引き続き、C'est vrai 39(セヴレ39)のディナーコースです。
前菜
本日のポタージュ ごぼうのポタージュ
こんなにも牛蒡が甘くて美味しいとは!
オーナーシェフの丁寧な仕事と、素材の個性を最大限に引き出す技術によるものだと思われます。
パンのおかわりをいただき、スープ皿をきれいに拭いました。
オーロラサーモンのセジールと大麦のタブレ仕立て
セジール(saisir)って何ぞや?とググりました。
オーロラサーモンのしっとりとした食感、セジールの意味が分からなかったので、てっきり低温調理したのかと…。 あとから皮目をバーナーで焼いたのかしら、とか。
イヤハヤ素晴らしい!!
因みに“タブレ”とは、クスクスを使ったサラダのことだそうです。
蛤のマリニエール (漁師風 ワイン蒸し)
ここでも登場、知らない言葉は即ググります。→フランス料理情報サービス - 用語集 : 魚料理 : ま : マリニエール
ふくよかな味のスープ、蛤のだしとバターが合わさって、得も言えず!!
大粒の蛤の身はぷりっぷり、本当に美味しいわぁ。
もちろんスープも残すことなく、パンで拭っていただきました。
メイン料理
青森産 ソイの蒸し焼き 春菊のナージュ
本来は春菊のナージュ(→フランス料理情報サービス - 用語集 : 魚料理 : な : ナージュ)ですが、春菊があまり得意でないのを伝えたら、白ワインソースに変更してくれました。(シェフ、せっかくの春菊だったでしょうに、ごめんなさい)
これまた深い味わいの白ワインソース、もう「美味しい!!」としか言いようのない…。
黒ソイの下にあった大根の(コンソメ)バター煮が、これまた美味しくて!!
付け合わせの野菜が、手間がかかるものばかりで、オーナーシェフのこだわりが伝わってきます。
オクラのソテー、ミニ青梗菜も美味しかったなーー。
豚ロースのグリエ マスタードソース
豚ロースのグリエは、相方大絶賛のひと皿。
「柔らかくて、美味しい豚!!」と大喜びでした。
付け合わせの野菜は魚料理と少し異なり、ブロッコリー、蕪、ミニ青梗菜、インゲンのソテー。
マスタードソースも、最高。
チーズ盛り合わせ
ロックフォール、コンテ、ポンレヴェック
シェーブルチーズが苦手な方がいるので、他のチーズを多めに出して下さいました。 お手間おかけします。
「ノルマンディー産のチーズです」と紹介されたポンレヴェックが、これまた美味しくって!
とても柔らか、それでいて、もちっとした弾力感もあり、思わず微笑みが湧いてきます。
デザートの盛り合わせ
ソルベ ヨーグルト、ベルガモット、ストロベリー
洋梨のクリームブリュレ
ブルーベリー風味のベイクドチーズ
ガトーショコラ
キウイクラフティ
いちごのタルト
予約時に「記念日なんです」と伝えてくれてあり、デザートは素敵な盛り合わせで登場です。
スイートチョコレートで描かれた、お魚の絵が可愛い❤
私はお腹もいっぱいだったので、ひと匙ずつ。
ベルガモットのソルベが、特に美味しかったー。 さっぱりとしていて、甘さも控えめ、ボウル一杯食べられそう。
ケーキ類は安定の美味しさ、どのケーキも一切の妥協ないんだろうなーと。
このデザートを食べにだけでも、行く価値のあるレストランです。
紅茶(ダージリン)
温かい紅茶で、さっぱりと。
ハーブティー ヴェルヴェーヌ
サーヴィスで出してくださった、ハーブティー。
「フランス産のヴェルヴェーヌです」とご紹介いただき、早速帰宅後にググります(何でもグーグル先生頼り)。→レモンバーベナの効能・効果を紹介しています - ハーブのちから
おお、レモンバーベナは知っているわ。 フランスでは、定番の飲み物なんですね。
ほのかにレモンの香り、私、こういうの好きだわ。
メレンゲクッキー
食事を終え、お店の外まで見送りに出てくださったオーナーシェフ
より。
とても美味しいメレンゲクッキーのお土産です。
現在は、全てのお料理を、オーナーシェフが作っているとのこと。
何年かご無沙汰していましたが、以前感動した毎月伺いたくなるような味に戻っていました。
まさに「雛にも稀な」フレンチレストラン。
これからも、定期的にお伺いします。
美味しかったです、ご馳走様でした。