薬の名前って最初覚えるの大変ですね..
エビリファイが処方される症状
・外傷を作るような自傷行為
・他者に対する攻撃性(暴力や暴言)
・かんしゃくを起こす
・怒りっぽい、不機嫌
・抑うつ気分
・要求がすぐに受け入れられないと気がすまない
・ちょっとしたことで泣き叫ぶ
・すぐに気分が変動する
・不適切に泣いたり叫んだりする
・物を壊す、地団太を踏む、ドアをバタンと閉める
この辺なんですよね、この薬が微妙だなと思うところは。うちの子に当てはまりそうなところは青にしましたが、あまりそっち系じゃないような気がして。。
集中力を上げたいというところが本来薬を始めた理由でしたが、この薬はどちらかと言うと集中力が落ちることがあるようなので..
エビリファイの働き
・自閉症スペクトラム症に伴う易刺激性には、ドーパミンが関係していると考えられています。ドーパミンは脳内の情報を伝達する働きを持っており、エビリファイはドーパミンのバランスを安定化させることにより、自閉症スペクトラム症に伴う易刺激性を改善させる。
ドーパミンの働きが活発→→ドーパミン神経の過剰な活動を抑えることで症状を改善
ドーパミンの働きが低下→→弱くなっているドーパミン神経の活動を活発にすることで症状を改善
といった働きがあるらしい。
ストラテラは脳内ノルアドレナリン量を増やす機構の薬でしたっけ。
エビリファイを1週間飲んでみて
エビリファイは1日夕食後の1回のみ。
エビリファイ散1%の粉薬。
まずこの薬とても飲みやすいです。味がほとんどないのでポカリに入れても普通に飲んでくれます。ストラテラの時はそもそも薬を飲ませることに難儀していたので、とても助かります。子どもにとっても、朝晩の薬のたびに飲みなさいと親からうるさく言われストレスになっていたと思うので、とてもよかったと思います。
効果の方も上々です。
学校の先生も、放課後クラブも放課後デイの職員さんも、口をそろえて良い感じですね、と。
とても落ち着いていて活動に取り組めることが増えてきましたとか、自分の意思を口に出すようになったとか(隣の部屋に行って〇〇しますとか)、笑顔が増えたとか、なかなか良い感じのようです。
確かに自宅で見ていても良い感じだな、と思えます。
ストラテラも最初は良かったので、この良い流れが持続してくれるよう願うばかり。
まあでも、ストラテラと違って薬が飲みやすいのはよいです。
副作用らしきものとしては、初日の夜に(と次の日も少し)よだれがとても出るのか、カニみたいに泡のようなつばを出して寝辛そうにしてました。もう出なくなりましたが。
あと眠気は出るみたいですね。夜はすぐに寝てくれます。
次の日も眠気が続く、、、なんてことは幸いないようです。
関係ないですが、エビリファイの名前を覚えた私の方法。
エビフリァイ
で覚えました。笑