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ピンチを救われて知らずに一目惚れしたことで感情がリセットされた感じ。普通にロキシーと再会してもこういう流れはないと思っていたのでうまいなぁと思った。
家族関係がうまくいかなかった人が大家族に憧れるっていう話はよくあるので、次はエリスとも結婚するのかな。



最初、いじめられっ子が独学で最強になって復讐してモテモテになる話かと思ったら違った。目的は母の治療費で、強くなるわけではなく喧嘩に勝つだけ、あくまでも配信のルールの中で完結し、クズもアカウント削除は恐れるし、視聴者の目は気にする。調子に乗りすぎないところが良かった。
迷惑系チューバーはクズだけど、格闘家はみんななんだかんだといっていい奴ってのはちょっと作為的な気もするけど後腐れは悪くない。



本編全60話、11年かけて完結したのは感慨深いが、長すぎて本放送で見ているだけだとわけわからなくなってくる。マジひくわー。
とにかくちゃんときれいに終わったのは良かった。



特に内容はなかったけど、くぎゅの力なのかキャラアニメとしては楽しめたのかもしれない。
金髪勇者がもうちょっと活躍してもよかった。近年は主人公に重きをおいて悪役の扱いが軽くなっているのが残念。英雄譚において主人公は白飯で悪役はおかずなんじゃないかなぁ。ヒロインはデザート。小ネタはジャンクフード。



オメガバースという世界設定の意味がよくわからなかったし、それが活用されてる風でもなかったのが、最終回直前になって急に設定が出てきたので初めてオメガバースという言葉をしらべたのだけど、アメリカ発祥のBLの汎用世界設定みたいなものなのね。BLと受け攻めの観念を成立させるための世界設定的な。
ずっと本作の昭和家父長ホームドラマ的な内容に違和感があったのだけど、まさにそれを成立させるための世界観だったと。
男性向けでもハーレムやレズを成立させるための世界設定ってここの作品ごとにあるけど、それを横断的に汎用化するって発想はあんまりなかったような。これからはそういう作品が増えるのかな。



こういう「実は小学生の時に出会っていて、その時から好きだった」というオチは使い古された感あるけどどうなのだろうか。



今期はガールズバンドものが多かったけど、ある意味ロックなオチね。
全体的に網目のゆるい群像劇で適度に世界に岐阜県くらいの広がりがあって良かったけど、やはり倍速視聴向きだった感。
尺が決まったTVアニメ制作者には厳しい世の中かも。



原作最終章を読んだのはずっと後で、正直あんまり印象に残ってない。まぁ、これしか幕引きはないだろうけど。
結局最後まで2倍速視聴でちょうど良かった。これを基準にするとカット数増えるからそうもいかないけど。
そしてあたるのような主人公は現代日本では唯一無二な感じで、それは若者に受け入れられないからなのかなぁ。



ここまで前世で失敗した父親やきょうだいとの関係を転生で再構築できたけれど、母親との関係は成人の感覚でおっぱい吸ったくらいの薄いままでルーデウスに欠けている部分なのかもしれない。それが障がい者となって再会するってのはかなりハードな状況のような。
転生というのは人間として通常の精神発達を経ていないということで、特に前世で良好な家族関係を築けなかったルーデウスには厳しいかも。
まぁそういうのは大抵の転生もので無視されているけど。



等身大フィギュアかと思ったらミニチュアドール。そこまで精密再現されたのは見てみたい。
人毛ドールヘアはともかく陰毛はオーバースケールじゃないか?いや産毛を剃って使えばいけるのか。やはり見てみたい。



最終回は動きの演出にえらく力入れてた。そして食べることで解決するという主題からぶれない展開の発想におどろき。
こうやって世界観を突き詰めたのを見ると転生召喚で異世界に現代日本知識を安易に持ち込む設定に虚しさを感じるような。



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