今日は お雛様を飾るのに 佳い日とされている雨水
（この日に飾ると良縁に恵まれるといわれているそう）
家は 予定があったので先日の大安に飾りました
ちょっと見かけたブログで
3人官女の 右側の人が持っている
長柄銚子 の向きが 家と逆に持っていました
あれっ 私逆に持たせた気がするわ
お酒を注ぐ銚子なので 利き手が銚子に近い方が 注ぎやすい？
いや柄が長いから 利き手で長い柄を支えるほうが 注ぎやすい？
私は買ったときに付いてきたひな人形の飾り方 というのを見ながら毎年飾っているので
そこに載っている通り 何にも考えずに持たせていました
もしかして今年は うっかり間違えたかな？
確認してみると 載っている通りに持たせていました
ネットで調べると 大体は 家と同じような持ち方ですが、、、、
一般社団法人日本人形協会 という 権威ありそうな団体のホームページでは
こんな風に持っています 久月さんのお人形です
一般社団法人日本人形協会は、日本人形類に係る関連産業の健全な発展を図り、
我が国の伝統工芸産業の振興と、国民生活の文化的向上に寄与することを目的としている団体です。
あれーー どっちなんだろう
あっ！ そうか 多分
右利きと左利きの官女さんがいるんでしょう
銚子（ちょうし）
一般的には銚子で通っていますが、正しくは「提子（ひさげ）」という道具です。
銚子はお酒を注ぐための酒器で、提子は銚子にお酒を加える道具です。長柄銚子にお酒を加える役割となるので、「加銚子（くわえのちょうし）」とも呼ばれます。
手がつるを下げられるように上を向いていますので、そこに掛けます。
三方（さんぽう）
三方は、盃が乗っている台です。
両手に乗せるように持たせます。
この官女だけ眉無しでお歯黒をしている場合があり、既婚者（もしくは、女官は独身のため年長者）であると言われています。
長柄銚子（ながえのちょうし）
長柄銚子もお酒を注ぐための酒器ですが、銚子（提子）に対して本酌となります。
従酌よりも本酌の方が上位となりますので、左（向かって右）に並べます。
これは、左側を上位とする「左上位」にならっている為です。
注ぎ口のある方が内側（三方側）にくるように、両手で持たせます。
昔も右利き左利きの人がいただろうに
儀式で 持ち方なんか決められたとおりにしなければならないときは
やっぱり難儀したんでしょうか
うちの官女さんたちは 右利きです（たぶん、、、）
雛人形の世界 奥が深いですねー
