こんにちは!

 

 

いつもブログをお読み頂き

ありがとうございます。

 

 

心理コンサルタントの横山ゆかです。

(内観のプロはこんな人

 

 

 

 

 

タイトルの文言に

ハッとした方もいるのではないでしょうか。

 

 

愛着障害を専門としてカウンセリングする中

 

 

自分の悪い言動を治す、止めるために

 

 

「●●してはいけない。」

「〇〇しなければならない。」

 

 

 

というやり方で

なんとかしようとする方がとても多いです。

 

 

 

例えば

 

 

恋愛すると彼にアレコレ求めてしまい、重くなる。

期待しちゃいけない。求めちゃいないと

自分に言いきかせてはみるけれど

●●して欲しい欲求はなくならない。

 

 

 

恋人やパートナーを始め、どんな人と関わっても

ちょっとしたことで怒りが出やすい。

なんでXXしてくれないの!?

普通XXするよね!?XXするべき!

 

 

 

相手を批判したり

自分の価値観を押しつけてしまう。

 

 

 

そんなことしちゃいけない。

自分の言動を改めなきゃ。

と自分を矯正しようとしても状態は変わらない。

 

 

 

こんなことを繰り返していませんか?

 

 

 

私のカウンセリングに来談される方は

同じ失敗を繰り返していることが多く

こうなってくると

 

 

 

「またやっちゃった..」「成長がないな、自分」

と自信をなくしたり

そういう自分が嫌になってしまいますよね。

 

 

 

ところで

 

 

「怒っちゃいけない、求めちゃいけない。」

 

「●●しちゃいけない。」

 

 

「XXしないといけない。」

 

 

では絶対に変われない。

 

 

むしろやってはいけないことのひとつだということを

あなたは知っていましたか?

 

 

 

なぜ、自分にいいきかせる。

 

 

自分を抑えつけるやり方では変われないかというと

 

 

 

それが受身の姿勢であり、

主体的、自発的なものではないからなんです。

 

 

 


 

 

かつてのわたしも、

 

 

怒っちゃいけない。

感情を安定させるべきだ。

彼にアレコレ求めちゃいけない。

人に対しは寛容であるべきだ。

 

 

 

こういうやり方で

自分の問題をのりこえようとしていましたが

まったくうまくいきませんでした。

 

 

 

なぜこのやり方では

自分の悪い言動が治らないのか

ずっと考え続けてきたのですが

 

 

 

そもそも、

 

 

 

怒っちゃいけない。

感情を乱してはいけない。

人に対し寛容であるべき。

 

 

 

が、自分のためというよりは

社会や誰かにそうするよう求められているから。

 

 

 

気持ちはそこまでのってなくても、

そうしなきゃいけない。

それがきっと正しいんだろう。

 

 

 

みたいな感じで

自分は納得していないまま

受身の姿勢で捉えているからなのでは?

と考えるようになりました。

 

 

 

話はズレますが

 

 

 

車を運転できるようになりたい。

ピアノが弾けるようになりたい時って

興味関心がある、好きだから始めるのであって

強制でないことが多いと思うんです。

 

 

 

好きだから、やる。

やってみたいから、挑戦する、みたいに。

 

 

 

それは自分の意思があり、

自主的な理由ですよね。

 

 

 

自分と向き合い

自分の問題点を改善しようとするときも

発想はこれと同じで

 

 

 

怒らない人でありたい。

だから怒りが沸いても

少し忍耐し、

それを外に出さないように自制する。

  

 

 

感情を穏やかに保てる人でありたい。

だから、内観スキルを身に着け、

自分の感情のお世話ができるようになりたい。

だから内観を頑張る。

 

 

 

人に寛容でありたい。

だから、自分はそうできるように努力する。

  

 

 

本来は、自分がそう願うから、

行動もそれに合うものになっていく。

 

 

 

そこに「自分の意志」があるから

行動を変えられるのであって

 

 

~しちゃいけない。~してはダメ。~すべき

 

 

 は

 

 

仕方なくそうするとか

人に言われたからそうするとか

社会的に悪いと言われるからそうするとかで

 

 

本心はそこまで思っていない上

 

自分のやりたい!

 

 

ではないんです。だから改善されない。

 

 

 

このことについて

考えてみたことはあるでしょうか。

 

 

 

主体的、自発的であるかと。

 

 

 

受身の姿勢で自分と向き合っても

自分の気持ちに無理がきて、

途中から続かなくなったり

残念ながら、悪い言動は治らないんです。

 

 

 

 

 

 

ではなぜ受身になってしまうのでしょうか。

 

 

 

その理由は

 

 

 

自分の悪い言動を

そもそも悪いとは思えてなかったり

問題意識が薄く、

自分ごととして捉えていないから。

 

 

 

自分の弱点やできない部分を

どうしても自分で認められず、

否認している状態だったり

 

 

 

自分自身が誰かにコントロールされたり

誰かの感情のはけ口として使われてきた経験があると

それが当たり前となり、

健全な人とのズレがわからないなど

 

 

 

愛着障害特有のいびつさがあるため

現実を直視できない心理もあると思います。

 

 

 

でも、それよりも本質的というか

私が確信しているのは

 

 

 

自分の悪い言動や問題行動を改善する

変えようとする時に生じる

 

 

 

「怒っちゃいけない、求めちゃいけない」

「これではダメ」「●●すべき」

 

 

 

という心の声が

 

 

 

親やそれ以外の誰かに言われたことであったり

 

 

 

親やそれ以外の誰かに否定され

そこから受け取った「そのままの自分ではダメ」という

隠されたメッセージと重なり

それに反抗しているから、うまくいかない。

 

 

こちらの方が大きなウェイトを

占めていると思うようになったんです。

 

 

ギリギリのラインだし

やり方は間違っているんですが

自分の価値を守ろうと抵抗しているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

の記事でも書かせて頂きましたが

 

 

 

人に怒りが出やすかったり

恋愛すると相手にいろいろ求めてしまうのは

 

 

 

そのままの自分で愛される!

という安心感が自分の中にないため

相手から欲しい言動を引き出すことで

自分の価値を高めようとしたり

 

 

 

ぽっかり空いた心の空洞を埋めようとしている

ある種の救済措置、

自分を守るための防衛行動なのですが

 

 

 

この傾向がある方は

過去に自分の人格を一方的に悪く決めつけられたり

そのままの自分では受け入れてもらえず

自分を変えることを

コントロールという形で強要されています。

 

 

 

親が望む人物になろうとしていたり

社会でよしとされている人物になろうとしていたり

自分をいじめてきた人が望む人物に

なろうとしていたかも知れません。

 

 

 

原点は親からのコントロールであることが多いのですが

 

 

 

その時、本当は納得していないのに、

一方的に自分を悪くきめつけられ、悔しかった。

 

 

言い訳や話をよく聞いてもらえなかった。

 

自分を尊重してもらえず、悲しかった。

 

 

 

でも、仕方なく受け入れ

 

 

 

親や誰かの望む人物になろうと、

ある意味で自分を変えてきているんです。

本来の自分を殺すという形で。

 

 

 

そうすると、大人になり自分の悪い言動が原因で

恋愛がうまくいかなかろうが、

関係が壊れようが

家族が離散しようが

 

 

 

すでに子どもの頃から

自分とは違う人物に変わろうと頑張ってきているため

 

 

 

「また頑張らないとダメなの?」

 

 

「わたしだって変わろうと頑張ってきたのに。。

親のために」

 

 

 

「わたしは子供のころから変わろうと頑張ってきた。

なのにまた変わらないとダメなんて、不公平だ。」

 

 

 

「さんざん自分を殺して

違う人になろうとしてきた。

もう自分の一部を取られたくない。」

 

 

 

無意識にこんな感情が沸いてしまうため

激しく抵抗してしまう。

自分の悪い言動を悪いとは認めたくない。

 

 

 

認められなければ自発的に

「変わろう」「変えたい」にはならない。

すると、ずっと辛い状態が続いていく。

 

 

 

多くはこの部分に気づかないまま

 

 

あれしちゃだめ、これしちゃだめ、やらなきゃいけない。

 

 

など義務感や焦燥感でなんとかしているように見えます。

 

 

でも、それでは自分を動かすことはできなくて

 

 

必要なのは、なぜ自発的になれないのか

その理由を探って

まずは一旦受け止めることなんです。

 

 

 

それをするのがカウンセリングで

あなたはもう、十分過ぎるくらい

自分を変えてきていて疲れてるんです。

 

 

その証拠に、これを読んでいるあなたはきっと

自分に対し、

 

 

 

 

こうでなければならない。

こうすべきだ。

こうしてはならないなど

自分にたくさんのルールを設け、自分を正す、

自分を変えてきたはずです。

 

 

 

 

それに気づいてますか?

 

 

 

 

 

 

 

「また横山が小難しいこと言ってるよ。

じゃあこれからどうすりゃいいの!?

答えを言え、答えを。」

 

 

と感じた部分もあるかも知れないし

まだ、ピンときてない部分もあるとは思うんですが

 

 

大切なのは

 

 

自分の悪い言動を素直に認め

好きなことに取り組む時みたいに

主体的、自発的に

変えたい、改善したいと思えているか。

 

 

自分ごととして受け止めていない部分はないかどうか

セルフチェックすることは言うまでもないんですが

 

 

 

それと同時に

 

 

 

今日まで頑張ってくれてありがとう!と

心の底から過去に生きた自分を労り

自分をわかってあげることが

重要だとわたしは思っているんです。

 

 

 

わたしはカウンセリングでご一緒する方には

 

 

 

自分で自分が嫌になるような

人との関係を悪くする言動も

その言動をとることで

今日まで生きてこられた部分はないですか?

 

 

とか

 

 

その行動にはどんな目的、役割があると考えますか?

 

 

と必ずお聞きし、

そのことについて考えてもらっています。

 

 

なぜかというと、

 

 

 

本当はわかってもらいたいことが

たくさんあるはずなのに

自分でさえ、それがなんなのか理解できていない。

他人ならなおさらわかってもらえない。

 

 

 

心が「自分をわかってもらえた!」

と納得できていないから

自分の言動を悪いとも思えないし

治したいと本心では思えない1番の理由だからです。

 

 

 

だからこそ、重複しますが

 

 

「怒っちゃいけない、求めちゃいけない」

「これではダメ」「●●すべき」

 

 

 

自分への否定、抑圧、罰する気持ちなど

厳しさだけ向けても自分は動かせず

自己理解、自己受容など

マイルドに自分と接することで自分を動かせるのです。

 

 

 

「怒っちゃいけない、求めちゃいけない」

 

 

 

 

それ以上それをやっても、

よくない言動は絶対に治らないし

自分自身に反発されるだけだから

ほかのルートを辿った方が

今風の言葉でいうと、タイパがいいよ!

 

 

 

賢い道を選択しましょうね。

 

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
 
 
 
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