ひでです。お早うございます。以前はここから上流に、白山登山をする人のために岩間温泉旅館があったという話ですが、モータリゼーションの発達で旅館はなくなり、今では野湯の露天があるだけです。
子供たちが小さいときはそこに入った思い出がありますが、写真でも探してみますか。今回はこの秘湯で我慢します。笑
受付で入浴料700円を払い、お風呂のシステムを聞きます。なぜなら、ここの露天は混浴なんです。「奥様が混浴は嫌だ」というと思いますので「湯浴み着はありますか?」と聞いて、有りましたので、心置きなくお風呂へGO。笑
ここの源泉は90何度という高温ですが、長い距離を導水管で運ばれてくる間に丁度良くなっています。ですから、源泉かけ流しです。お湯を飲むひしゃくもありますが、無味無臭で飲みやすいお湯でした。
ただ、カランから出るお湯の水圧が低いのには閉口しました。
それでは、露天へ出ましょう。下界では32度くらいですが、ここは27度くらいで涼しいんです。でも、足元の石がお日様にあぶられて熱いのなんのって。思わず小走りになります。笑
気分は野湯です。遮るもののない自然の中のお風呂といったたたずまいです。トンボが飛び、アブが飛び、その他色々なものが飛んでいます。まさに自然。笑
「熱いわ~40度以上あるんじゃないかな~?。」「でもこの解放感はたまらんね~」と、石の向こうの先客と話をしていました。
お湯はぬるぬるで最高です。首までつかると顔がアブの集中攻撃を受けます。笑
レムさんお待たせしました。そこへ、湯あみ着の奥様登場~。温泉に一緒に入るのは3回目かな?。一度は鹿児島のふるさと温泉。ここは湯あみ着でした。もう一つは青森の酸ヶ湯温泉。ここも湯あみ着がありましたが、知らないもので、千人風呂で奥様は隠れていたそうです。笑
「熱いわ~。夏の盛りやし、もう少しぬるくてもいいがに」という奥様はそそくさと内湯へ。次に先客の奥様も湯あみ着を来て旦那さんと話をしてました。
大自然を満喫していると、小松から来たというおじさんに「いつもここへ来るが?」と聞くと「何時もは中宮温泉に行くんやけど今年は通行止めやし休館にするってはがきが来とったわ~。がけ崩れを直そうとしても、コロナのせいで予算が付かんらしいわ~。」という話です。こんなところまでコロナの影響が及ぶなんて思いもしませんでした。
泉質はナトリウムー塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)です。PHは8.83と驚くほどではありませんが、メタケイ酸が206.8mgと見たこともない数字でした。だからスベスベになるんですね~。
お風呂からあがって、さ~お暇しましょう~。外へ出ると秋の虫が鳴いていました。もう季節は変わるんだな~と思って周りを散策します。入口の横には昔の湯治場の名残でしょうか?
うろうろ写真を撮ってると「行くよ~虫が入って来てかなわんわ~」という声がしますので、帰りましょうか。それにしても次から次にお客さんが絶えない山の湯でした。笑
そうそう今日からちょい旅に出ますので、ブログとは疎遠になります。悪しからず。でも、山ほど暇があるのにちょい旅ってどうよ。行き先は前回行けなかった戸隠にリベンジです。笑
今回のブログは後ほど旅行記として記事にしますので、こちらも悪しからず。笑
来るときは山側だったんで見通しは利きませんでしたが、帰りは谷側で運転しやすかったですよ~。笑
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