少し落ち着きました
不謹慎かもしれませんが少し気持ちの整理がついたので今の素直な想いを綴ろうと思います。
何から話せばいいんやろうか…
最初は何が起きたのか理解できなかった。
6日、休日明けの練習日に球場へ到着し、荷物をおろした。 バット、グローブ、スパイクやヘルメットなど球場に置きっぱなしにしてある小瀬の荷物が嫌がおうにも目に入る。
抑えていたものがいっきに溢れ出して涙が止まらなかった…。
その後グラウンドでは全員で黙とうを行った。
短いミーティングを終えるとウォーミングアップに入る。自分や坂口など若い選手が先頭にたってランニングやダッシュをしていく。
いつも先頭に並んでいるはずの小瀬の姿がそこにはない。
再び感極まりその直後のことはあまり覚えていない。惰性でウォーミングアップをしていたと思う。
ユニフォームを着てグラウンドに立つと、改めてこれが現実なんやと感じ寒気がした。信じ難い事実。
前日の5日も警察署へ行き自分のような特別仲の良かった者は事情などを話した。その頃はいまいち実感がわかなかった。
どっからかひょこっと現れて元気な姿を見せるんちゃうかと楽観視すらしていた。
自分以外にもそう思った人は多いはず。
そして翌日、練習のため球場に向かったけど球団の重苦しい雰囲気や報道陣のただならぬ行動に
じわじわと押し寄せる恐怖で胸が苦しかった。
そこで、初めて事の重大さに気がついたのかもしれない。
自分たちの気持ちなんか考えもせずに…。
今日だって球場では献花台が設けられ、球団や訪れた方々が花を手向けた。
そこに用意されていた写真にうつっている小瀬の表情は無邪気に笑っていた。
こっちの気も知らないで、最高にいい笑顔。
悲しみと同時に正直憤りも感じる。
周りの人たちにどれだけ悲しい思いをさせて迷惑をかけているのか怒鳴り散らしたい。
しかし
そんな自分勝手な男に対しても日高さんをはじめ、北川さん、田口さんなどの多くの先輩たちは
球団の方たちと小瀬や残された選手たちのため、チームのために何ができるのか
最善の策を夜遅くまで考えてくれた。
感謝してもしきれないほどこれほど嬉しいことはなかった。つくづく小瀬は幸せもんやったと思う。
後輩や仲間ではなく弟くらいの感覚だっただけに
自分が言うのもおかしいが心の底から感謝したい。
寂しがり、天然、おっちょこちょい、意外と負けず嫌い、人懐っこいなど
小瀬を形容するとかなりの数が頭に浮かぶ。
同じチームになって2年強とわずかな時間ではあったが、それも球場やプライベートで共に時間を過ごすことの多かった証なのかもしれない。
自分にとっての大きな財産へとさせてもらうよ。
悲しいのはみんな同じで自分だけが特別じゃない。
今後、周囲から小瀬のために頑張れと言われても
小瀬自身「ボクの分まで頑張って下さい」とは、おそらく言わないだろう。
そんな動機で自分は野球をしない。
自分のために、この出来事と小瀬を忘れないために今シーズンは思い出深い最高の1年にしなければならない。
そのために気持ちをきりかえて練習を始めている。
今年の成績が振るわず、
小瀬のせいだと言い訳をしたり同情されたり仕方がないと逃げるなら
自分はプロとして野球をやる資格はない。
まだまだ自分は非力なだけに1日も早く元のチーム状態に戻って練習に取り組みたい。
今回のことでたくさんの人たちにお騒がせし、ご心配をおかけしたことを深く御詫び申し上げます。
皆さんからの心強いメッセージは何よりの励みとなりました。
感謝しています。
本当にありがとうございました。
今後とも温かく見守っていて下さい。
最期に天国の小瀬へ
またどこかで会おう
何から話せばいいんやろうか…
最初は何が起きたのか理解できなかった。
6日、休日明けの練習日に球場へ到着し、荷物をおろした。 バット、グローブ、スパイクやヘルメットなど球場に置きっぱなしにしてある小瀬の荷物が嫌がおうにも目に入る。
抑えていたものがいっきに溢れ出して涙が止まらなかった…。
その後グラウンドでは全員で黙とうを行った。
短いミーティングを終えるとウォーミングアップに入る。自分や坂口など若い選手が先頭にたってランニングやダッシュをしていく。
いつも先頭に並んでいるはずの小瀬の姿がそこにはない。
再び感極まりその直後のことはあまり覚えていない。惰性でウォーミングアップをしていたと思う。
ユニフォームを着てグラウンドに立つと、改めてこれが現実なんやと感じ寒気がした。信じ難い事実。
前日の5日も警察署へ行き自分のような特別仲の良かった者は事情などを話した。その頃はいまいち実感がわかなかった。
どっからかひょこっと現れて元気な姿を見せるんちゃうかと楽観視すらしていた。
自分以外にもそう思った人は多いはず。
そして翌日、練習のため球場に向かったけど球団の重苦しい雰囲気や報道陣のただならぬ行動に
じわじわと押し寄せる恐怖で胸が苦しかった。
そこで、初めて事の重大さに気がついたのかもしれない。
自分たちの気持ちなんか考えもせずに…。
今日だって球場では献花台が設けられ、球団や訪れた方々が花を手向けた。
そこに用意されていた写真にうつっている小瀬の表情は無邪気に笑っていた。
こっちの気も知らないで、最高にいい笑顔。
悲しみと同時に正直憤りも感じる。
周りの人たちにどれだけ悲しい思いをさせて迷惑をかけているのか怒鳴り散らしたい。
しかし
そんな自分勝手な男に対しても日高さんをはじめ、北川さん、田口さんなどの多くの先輩たちは
球団の方たちと小瀬や残された選手たちのため、チームのために何ができるのか
最善の策を夜遅くまで考えてくれた。
感謝してもしきれないほどこれほど嬉しいことはなかった。つくづく小瀬は幸せもんやったと思う。
後輩や仲間ではなく弟くらいの感覚だっただけに
自分が言うのもおかしいが心の底から感謝したい。
寂しがり、天然、おっちょこちょい、意外と負けず嫌い、人懐っこいなど
小瀬を形容するとかなりの数が頭に浮かぶ。
同じチームになって2年強とわずかな時間ではあったが、それも球場やプライベートで共に時間を過ごすことの多かった証なのかもしれない。
自分にとっての大きな財産へとさせてもらうよ。
悲しいのはみんな同じで自分だけが特別じゃない。
今後、周囲から小瀬のために頑張れと言われても
小瀬自身「ボクの分まで頑張って下さい」とは、おそらく言わないだろう。
そんな動機で自分は野球をしない。
自分のために、この出来事と小瀬を忘れないために今シーズンは思い出深い最高の1年にしなければならない。
そのために気持ちをきりかえて練習を始めている。
今年の成績が振るわず、
小瀬のせいだと言い訳をしたり同情されたり仕方がないと逃げるなら
自分はプロとして野球をやる資格はない。
まだまだ自分は非力なだけに1日も早く元のチーム状態に戻って練習に取り組みたい。
今回のことでたくさんの人たちにお騒がせし、ご心配をおかけしたことを深く御詫び申し上げます。
皆さんからの心強いメッセージは何よりの励みとなりました。
感謝しています。
本当にありがとうございました。
今後とも温かく見守っていて下さい。
最期に天国の小瀬へ
またどこかで会おう