里親募集のサイトで「三本足の犬ですから、経験者じゃない方はなかなか応募する勇気がないそうです。」という言葉をたまには見かけたことがあります。
三丸君に出会った時には、左の後ろ足を失った子犬でしたから、私は猫しか飼ったことのない状態で、いきなり三本足の犬を飼ったので、一般の犬を世話する状況がわかりませんが、確か、三本足だから気を付けなければならないところがあります。
例えば、子犬→成犬の時期。
筋肉とお肌が大きくなったから、足の切断端がよく出血していました。
そして、足の切断端を包む方法は意外とありませんでした。
動物病院の先生にも無理だと言われて、毎日、ドラッグストアで使ったことのない包帯があるかなって、たくさん購入していましたが、どれもすぐに外れました。
だから、私は三丸君が出血すると、自分のお手を消毒して、薬をたくさん塗ってから、三丸君を抱いて切断端を消毒してから、包帯の代わりにお手で半時間くらいに掴んでいました。
その時の三丸君はもう15㎏以上でしたから、傷が掴まれて痛くて、悲鳴しながら必死にもがいている15㎏の犬をお体で抑えるのは大変でしたが、幸いに、三丸君は優しい子なので、痛くても絶対にママを噛みませんでした(遊び噛みなら、毎日だけどね.......)
動物病院からもらった内服薬に合わせて、ようやくだらだらと出血する時期を乗り越えましたね。
これは、三本足の子犬の里親に応募する時に、考えておいたほうがいいことかもしれません。
ほかには、トイレの問題。
三丸君は男の子ですが、後ろ足が一本しかないので、おしっこをする方法は、女の子と同じです。
壁じゃなくて、大人しく床に敷いているシートにおしっこをするのは、本当にありがたいです。
でもね。
ウンチをする時には、気を付けなければなりませんね。
快便の時は大丈夫ですが、ウンチがやや硬くて力を入れる時があります。
後ろ足が一本しかない三丸君は、10秒くらい力を入れると、足が震えてしまうので、後ろから支えて介助する必要があります。
介助が遅いなら、三丸君は転がってしまいますよ。
その時の三丸君は慌てますから、片手で彼を抱いて、片手でトイレットペーパーをもって、ゆっくりとウンチを引き出してあげますね。
そして、誤食したものが腸に引っかかっている可能性もあるので、念のため、なるべく優しくて、ゆっくりと。
それ以外は、
特に困ることがありませんね。