Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
介護リーダー徹底解説②リーダーに必須の能力 | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

高校中退、ひきこもりを経験し介護士(老健)になりました。私の経験が誰かの役に立てば思いブログをしております。

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

これは、私が介護リーダーとして

働く中で見つけた

課題や問題を解決する方法などをまとめた、

言わば『介護リーダーの攻略法』を

ご紹介するシリーズです。

 

前の話はこちらから

介護リーダーに必要な能力は数多くありますが、

なんといってもまず最初に挙げられるのが

リーダーシップです。

 

リーダーシップつまり「指導力」「統率力」は、

目標に向かってチームをまとめる

力や手段のことです。

 

これが備わっているリーダーの下では、

職員が最大限のパフォーマンスを発揮し、

高い成果を上げることができるでしょう。

 

リーダーのイメージ

 

リーダーシップにはスタイルがあります。

 

媒体や発信者によってその数は

3種類、6種類、10種類など様々ですが、

ここでは一番シンプルな3種類で

話を進めていきます。

 

この3種類のリーダーシップは

アメリカの心理学者クルト・レヴィンが

分類したものです。

 

その名をとって

「レヴィンのリーダーシップ」と呼ばれる

この分類、それぞれ

専制型、民主型、放任型に分けられます。

 

この下に

3つのリーダーシップの説明を載せるので、

自分がどのタイプなのか?考えてみて下さい。

 

※以前の記事で軽く触れていますので、

知っておられる方は読み飛ばしてください

 

専制型:リーダーが方法、進め方などを

1~10まで指示する。

王や皇帝のようなイメージのタイプ。 

部下の能力が未熟な場合や、

迅速に動かないといけない場合に

効果的なリーダーシップのスタイルだが、

部下は管理されていると感じて、

消極的、受動的な働き方になる

デメリットがある。

 

民主型:リーダーはサポートをする側に回り、

目標やそれぞれの役割など、

何かを決める際はチーム全体で決定する。

縁の下の力持ち的なイメージのタイプ。

チームワークや部下の積極性が高まる反面、

意思決定までのスピードが遅くなったり、

チームメンバーのパワーバランスによって、

この人の意見は通りやすいのに、

あの人の意見は通りにくい。

みたいな不公平が起こったりする。

 

放任型:リーダーはほぼチームに関与せず、

部下だけで意思決定、役割分担、

計画の遂行などのすべてを行う。

一見すると無責任なタイプのイメージ。

部下の意欲低下や、パフォーマンスの低下

などのデメリットはあるものの、

場合によっては業務を委任された部下が育ち、

大きく成長することがある。

 

あなたはどのタイプのリーダーでしたか?

もしくはどのタイプを目指したいですか?

 

私は本来、専制型に近いのですが、

現場ではそうはいきません。

 

王冠のドット絵

 

みんなのモチベーションを上げるために

民主型に切り替えることもあれば、

フロアリーダーの育成のために、

あえて放任型で接することもあります。

 

大きな事故が起こった際には専制型で

迅速に再発防止策をたてることもあります。

 

本当の介護リーダーとは状況によってスタイルを

自在に変えられるリーダー、

いうならば万能型リーダーシップのことです。

 

リーダーに必須の能力とは、

この万能型リーダーシップをもって、

適切なポイント(課題や問題、伸びしろ)に

適切なアイデアを

適切なタイミングで実行する。

 

これだけできれば十分です。

 

介護リーダーやフロアリーダーには

経験や知識、頭の回転の速さが

不可欠だと思われがちです。

 

確かに

それらがあるに越したことはないですが、

私はそれよりも

介護の理想像を持っていることや、

頭の柔らかさ・柔軟性、

思考する頻度の多さの方が

重要だと感じています。

 

言い方は悪いですが

 

・経験が長いだけで

「良い介護」をしようとしない介護士

 

・介護の知識はいっぱいあるけど

人のアドバイスに耳を貸さない、

頭の固い介護士

 

・頭の回転は速いけど深く考察することのない、

小手先だけの介護士

 

こういう人はリーダーに向いていません。

 

ポイント、アイデア、タイミング…

どれも『適切な』という単語が頭につくので、

難しいとは思いますが、

結局は考え方でカバーできるものです。

 

フロアをもしくは施設を

良い方向に導くための秘訣は

『みんなのために考え続ける』ことです。

 

Thinking illust

 

この「みんな」とは利用者様、ご家族、

職員、職員の家族などが含まれています。

 

みんなのために何かをし続けるには、

自分へのメリットが必要です。

人は誰かのためにというだけで、

自分に負荷をかけ続けることはできません。

 

それのメリットは何でもよいです。

 

自己研鑽、お金、出世、

憧れの人に近づく、趣味…

 

そこに貴賤はありません。

メリットが何であろうとも、

みんなのために実施することは

素晴らしいのですから。

 

次回は介護リーダーがするべき

4つの業務についてです。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ←アクセスで応援お願いしますビックリマーク
 
←もし宜しければ、こちらもお願い
 

 

サムネイル
 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

よろしければ、いいね&フォローお願いします!!