ぬいぐるみと心通わせ夢の中に入り、ブラックアビスを浄化する。主人公とメインキャラの紹介、身近な母親を救う話の流れが美しい。紹介回としては、限りなくベターな構成と思った。キラキラしてて、悪人いなさそうな淀みない世界観がすき。
絵はきれい。ありふれた職業で世界最強になるのは面白いコンセプトだと思う。説明をナレーションですませたり、日付を前後させた構成が原因で断片的なストーリーの集合体という印象。日にち前後させているせいで話が切れ切れになっているので、素直に時系列で並べる方がいいのでは。自分の趣味を曲げずに好きな事だけやりたいところは、オタクの傾向には違いない。ただ、異世界に行ったらあんまり意味をなさない設定のような気がした。
昔の作品を現代の子供事情にうまく置き換えていると思った。良くも悪くも教科書的。おそらく旧作の魅力は、大魔王が魔法で主人公の無茶な願いをかなえてくれる玉手箱感が子供に人気あったのではないかと予想。ただ、主人公の子供に願いがない状態だと、旧作の面白さはなくなるので、この作品の魅力はどこになるのかは気になった。1話の現代の科学技術でマウントを取る展開の面白さは、いまいち不明だった。子供のノリが悪いので、どうしても盛り上がりづらい。今後の展開は、娘と少年の友情物語になるんだろうか。ターゲット層は、大人寄りか。
子供時代終了。攻略してないルートがあるのは、未知で面白いと思った。悪徳令嬢を囲むハーレムが完全に出来上がってるのはよい。
王子の弟登場。ピアノを弾けるツンツンお坊ちゃんは素敵。実は婚約者の王子が一番背景説明がない訳だが。婚約者の看板あるし、攻略対象としては盤石なのでいいということか。
悪徳令嬢主人公が、略対象キャラの好感度を上げて無双する爽快感が楽しい。王子様のキラキラが素敵。
絵がちゃんと動くのは素晴らしい。やっぱりストーリーは僕らのウォーゲームのリメイク。リメイクの良し悪しは置いといても、視聴者置いてけぼり感がすさまじい。話の中だけで盛り上がってて、テレビの外からはノリについて行きづらい。おそらく原因は、主人公と全く関係ないアメリカ軍のミサイル発射のネタが、突拍子なさすぎるんだと思われる。しかも、問題の規模の割に、持ち出してきた最終作戦が、至近距離から必殺技で攻撃するだけというしょぼさ。新作で追加した要素と映画元ネタの規模がアンバランスで釣り合ってない。絆も何もない初対面のメンツで、オメガモンに進化した理由も謎だった。今作ではパートナーデジモンとの絆は重視しないのかも、とは思った。子供がデジモンに乗ってドンパチするのを楽しめという方向性に見える。リメイク回だけでは、シリーズ構成のオリジナル展開が見えないので判断しづらいが。
アニメと思ったら実写ドラマだった件。恐竜はかわいい。恐竜はヒモ男と犬猫ペットの中間くらいの立ち位置か。ギャルをおっさんにすると誰得な作品と化す。ギャル好きな男性層も子供にも需要なさそうな気がするが、誰向けなんだろうか。卍とか現代用語を取り入れているのは分かるが、個人的な感覚でいうとギャルという言葉が古い気がした。毒もなく薬もなくとりとめもない作品。ストーリー性の無さを、ゆるきゃら恐竜の可愛さだけでどこまで見せられるかが勝負と思った。
神社の水たまりに映る空の景色がキレイ。キャラの設定が反転する出来事と、元の世界に戻る方法を探るサンスペンス感が興味深い。お姉さんの神様がすき。
主人公が法律書をめくって技を使うシーンはかっこいい。人間の負の感情で事件を起こすダークなストーリーも面白そう。ただ、1話の時点では、探偵2人に興味持てないのが残念。キャラクター紹介不足。1話は助手からの依頼で物語を始めた方が、キャラ紹介も兼ねれるのでいいんだろうなと再認識した。助手が探偵に従順すぎるような。もうちょっと正義感もって探偵に反発しないと、せっかくのダークヒーロー探偵もぼんやりしてしまう。罪なき一般人相手に麻酔魔法使うシーンは分かりやすくて、探偵は悪人側の行動なのだが、助手が駄目だよーと軽いノリで注意するだけなので、探偵の悪い行動も半正当化されてしまう。助手が強くいさめたらまた印象違うと思った。依頼者は結局、友人幽霊を消滅させたかったのか、目的がいまいち謎だった。友達幽霊も、結局悪いことしてたのか不明。一般人を殺害したなら地獄行になってもおかしくないが、足引っ張って転がしただけなら怪物に食われるのは不思議。物語でやりたいことはわかるし出来たら面白そうではあるが、ツボを押さえきれていない印象。極力悪人を作らない構成のせいかも。この手の話は、取り返しつかない罪はきっちり書いた方が明暗ついて面白くなるような気がした。
RPGに、会社経営の要素を追加した作品。社長指示でチームを動かすのは面白いと思った。ありふれた世界観なので、他の作品と差別化するなら、企業ものに舵を切ったら楽しくなりそうだと思った。RPGのテンプレバトルはありきたりなので、若干退屈感があったかも。最初は巨乳推しの演出だったのに、途中からはそうでもなくなった。この作品だと、低年齢向けで放送した方が受けるのでは。健全さとふわっとした会社設定が、オタク層の嗜好からはズレてる気がした。ストーリーもキャラクターもうまく回してて、子供向けの作品としては悪くない。ただ残念ながら、この作品は深夜アニメ。キャラデザがいまいち。少なくとも服装は、もっとファンタジー寄りの方がいいかも。現在に近づけると、社会人は己の労働の記憶を呼び起こされて、ヘイトがたまる危険性が高いと思う。主人公のブレザーが現代過ぎて、転生ものかと思った。カバンの中にいるのは、ジバニャン……
主人公の顔はかわいい。魔法の才能突き抜けてる主人公の設定はすき。ただ話は淡々としてて地味。サラリーマン時代の料理シーンがやたら長いのが地味。ヒロイン一団が主人公を囲んで喋るシーンも地味。原因としては、話を進める原動力が、ぼんやりした将来の不安しか無いせいだと思った。サラリーマン時代も別に悩みがあるわけでもなく、転生先も貧乏とはいえ貴族でそこそこ恵まれてて、大人になったら追い出されると大変だな~くらいしか心配ごとがないので、大して危機感がない。日々を漠然と過ごす現代人そのもの。そのせいで話が淡々としてるんではなかろうか。現代から貴族に転生して、主人公が変わってないというのはその通りで、会社の仕事が、魔法で土地開拓する作業に置き換わっただけという。今後の展開は知らないが、この設定で行くなら貴族が明日にも没落しそうな設定でいくか、転生前から主人公が異様に心配症くらいにしといた方がストーリーを引っ張る力は強くなる気がした。今のままだと、八男とか結構どうでもいい設定。現時点では、転生要素を入れた理由が見えない。
カスタマイズで自分だけのマシーンをチューニングする、ミニ四駆の仕組みはやっぱり面白い。ワクワクする。兄弟がそれぞれのマシーンを育てて予選に参加する回。黙々と完走した少年が2位なのはいささか気の毒だが、兄弟が派手だから仕方ないか。裏でメーカーから新開発マシーンを提供してもらってるわけだし、プロモーションの一環という世の中の黒さも垣間見える。
キャラクターデザインがかわいい。父親が殺害された謎も、怪盗KIDの謎も面白そう。警察に追いかけられる現場もハラハラする。ただ、主人公がヒロインのパンツを、ひっくり返ってのぞき込んだり、スカートかき上げて見ようとするところが、変態くさくてやりすぎな気がする。ヒロインが本気で嫌がってるし、主人公の印象も悪くなるのでやめた方がいいのでは。怪盗という設定上、やってることは間違いなく犯罪なので、正当化できる理由が必要だと思った。父親殺害の真相を追うにしても、関係ない他人の持ち物を盗むというのはただの犯罪者になってしまう。幾つかこれでいいんだろうかというシーンもあるが、サスペンス的にワクワクする要素は多い。
絵はきれい。主人公と友達の顔がかわいい。しかし、開始1分30秒で視聴を挫折しそうになった。世の中馬鹿にしてる連中のバカ騒ぎをずっと見続けるのは辛い。ネットのノリを現実に持ち出されると、本心から人生やり直したいのか、ふざけてるのか本人たちの本気度が分からず、登場人物を応援できない。メンヘラたちの友達探しは納得。登場人物に嫌悪感抱いたまま、ミステリー展開されてもキャラの行く末に興味は持ちにくい。友達が唯一まともだったので、ここ主人公に置いた方がミステリー的には興味が持てたのでは。周囲はおかしくてもいいと思うが、好感抱きにくいこの世界観で、主人公に共感できないのは致命的な気がした。このメンヘラコミュニティでストーリーを展開させるなら、主人公側にツアーに参加する真っ当な理由をつけた方がいいと思った。大事な人が行方不明になって仕方なく探しに行くとか、etc。主人公まで人生やり直したい組に入ると、周囲と一体化しておかしい集団の一員としてしか感じられない。話数が進めば変わってくるんだろうけど、1話時点で視聴者視点のキャラがいないと続きを見る気が起きにくい。バスツアーで素人の出し物を見せられて、村に到着するという話もいまいち興味惹かれない。全員自己紹介する尺はカットして、メインキャラの紹介に当てた方が良かった気がする。
キャンプをしている女子を眺めるアニメ。女子の口数も少なく、一緒にのんびりキャンプしている気分になれて楽しい。キャンプ動画に通じるが、基本は無言で環境音と風景で魅せるのが魅力かも。雄大な山の景色が美しい。キャンプの豆知識(火のつけ方)も知れるのがうれしい。主人公のリップ演技がアニメの作画以上にすんごいオーバーだった。
OPはかっこいい。選ばれし子供たちのきれいな動画集が見れるという点では、個人的には価値が高い。絵は文句なく初代感があっていい。初代のキャラクターで新作シナリオも嬉しい。デジモンアドベンチャーの続編は、どの作品も細田守の焼きまわしを作りたがる傾向があるが、また新たに類似品が出来てしまったかという感想。これはtriパターンの予感……1話見た限りでは、僕らのウォーゲームのテイストを頑張ってマネた作品という感想。無印の魅力は今のところ感じない。新作として進める方向性も不明。初代を踏襲するなら、子供たちの紋章につながる背景とか悩みとか、デジモンとの絆、熱いバトルをうまく書いてくれればワンチャン……評判上がったら続きが見たいかも。OPの熱さを本編にも期待したい
作画がきれいだった。1話時点では、主人公が兄貴の言うことを聞いて行動するのみなので、目標は提示なし。兄貴のリーダシップは素晴らしいが、女子の作戦を邪魔するのはやめろといいたくなった。現時点では面白くなるかは未知数。
作画技術のレベルの高さを見せつけてくる作品。主人公の江戸っ子プリが爽やかでいい。ストーリーも、制服の説明から、転校生主人公のやんちゃまでの流れが楽しい。キャラクターの個性が極端で、オリジナリティが光ってた。後半は、案の定女子のエロ釣り路線になった。
全話通して、成功と困難の繰り返しで面白かった。メインキャラに才能あるのが分かっているので安心して見ていられる。コネで次につないでいく構成は結構好き。デザイナー君のショタ感もかわいかった。主人公の家庭の事情が、障害になる作りは分かりやすい。ヒロインは、脇にいて時々出てくる方がバランスがいい。モデルなので積極性が必要なのはわかるが、前面に出てくるともにょる行動が目に付く。ラストで、自分の方が一歩前に進んでいる発言は一話以来の衝撃だった。芸術系あるあるかもしれないが、服のデザインの良し悪しはさっぱり分からなかった。モデルのデザインが1位になった理由もいまいち不明。運に恵まれていて、何やってもそこそこ成功できる人ってたまにいるのでそういう人物なのかもしれないとは思った。
まさかの狸オチ。前作タマアニメへのリスペクトが感じられる丁寧な作りだった。商業的には、キャラソン販促アニメという印象。犬猫も擬人化のデザインもかわいかった。しんみり切ない系が作風に良くあってたので、そちらに寄せれば今作の独自性がもっと出たかも。OPの演出から、タマとポチの友情話中心を期待していたが、ほとんど関係なかった。残念。各話で話が独立していて、登場人物に変化や積み重ねがなく、物語を引っ張る力は弱い。1話ごとに全てがリセットされるので、全話まとめて見るのは正直キツい。30分の11話構成なので、中心で引っ張ってくれる軸は欲しかったという感想。日常話が好き&お気に入りキャラがいるなら、ぼーっと眺めて楽しめる作品だと思った。