東京タワーと上海のあのビルは同じ高さ!
今回は、
まだ上海に来たことがないという方のために、
前回に掲載した日本の有名な高層ビルの「高さ」を利用して、
上海のスケール感をつかんでもらえるように、
イメージトレーニングをしてみましょう。
上の写真の中央上部に見える、
鉛筆を立てたような形のビルは、
JWマリオット上海ホテルが入っているビルで、
最上部の高さは284m、60階建です。
日本1位の横浜ランドマークタワーが296mですので、
12mの差で、
わずかにランドマークタワーのほうが上ですが、
ほぼ同じ高さです。
これを基準にすれば、
皆さんが知っている日本の高層ビルを、
もしも今の上海に置いたら、どのくらいの大きさになるか、
イメージしやすいと思います。
日本の2位以下のビルは、
全部、
この鉛筆ビルよりも低いということになります。
ちなみに、
同じ写真の右上に見える、
2本の長い角がある、虫みたいな形のビルは、
ル・ロイヤルメリディアン上海ホテルが入っているビルで、
角の最上部の高さは333mです。
なんと、
あの東京タワーと全く同じ高さです。
現在、
上海に在住の日本人の方も、
これらのことを知っている方は少ないと思いますので、
へー、そうなんだ、と参考になったはずです。
私も、
もしも東京タワーを上海に置いたら、
あの高さになるのかと、
時々イメージして、スケール感の調整をして楽しんでいます。
もちろん、
ビルの高さを競争しても意味はありません。
建設技術があっても日本は地震が多く、
上海は地震がないなど環境が違うからです。
ただ今回は、
上海の高層ビルの雰囲気を、
分かりやすくイメージしてもらう方法として使ってみました。
(ブログ表紙の浦東地区は次元の違う高さなので別格として浦西方面で比べました)
また、
大部分の日本のビルは、
味気のない四角い形が基本ですが、
上海のビルは、
色も形も奇抜でユニークな物が多く、
頭に王冠を載せたような形のビルや、
色が金ピカのビルなど、
見ていて楽しいのも特徴です。
世界中のデザイナーが、
自分の好きな設計を実現し、競い合っているみたいです。
それにしても、
毎日見慣れているのですが、
上海の高層ビル群は本当にすごいと思います。
どこまで増えるのか、さっぱり分かりません。