朝、出かける時のチェリオ君
熟睡してて、「いってきます」といっても起きませんでした。
私たちには何でもない時間が大切です。
夜になると一緒にソファで映画を観たり、本を読んだり
温かいものを飲んだり
つい最近、BS12で14分ほど映画「おもちゃの国」を観賞しました。
ホロコーストの時代に仲の良い男の子が2人
1人はユダヤ系で両親と共に収容所に向かうことになります。
ユダヤ系の両親は怖がらせないように収容所をおもちゃの国だと説明していました。
もう1人はその子と一緒におもちゃの国に行こうと企て
家を飛び出してしまいます。
心配した母親が探し回り、誤って収容所への列車に乗ってしまったのではないかとドイツ兵にいって列車を確認してもらいます。
列車が開いた時、そこにいたのはユダヤ系の男の子とその両親
母親は自分の子供ではないにもかかわらず、
どこにいっていたの!といって子どもを連れて帰ります。
両親は何も言わず、黙って子供を託し
列車の扉は締まります。
一切振り返ることなく母親と男の子は立ち去ります。
ほどなく自分の子供も帰ってきて
なにごともなかったように過ごし始める男の子たち…。
この時、フェルデンクライスを学んでした時のことを思い出しました。
フェルデンクライスでの施術を受けて
時として、エクスタシーを感じたり、泣いてしまったりする人があります。
それは何故なのか教育トレーナーに質問がありました。
本当の悲しみ、苦しみを知らないからだ…との答えでした。
本当の悲しみ、苦しみって、こういうことなのか
この映画を観て、それを目の当たりにしたように感じました。
この映画、何度も観返してしまいますし
それぞれのシーンを細かく確認してしまっています。
録画しておいて正解だったと思っています。
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