先日、自身のツイッターで下記のことを呟いたところ、
いつもよりも「いいね」の数が多く付きました。

″この人生は、ほぼすべて病気と共に生きて病気と共に死んでいくわけだけど、
昔は「病気 with 私」な感じだったのが、
今は「私 with 病気」と思える時間が増えたことが
個人的に気持ちのあり方としてとても大きいのかもしれない。
「私 with 病気」と思える時間が少しでも長いといいな。今日も透析頑張ろう。”




病気と共に50年以上生きてきたなかでは、
やはりそれなりに辛いこともありました。

身体だけでなく、心も含めて痛く苦しいときは、
他のことは当然考えることなどできずに、
まさに病気に自分が覆われたような気持ちになります。

でも、その辛さが和らいだときに思うことは、
「病気に飲み込まれないぞ!」
ということ。

病気が自分のすべてのような、
そんな人生にはさせないという強い気持ちをもちます。

しかし、それでも病気で辛くなる波は避けられず、
そんな時はしっかりその辛さと向き合わざるを得ない
わけですが、そんなせめぎ合いの繰り返しの人生のような気がします。

そんなことを振り返ってみたときに思ったことを
Twitterで呟いたのです。

事実だけみれば、
私の人生は医療のお世話にならなければ生きることはできず、
そして病気と共に生きて死ぬことは避けられませんが、

私の人生は病気があっての人生ではなく、
私の人生の中の一部に病気があった


と思って、最後はこの世を去るような日々を過ごしていきたいなと思うのです。