奈良・新薬師寺へ。
こんにちは。
プリンセスハウス 細見貴子です。
先日、関西で２日連続の仕事があったため
空き時間を利用して、またまた奈良へ行ってきました。
１１月、１月に続いての奈良です。
さて、前回行けなかった元興寺へ行こうと駅前からタクシーに乗った私に
「元興寺も良いですが、もっとおすすめのお寺が”新薬師寺”ですよ！」
「え～、じゃあ、元興寺の前にそこへ連れて行って下さい！」ということになりました。
１５００円くらいの距離だったのですが、
運転手さんは、新薬師寺について
いろうろなお話をして下さいました。
光明皇后が夫の桓武天皇の病を癒すために建てられたお寺なのだそう。
ちょっと離れているので、ほとんど人がいなくて
一番奈良らしいお寺ですよ！とのこと。
本当に簡素な佇まい。
奈良時代らしい建物です。
誰もいません。
東大寺などは、ものすごい人なので、その落差はすごい。
「３０分くらいで見れるので、待っています！」とのことで
いったんお支払いして中へ入ると
なんと、運転手さんもついてきてくださり、ずっとガイドをしてくださいました。
「お顔が、他の仏様と違うのがおわかりですか？」と言われてみてみると
正面から見ると、すごく目が大きい～
まるで「つけまつげ」をしていらっしゃるかに見えます。
ですが、横から見ると、目じりが細くて、優しい柔和なお顔。
本当に印象的な仏様です。
薬瓶を手にお持ちなのが、「薬師如来」の特徴です。
「新」がついているので
新しいお寺だと勘違いして、観光客は少ないのだそうです。
しかし、奈良時代の古いお寺で「国宝」です。
また、如来様を守っているのが「干支」にちなんだ像。
私も自分の干支の像の前で
ローソクを立ててお祈りしてきました。
外塀に５本線が入っているのが
「皇室ゆかり」のお寺なのだそう。
光明皇后が、夫である聖武天皇の病気の回復を祈願して
建てれたものだそうです。
記念に書籍も購入しました。
なるほど～！勉強になります。
近くには「三笠山」と「高円山」が並んでいるのですが、
もちろん、宮様のお名前はここから付けられたのだそう。
深いお話もたくさんして下さいました。
この新薬師寺、やはり紅葉の時期が一番おすすめとのこと。
また来てみたいと思います。
このあと、「元興寺」まで届けて頂いたのですが、
タクシー代に心付けをちょっとだけ乗せてお渡ししました。
こんな知識のある運転手さん、なかなかいません。
予想通り、観光タクシーもやっていらっしゃるようで、名刺を頂きました。
ただ、漠然とお寺を見に行くのではなく
こんな知識のある運転手さんに案内してもらうと百倍楽しいと思います。
前回の奈良国立博物館「仏像館」で２時間もつきっきりで説明して下さったボランティアさんといい
今回の歴史エキスパート運転手さんといい、
ツイてる～
これで、ますます「奈良」が好きになった私です。
次回は、「元興寺」のお話です。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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