ひでです。お早うございます。瀞峡観光を済ませ、湯の峯温泉に来ました。ここへ来るのは何年ぶりでしょうか。実は大台ケ原で転んで尻を打って痛がっている奥様を、小栗判官・照手姫で有名な湯峰温泉の壺湯で治そうと思いまして。笑
小栗判官のお話しは知っていますよね~。餓鬼の体になった小栗判官を照手姫が荷車を引いて湯峰温泉にきて、49日の湯治を行い本復したというお話です。昔、死んだばあちゃんから聞きました。
世界遺産になってからは外人さんも増えたようです。近隣諸国の言葉は聞こえませんでした。
湯の峯温泉は道の両側にへばりつくような小さな温泉町です。
確かこの川沿いに壺湯があったようですが・・・。ここは自分で作る温泉卵が有名です。
確か、壺湯の受付は公衆浴場の受付と一緒だったはずです。窓口で聞くと3組待っているそうなんで、入れるとしたら2時間後(1組30分)だそうです。諦めるしかないですね~。
それでは他にどんな風呂があるのかというと、シャンプー・石鹸が使えない薬湯と、普通の温泉があります。薬湯のほうが高いんで「じゃあ、薬湯を買って入ってから、温泉の方に入るってことは出来ますか?」って聞いたんですけど「出来ません。改めて買いなおしてください」という冷たい返事です。
奥様は頭が洗いたいんで温泉。私は薬湯にしました。当初の目的とは違いますが、病にかかったのは小栗判官のほうですからまあ良いでしょう。何故か係員が居るのに券売機でチケットを買うようです。笑
ここは公衆浴場の入り口です。薬湯はロッカーの向こう側です。
薬湯に入ると右側にトイレの入り口のようなマークが。笑
お風呂は狭いんですが、先客のおじいさんが2人。写真を撮ってもいいですか?と了解をもらいました。「今どきのカメラはいいね~防水かい。ここの温泉はいいよ~私は大阪からちょくちょく来るんだ。湯治に来ている人もたくさんいるよ~」気さくに話しかけてくれました。
温泉には湯の花がいっぱい浮かんでいました。垢と間違えるくらいの湯の花です。ぬるぬるすべすべになりました。
「薬湯と公衆浴場は何が違うんですか」との問いに「薬湯は源泉かけ流し、公衆浴場は水で薄めているといったとこかな?」「本当は壺湯に入りたかったんですが、2時間待ちと言われて」「日曜日はそんなもんだ。平日来るしかないよ」なんて、話にも湯の花が咲きました。笑
お風呂から出て、効能書きを読みますと、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉でした。だから、ぬるぬるすべすべだったのか~PHが6.9でしたので、これがPH8以上あったら最高の温泉だったのに。ですが、沢山の湯の花で満足・満足。
先に出ていた奥様と一緒に壺湯を見に行きます。そうそうここだここだ。
皆さん順番に待っています。一組30分とは言ったものの湯の花を垢と間違えて、そそくさと出てくる人もいるようなんです。並んで待っているんでしょうか。笑
さあ、本日の宿営所「奥熊野古道ほんぐう」まではすぐそこです。熊野本宮大社がすぐそばなんて、紀伊半島を横断したようです。笑
それにしてもスーパーがないな~。笑
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