エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
長いこと、コプト教徒9割の会社に所属しているのに、最近になって知ったことがあります。
それはコプト教徒だけが使う言葉です。
毎日のあいさつの お元気ですか? の返事は
たいてい、「アル・ハムドゥリッラー」と答えが返ってくるのですが
(ほかにもいろいろあります)、
こてこての(?)コプト教徒の場合は「ノシュク・ロッベナー」です。
コプトのひとでも神のおかげという意味のアル・ハムドゥリッラーは使います。
あと、「こんにちは」にあたると思っている「アッサラーム・アレイコム」は
イスラム教のもので、コプトに向けて使う挨拶ではないこと。
とはいえ、一見さんの場合は宗教は分からないから仕方ないと思うのですが、
長年知っているコプト教のスタッフに
電話口でアッサラーム・アレイコムと言うとグッドモーニングと返されたことも。
ムッとされた経験もあります。
ごめんなさい
あと、うちの若いスタッフが「バーマァーナ!?」と連呼するので、
どういう意味か尋ねると、「ワッラーヒ」にあたる本当という意味だと知りました。
女性からよく耳にするという印象でしたが、
うちの会社は経理を除けば、ほとんどが女性スタッフばかりだからでした。
耳をすませば、コプトの男性も同じように使っていることが分かりました。
そして、コプト語まで教わりました
『オペペクラン?」(女性へ)お名前は? 男性へは『オペペラン?」
「パランぺ〇〇」私の名前は〇〇です。
宇宙人が使ってそうな響きです
他にも教えてほしかったのですが、知っている言葉がそれだけだそうです
コプト独自の言葉があることを
日本部門にコプト教徒が増えたため、知ることが出来ました。