■J2■2017シーズンスローガン紹介 「プレミアムスローガンフライデー」part2
part1から続くよ!
画像が多すぎて容量をオーバーしてるよ!
「前へ Go Forward」
新しいグランパスの始まりとして、
今こそクラブ一丸となり、J1昇格へ向けて『前へ』進まなければならない。
「ボールを大事にし、ゴールを奪いに行く」、常に『前へ、前へ』。
新たに歩み始めたチーム、選手とともに、ファン、サポーター、パートナー、フロント、ホームタウン、
クラブに関わる全ての方と共にグランパスの未来へ向かって、「前へ」進もう。
・明大ラグビー部点 7.0点
昨年は「信頼」というスローガンを掲げたが、春過ぎには信頼もなくなり疑心暗鬼となってしまい、J2降格という大爆死を遂げてしまった名古屋である。去年も切実な願いが込められていたが、今年も「前へ」という待ったなしのスローガンを掲げてきた。とにかく俺たちは前に進むんだ、後ろを振り返るとほんとに胃が痛くなるから、いや、マジで思い出させるのやめて5バックで前プレとか思い出すのきついからという強い思いが感じられる。デザインも強烈である。血塗られた赤と白のデザインは革命の遂行のためには犠牲者も厭わないという強い決意の表れと推測する。新監督の風間大僧正による粛清のシーズンの始まりである。ただ、そもそも「前へ」は有名な明治大学ラグビー部の名監督北島忠治さんのスローガンであり、これだけ有名な言葉をパ・・・オマージュしてしまうのは前の印象に引きずられてしまうので、あんまりよくないのかなあと思った。どうせ有名な言葉をパ・・・インスパイアするならプロイセン帝国宰相ビスマルクの「鉄と血」だとトヨタ自動車的にもなんかよい感じなのではないか。
「上昇-常勝 JOSHO魂 サンガノタメニ WE ARE KYOTO」
“サンガ”ってなんだ。
それは、フィールドで戦う11人だけを指す言葉じゃない。
選手たちを最前線で指揮する者。
出場のチャンスを待ち、日々己を鍛え続ける者。
選手たちがより強く輝けるように、チームを裏から支える者。
そして、チームに声援を送り、期待のまなざしで見つめる者。
勝利に喜び、敗北に怒り、
感情をともにするすべての人々が“サンガ”の一部だ。
俺たちサンガが同じ思いで「勝ちたい」と願えば、勝てない相手はいない。
汗をかき、声を出し合うことで、誰だってチームを勝利へ導ける。
ともに勝とう。勝ち続けよう。
そうして手にした常勝の先に、J1への上昇が待っている。
・オラワクワクしてきたぞ点 8.0点
スローガンを数多く見てくると、飽きる。だが、時折「すごい奴と同じ時代に生まれちまった・・・」というとんでもないものが出てくるので、この作業をやめられないのである。今年に限って言えば、京都がそれである。一目見た瞬間から全身の毛がざわざわと逆立つ、やばい、こいつは間違いなく戦闘民族だと俺のDNAが語りかけてくる・・・!感想を聞かれても「すごく強い」としか言えない。まずデザインがすごい。「上昇-常勝 JOSHO魂」「サンガノタメニ」「WE ARE KYOTO」というメッセージ性の多さ。しかもフォントがそれぞれバラバラなのは多民族都市京都を表現してるのだ、そうに違いない。そして、マスコットの鳥だけなんか急にかっこいい。「WE ARE KYOTO」とかファミコン時代の8bitっぽいポップな字体なのに、鳥だけ唐突にスタイリッシュで面くらう。そして説明もJ-POP路線でぐんぐん俺たちを煽ってくるのであり、「すべての人々が“サンガ”の一部だ。」という部分の後には、長めのギターソロが入ります(1分25秒)。善も悪もなくなにもかもが曖昧な時代、君への愛だって信じられない時代、その時代にサンガが明確な答えを出した新アルバムはタワレコ先行発売で2/26に now on sale!
■岡山
今年もスローガンはありませんので、恒例の冬合宿の模様をお楽しみください。
「志 心ひとつに」
クラブスローガンに込めた想い
昨シーズンから引き続き、古くから携わっていただいた方々、今、応援いただいている方々の想いをしっかり胸に抱き、強い志を持って戦っていきます。
さらに今シーズンは、志を持って最後まで皆様と一緒に戦いたいという想いを込めて、「志 心ひとつに」というスローガンにいたしました。
・習字はだいたいOBの偉い人が書いてる点 6.0点
なんと去年の「志」を継続してきた山口。相変わらず、一部上場企業の社長室の額に飾ってありそうである。一部上場とありますが、全部上場はいつでしょうか?もうここまできたら志フェイズから逃れることはできないので、もう押し切るしかないのである。「心ひとつに」という割とベタな感じで、こちらも別個に専務の部屋の額に飾ってありそう。どうせなら「質素堅実」という男子校の校長の部屋にありそうなのとか、「遠山葛西遠山ときどき弓長」という元阪神タイガースの野村監督の部屋に飾ってありそうなのとか、「豊洲の地下」と小池都知事の部屋に飾ってありそうなのとかを集めて、えらい人の「額」シリーズでスローガンを来年も継続していただきたいものである。あと、これは80%くらいの確率だと思うんだけれど「トレンディ」っていう額がたぶん石田純一の部屋には飾ってあります。
「飛翔」
「飛翔(ひしょう)」
選手1人1人が攻守ともに連動し、勝利に向かって全力でピッチを駆け巡る姿を表現しました。
チーム力、クラブ力を更なるレベルへと昇華させ、讃岐に関わる全ての皆さまにより強くなったチームをお見せできるように戦い続けます。
・とにかく勢いだ点 6.5点
毎年のようにとんでもない勢いの筆跡を披露してくれる讃岐だが、今年もとても力強い。そして毎年のように「選手1人1人が攻守ともに連動し、勝利に向かって全力でピッチを駆け巡」=「飛翔」なのかどうかさっぱりわからないが、まあともかく勢いでこんなもん押し切ってしまうのがよいのである。1つ不満点があるとすれば、チーム名がカマタマーレなのにスローガンでは頑なにうどん感を出してこないこと。もしかして広報担当者はそば派なのだろうか。香川県でそば派であることがばれると「全身の毛という毛を剃られて巨大な釜でうどんと一緒に茹でられる」「ドレッドヘアーの代わりにうどんを頭にインプラントされる」「苗字をうどんにされる」という隠れキリシタン並の迫害を受けることは有名であるので、広報担当者は「踏みそば」を積極的に行ってうどん派に転んで行って欲しいものである。
「意気衝天」
【クラブスローガン解説】
『意気衝天(いきしょうてん)』を2017シーズンのスローガンに決定しました。
意気衝天とは、“このうえない積極的な意気込み”“元気な気持ちで、天を突くほど盛んな勢い”という意味の言葉です。
今シーズンは6位以内を目標とし、6位以内を確実に目指しながらもJ1昇格を狙うために、そして一つでも上の順位を“突く”ために、勢いを持って進んで行くという思いを込めて、この『意気衝天』をスローガンとしました。
デザインに込めた思いとして、躍動感のある筆文字で力強さを表現したことと、渦潮の「渦」の中から勢いを持った強い力が天を突くように巻き上がっていく様子をイメージしています。
『意気衝天』のスローガンのもと、リカルド ロドリゲス監督率いるチームが一体となり、そしてクラブを熱く応援してくださっているみなさまとも一体となって戦い、最後に喜びを分かち合うことが出来るようなシーズンにしたいと思います。J1昇格を目標に1年間戦いますので、温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。』
・おれぁ突くことしかわからないからよぉ点 6.5点
ついに「Keep Going Forward」を放棄した徳島である。しかし四文字独自熟語路線をひた走っていることは変わらず。今年は「意気衝天」という造語。「この上ない積極的な意気込み」「元気な気持ちで」と気持ち最優先メソッドである。もうとにかく突くしかないんだよ!という切実な気持ちが伝わってくる。今年からスペイン人監督になったが、安易なスペイン語路線に走らなかったことは評価できる。ちなみにこのスローガンをスペイン人に説明することを考えると、頭が痛くなってくることは内緒である。デザイン的には渦潮継続で地元密着はとてもよいことである。とにかく讃岐を突く、愛媛を突く、そしてJチームないけど高知もついでに突くし、将来的に目の上のたんこぶになりそうな今治も突きまくる。ついでに関係ないけど名古屋も突いてやる!そんな意気込みで今年もがんばって突きまくって欲しいものである。
「速戦力」
【コンセプト】
2017シーズンの愛媛FCのチームスローガンは、「速戦力」です。
ピッチ内では攻撃におけるゴールに向かう速度、守備における速い切換やプレス。
ピッチ外では戦術理解、チーム内でのコミュニケーション、ひとりひとりの成長。
2017シーズンは、あらゆる面で『スピード感』をもって戦うという意味を込めました。
・すっごいパソコン早くなりそう点 7.5点
なんかこのソフトを入れたらものすごくPCの動きがよくなりそうである。「速戦力のおかげでネットショッピングも楽々!」「速戦力を入れたからオンラインゲームもスイスイ!」「速戦力をインストールしたら彼女もインストールできました!」「速戦力のおかげで切れ痔が治った!」という声(あくまで個人の感想です)が聞こえてきそうである。とにかく速く何かをしたい、速く強くなりたい、速く粉飾決算のことは忘れて欲しい、そんな思いが詰まっていることだろう。だが、もうここまできたら「ガンガンガン速」でよかったのではないだろうか。無料チーム診断はガンガンガン速!!ガンガンガン速はJ2チームの救世主!!ガンガンガン速をぶつけて徳島をつぶそう!!
「子どもたちに夢と感動を!」
・弱パンチ連打点 5.5点
去年からのユネスコスローガン継続である。前々年まではけっこうクールなデザインでよかったのだが、昇格即降格とめまぐるしい2年間を送ったので、スローガンまで手が回らなかったのだろう。去年と同様、やはりパンチの弱さは否めない。やはりスローガンというものは意味よりもパンチ力が重要であり、「脳に明太子でも詰まってるんじゃないの?」という疑問が湧いてくるようなスローガンが必要なのである。具体的に言えば、同じ都市のもう1つのプロクラブの説明を読んでも何一つわからないという稀有なスローガンである。「ワンダフル・ホークス」の意味も込めているんですとか言われても、「はいはい、明太子ですね」としか答えようがない。しかし、どちらが印象に残るかと言われたらやはりワンダホーのほうが覚える。来年こそはマイク・タイソンもびっくりの強パンチスローガンを繰り出してほしいものである。意味とか、いいからさ。
「約束の未来へ 約束未来 #Promised Future」
「スポーツで豊かな長崎を創る」という理念の下、V・ファーレン長崎は2005年に長崎県内初のプロスポーツクラブとして誕生し、2015年にクラブ創立10周年という節目の年を迎えました。 「約束の未来へ」は、クラブが新たな10年へ踏み出すにあたり、クラブが描く中期的ビジョンの指針として策定したものです。トップチームの活動のみならず、クラブとしてのさまざまな事業・活動において、活用して参ります。
V・ファーレン長崎のクラブ名の由来となっている、ポルトガル語で勝利を意味する「VITORIA (ヴィトーリア)」、多様性を表す「VARIEDADE(ヴァリアダーデ)」。そして、オランダ語で平和を意味する「VREDE(ブレーダ)」、航海を意味する「VAREN(ファーレン)」の4つの言葉は、クラブスローガンの下に実施される、各クラブ事業での「活動哲学」です。 クラブのファン・サポーターの皆さま、長崎県民の皆さまと、クラブが描き実現を約束する“約束の未来”を共有し、共に歩んでいく所存です。
・それどころじゃない点 7.5点
今年だけでないのでスローガンじゃないかもしれないけど、クラブコンセプトにチェキするぜ!ただ、年が明けたから赤字の発表と役員の不祥事が明るみに出て、もうスローガンどころじゃなくなってしまった長崎である。「約束の未来へ」とあるが、いったいどこに連れてかれてしまうのか、前歯が2本ないポン引きについていってしまった時と同じドキドキを味わっている長崎ファンの皆さまの心中やいかに。まあそれはおいといて、とにかくスローガンを見てみると、「約束未来」のフォントがすごぉい。「約束の未来へ」を略しているのだろうが、「の」と「へ」しか略されておらず、そもそも略す必要があるのかどうか、役員が計上した経費はどこに消えたのか、という思いで胸が熱くなる。その下にある「#Promised Future」もなぜかハッシュタグになっており、Twitterを調べてみたらけっこう長崎ファンの間では使われていた。Twitterは広いし、役員が財政に開けた穴も広いのである。もうここまできたらとにかく相手を殴るしかない!「お前らに俺の気持ちがわかるか」というスローガンを差し上げますので、毎節必殺の気持ちでばんばんハウステンボスでぶん殴っていこう!
「初志貫徹 Just for Victory」
再びJ2の舞台で闘う2017年シーズンも「原点回帰」の心を忘れず、志を高く持ち続け突き進む。
着実に行動を積み重ねていくことで結果を出し、更なる進化を目指す。
・初志ってなに点 6.5点
おなじみの黄色と青のデザインで、J2に戻ってきました大分くんです。今年は「初志貫徹」というスローガンを掲げてまいりました。さぁーって、大分の初志って何かなー、と思って説明を読むも「原点回帰の心を忘れず」と書いてあるだけで、そもそも何を心に秘めていたのかがわからない。愛なの?J2への愛なの?口に出したら魔法が解けてJ3に戻されてしまう呪いにかかってるの?「わたし・・・あなたのこと・・・」(トクン)「ずっとまえから・・・」(トクン)「食べたいと思ってたの!!」(キャーーーー!!)というホラー漫画展開もあり得るので、口に出すことがすべていいことではない。ただ、このままだと貫徹すべき初志がわからず、「俺たちは溝畑さんについてくぞー!!」と間違った初志を信じてしまうことにもなりかねないので、早急に初志を見つけてビラとか配っていこう!
「光となれ 絆180万馬力」
2017年は、全国の皆様への感謝と熊本復興への願いを込め、クラブ・チームが“光”となり、明るい未来へ向かってチャレンジしようという決意を込めています。
ロアッソ熊本は、サポーター、180万県民、ロアッソ熊本に関わる全ての皆様と絆を結び、クラブ理念「県民に元気を」「子ども達に夢を」「熊本に活力を」の更なる追求を目指します。
・とにかくがんばれ応援するぞ点 7.5点
去年はとんでもない地震に巻き込まれてしまった熊本さん。スローガンどころではないのだが、これは非常に県民の希望になるスローガンでよいのではないだろうか。後光が差しているデザインが若干仏教感があるが、こういう状況ではむしろありがたくてとてもよいのである。震災という悲劇が起こったのは大変に痛ましいことではあるが、逆境だと自然と目的を表す言葉が共通していて、スローガンも筋が通ったものになりやすい。絆180万馬力も相変わらずよく意味はわからんがすごく勢いはあるので、がんばろう熊本!
■優秀スローガン賞 熊本 「光となれ 絆180万馬力」
■ガンガンガンガンガンガン速賞 愛媛 「速戦力」
■京都賞 京都 「上昇-常勝 JOSHO魂 サンガノタメニ WE ARE KYOTO」
それじゃ、今年もJリーグを楽しもうね!