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2018年12月19日水曜日

『Rams』ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画が公開、視聴方法やデラックス版など

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ディーター・ラムスの映画「Rams」が公開されました。

デザイン界の巨匠ディーター・ラムスは、ブラウン社やヴィツゥ社の製品デザインで活躍、「Less, but better」や「グッド・デザインの10原則」などデザイナーに多大な影響を与えた人物で、アップルの製品デザインにも特に影響を与えています。




「Rams」のゲイリー・ハストウィット監督は、世界で最も愛される書体を題材にした『ヘルベチカ 〜世界を魅了する書』(Amazon)や、製品デザイナーを題材にした(ジョナサン・アイブも!)『Objectified』(Amazon)などでも知られる非常に評価の高いドキュメンタリー監督です。


  


下は、1分30秒の「Rams」トレーラー動画です。Rams from Film First on Vimeo.



映画を視聴・購入するには
映画はすでに上記 Vimeo でも購入できるようになっています。
日本語字幕も追加されました(追記:1月3日)


また下記サイトでは1月25日発売予定のブックレット同封のDVD/ブルーレイや、150部限定エディションの予約、その他グッズの購入ができます。ちなみに Book+Digital で注文しました。👉Shop — OH YOU PRETTY THINGS

「Helvetica」などのグッズも


さらにラムスについて知る

次の記事は、2016年にラムスが京都で講演を行ったときの記事です。
👉 ディーター・ラムス氏の京都講演メモ「デザインには世界観が反映される。逆にいえば、その人が使うもので生活環境の捉え方が理解できる」 | トブ iPhone



映画「Rams」関連のリンク
ディーター・ラムス - Wikipedia
ディーター・ラムス | ヴィツゥについて | Vitsœ
グッド・デザイン | ヴィツゥについて | Vitsœ
Gary Hustwit - Wikipedia

2018年3月10日土曜日

iPhone好きには堪らない本『iPhone10周年完全図鑑』発売、iPhone全分解は圧巻だ!



iPhone 10周年 完全図鑑

iPhone10周年を記念した本『iPhone10周年完全図鑑』がflick!編集部より3/19に発売されるようです。

ちなみに次の画像はこの本の編集中のもの。
「iPhone全分解」とかもうこれだけでご飯数杯いけるはず。




Amazonの内容紹介より抜粋
初代iPhoneから、iPhone Xまで、機能の進化と歴史を完全収録
初期モデルはアルミボディ、3G/3GSはプラスチック、ステンレスとガラスの4/4S、アルミユニボディの5/7、アルミとガラスの8、アルミとステンレスのXと、その構造の変化も興味深い。内部構造の進化もふまえ、分解写真でレポートする分解写真や細かいスペックについても完全網羅。

iPhone好きには必携の1冊になると思います。

すでに一部でかなり話題になっていて、読書用と保存用と2冊買ったという声も。
売り切れ注意です!

  


2016年4月23日土曜日

ディーター・ラムス氏の京都講演メモ「デザインには世界観が反映される。逆にいえば、その人が使うもので生活環境の捉え方が理解できる」




この記事は4月19日、京都芸術劇場での日独デザインシンポジウム「デザイン、何処にか行き給う―ディーター・ラムス、日本のデザイナーや学生と語る」のメモや箇条書きです。イベント詳細はこちらを。

当日は次のような内容で2時間半のイベントでした。
  1. F. フレンクラー「ディーター・ラムスとドイツデザイン」
  2. 日本人パネリストからのプレゼン
  3. ディーター・ラムスによる質問への回答
  4. 若手デザイナーによる質問への回答
  5. まとめ

登壇者:
D. ラムス、F. フレンクラー(Fritz Frenkler)、DDI 下川美喜
黒川雅之(建築)、深澤直人、長谷川豊(SONY)、上松豊行(京都造形芸術大学)


かなり長文です。お急ぎの人は、先のラムス氏の写真まで拾い読みでどうぞ。

ラムスが関わったブラウン製品

まず、最初にF.フレンクラー氏より、ドイツデザインとディーター・ラムスについて。あとで f/p design gmbh をみたところ、フロッグデザイン アジア設立、代表を務めた人でもあるのだとか。

フレンクラー氏「ディーター・ラムスとドイツデザイン」
BC1C「ウィトルウィウス」が10冊の本をまとめた。
     3つの柱「頑丈さ」「実用性」「美」ドイツデザインの基礎、根底に。
ダ・ヴィンチ作 ウィトルウィウス的人体図 - Wikipedia
今日のデザイン。単にデザインではない。クラスタで考える。
「インダストリアル・エンタテインメント」敢えて名付けるなら。
 機能は限られている。美のために。インダストリアルアート。IDの課題。

1907 Werkbund ドイツ工作連盟が設立。 ミュンヘン。
     中心人物 Peter Behrens(AEG)。CIの先駆けに。
  *ドイツ工作連盟 - Wikipediaペーター・ベーレンス - Wikipedia
Bauhaus    ワイマール 〜デッサウ〜ベルリン
     若い建築家を養成するのが目的。
バウハウス - Wikipedia
 HfG Ulm。Max Bill     ウルム造形大学
     より実用的に、具体的に。バウハウスを継承。
ラムス。Braun、Vitsoe

ラムスのいいデザインの10か条。はUlmの根本的な考え方と似ている。
  1. 革新的     ー 開発と密接に関係
  2. 使いやすく     ー 実用性
  3. 美しい
  4. 分かりやすい ー 構造を語っている。
  5. 押しつけがましくない ー ツールみたいなもの。
  6. 正直 ー ニュートラル
  7. 恒久的 ー 古くならない。
  8. 細部まで一貫している。ー 偶然に任せない。
  9. 環境に優しい
  10. 少なく ー 本質に集中すること
ディーター・ラムス - Wikipedia 「良いデザイン」の十か条

シンプルは洗練の鍵。 Simplicity is the Key of Excellence.



ここまで。ドイツデザインの歴史とディーター・ラムスの10か条から。
続いて日本側登壇者によるプレゼンとして、黒川氏、深澤氏、長谷川氏から。

まず黒川雅之氏から。日本の美について。 *黒川雅之 - Wikipedia
黒川 :美しさって何? これからの美?
バックミンスター・フラーの地図。
地図。アジアとヨーロッパ。
インドがユーラシアに衝突。
人類移動の歴史。文化の交流。   cf 因幡の白うさぎの話は各地に。
     日本は交差点だった。縄文。
プレートの潜り込み。
アジアの島国。台風。(刹那的)
宗教。アニミズム。
     *混沌 という生き物の寓話。   7つの穴。荘子。秩序を与えるとしぬ。
日本には哲学がない。
日本は自然から美意識がうまれる



続いて、深澤直人氏。「ディーター・ラムス氏から学んだこと」
深澤:I learned design from Dieter Rams.
- 整えることを学んだ    ー 部屋。デザインは動かないから学べる。
- 単純であることを学んだ     ー 紆余曲折があったが
- 角のRの意味を学んだ
- 表示・目盛りを学んだ
- グリッドを学んだ
- やさしい形を学んだ     ー 写真:炊飯器としゃもじ
- 使いやすさを学んだ
- 線を学んだ     ー 写真:Papilio, Shelf X
- 面の張りを学んだ     *直線であっても。
- 生活の質を学んだ     *ものを超えて、空間になり、生活になる
- 簡潔な形を学んだ     *About Water 蛇口。

ラムスは僕のデザインをどう思うだろうか。と常に考えてきた。
最後に「手触りを学んだ」     *ミラノサローネで発表したイス



最後にSony Designの長谷川氏。
長谷川豊     Sony Design
ラムスが Braun でデザイン長となった1961年、SONYのデザイン室開設。
バーゼルフェアでの記憶。braun。Hallo Simplicity
TP1     MPZ2      L450, TG60, TS45
Braun L450, TG60, TS45
Less, but Better ソニーのインハウスデザインとしての解釈
・新たな視点を加える
・原型と一貫性
・ストーリーを作り再定義する     e.g. Life Space UX
・Open Creation     Braun Lectron
・Qrio     ドアカギ。
・FUTURE LAB PROGRAM     KOOV(Grobal Education
・心の豊かさを創造する     cf 心の琴線に触れる by 大賀




そして、ついに御大ディーター・ラムス氏による話。
日本人パネリストの質問に答える形で。
D.ラムス:日本の美について(黒川氏の質問)
最初に「ドイツのデザインは素晴らしい」について、私は異なった見解を持っている。皆ドイツ的であろうとは思っていない。インターナショナルでありたいだけ。

質問に戻って、日本の美について。
自分でも分からない。最も素晴らしい展覧会は建仁寺のもの。
(*2005年の展覧会。ディーター・ラムス 建仁寺 less but more - Google 検索 )
もしかして前世が日本人だったのでは?すぐ詫び寂びが理解できた。
日本人は自然との繋がりを大切にする。
緑には持続性。花びらはアクセントだ。
簡素さ、つまり詫びは、デザインの未来である。
美は「整えること」と関係がある。
ドイツ戦後は、混乱し整えることが大事だった。
今、世の中は混沌に。整理が必要だ。

日本の庭を愛している。盆栽も。
盆栽について、南ドイツ新聞で寄稿した。
盆栽は非常に注意深く扱わないと行けない。
形は自分で決めれるが、正しいかは分からない。
盆栽は変わることなく存在する。
日本の禅寺であれ、
自然とどのように向き合うか。
恣意的に自然と向き合ってはいけない。
不要なものを排除することにも繋がる。


D.ラムス:デザインをしなくなった理由と 信条(深澤氏の質問)
私は引退したわけではなく、引退させられたんだ。(会場笑)
Braunは辞めたが、家具は継続している。
他のデザインの仲間にも、一社とこれほど繋がることができないといわれる。
Braunとは特別。Braun兄弟がいたから。勇気があった。
Braunが2回目の買収。ジレットはまだよかった。
2回目の大企業による買収で繋がりが無理になり、Braunから引退した。
今のBraunは、もうBraunではない。残念。


D.ラムス:SONYデザインをどう思うか(長谷川氏の質問)
非常に難しい。困ってる。
正直にいうと、今のSONYをフォロー出来てない。
しかし、SONYをもともと評価している。
最近は歩むべき道に戻ってきたと感じている。

D.ラムス:デザインが進むべき道とは?(長谷川氏の質問)
混沌の世界は、大きなスピードで変化している。
混沌からは、新しいものが生まれてくるが、危険でもある。
大事なのはシンプルな思考。欠かせない姿勢。
私がもっとも嫌いなものは主義。だ。あらゆる ism。
機能性はいいが、機能主義は嫌いだ。
ファナティックはいいかもしれないが、ファナチズムはきらい。
ドイツには、ソファティスモス。すぐやる主義 というのがある。
喜劇作家カール・ファレン( *ファレンティンの聞き違い?)の造語。
観察できるのは今だ。「止まれ、今すぐ」みたいな言い方。


D.ラムス:優しさがあるのは何故か(深澤氏の質問)
深澤:Braun賞の審査の経験。ラムス作品は合理的で温かいと思った。
アップル社のデザインは素晴らしく、成果を上げている。
しかし、違いがあるように感じる。特に優しさ。(そして冒頭の質問に)

ラムス: 深澤さんの感じ方に感謝。
1956年ころから製品があるが、60年代など当時は
私のデザインは冷たいと言われていた。病院にあうと。
Braunのおかげだ。浸透するまでリスクをとってくれた。
企業にとって、経営者にとって大変だったと思う。感謝している。

今日にいたるまで、すべて(の人)が優しいと思っていないと思う。
どこかで冷たいと思われたり、人間的でないと思われたりしている。
私は簡素であるべきだと思っているのだけど。

私たちは貫いてきたが、私たちが目指すデザインは
もっと大事になる。エコロジーという観点で。
慎ましさが大事。製品持続性でも簡素であること。
製品の量を減らすことだ。環境に優しいから。

Less but Better と繋がっている。
故障しない製品、古びない製品をつくっていくべき。
デザインにとって必要なことは、使う人を豊かにすること。
デザインの正当性を何処で測るか?
この星に、どれだけ貢献できるか。

デザインのイメージは、マイナスになりつつある。
他社と違うこと、目立つこと、と同義になりつつある。
望む事は、ライフスタイルというイメージに格下げされないこと。

それよりも、デザインに対して望むのは、
場所の環境を維持すること、ができるのか。
物理的にも邪魔をしないこと。
純粋で簡素であることが、洗練に繋がると感じる。



Braun T3 (1958) と Apple iPod (2001)
アップル製品に与えた影響も大きい

最後に客席から指名で2人が質問。「若い人との対話」
たちかわえいすけ氏 (NOSIGNERの太刀川英輔氏?)
会うのは2回目。香港で。
グラフィックデザイナーが特にラムス氏を好きな傾向を感じる。
Q: グラフィックについて学んだか。領域別デザインの現状をどう思うか。
ラムス:昔からタイポグラフィーに興味があった。特にスイス。ポスターも。
ハンブルグで、デザインを10年教えた。
繰り返し提案したのは統合。建築、デザインなどの。
学長は同意したが、他の教師にボイコットされた。
環境造形の学科をつくるべき。統合されたデザイン学科だと素晴らしい。

製品のために必要なグラフィックは重要。
1956年。製品を作るだけでなく、文字、目盛りが大事だった。
グラフィックは嫌がられた(コンピュータがなかったから)、デザイナーからも。社内で養成した。
今も養成されていないのでは。(*世の中での意味か)


(任天堂インハウスデザイナー、女性、サカイ氏)
・10か条の解釈について。
・新商品を買ってもらうために買い替えが必要。
Q. 進歩による製品寿命の短命化をどう考えるか?
ラムス:大変な課題。ますます。スピードは増す。
新しいシステムに取って代わる。
自分は幸運だ。自分のはコレクションになっている。
デザイナーにとって無視できないもの。
常に進歩と向き合う必要。
人が向き合う人生に、真摯に向き合うこと。
機能性のあるデザインに。真摯に休まず、弛まず。
人がなにを求めてるのか、常に求めるべき。真摯であること。

デザイナーとしての我々に何が残るか。
デザインには世界観が反映される。
逆にいえば、その人が使うものをみることで生活環境をどう捉えているか理解できる。



iPhone 発売時の電卓アプリ と Braun T55

ラムス講演の感想とサイン
当日は開場と同時に席取りし、通路に出たところでラムス氏が。杖をつかれていて、やはり83歳のご高齢を感じました。一方で、シンポジウムで話に熱が入っていくときのラムス氏は力強く、覇気を感じました。

内容として一番響いたのはタイトルとして引用した言葉。「デザインには世界観が反映される。」はデザイナー側の言葉として、「その人が使うものをみることで生活環境をどう捉えているか理解できる。」という部分でした。


最後に。前日からラムス本「Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams」と復刻版の「BRAUN ET55 (ホワイト)」を持参。サインしてもらえたらいいなと会場入り。

かなりの人だったので無理かと思ってたのですが、講演終わってラムス氏が会場を出るタイミングで本にサインをいただきました。家宝にします。





Keep it Simple:初期アップル製品のスケッチやモックアップ満載のfrogdesign創設者による大型本 | トブ iPhone

『efish』元Appleデザイナー西堀晋氏が経営する快適カフェ(京都下京区) | トブ iPhone




2015年4月18日土曜日

名著「誰のためのデザイン?」の増補・改訂版が発売、2つの章が追加に(4/23, 新曜社)




ヒューマン・インターフェースを語る際に外せない名著誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論増補・改訂版が4月23日に新曜社より発売になります。

著者であるD.A.ノーマン博士は、1988年に本書を出版した後、1993年にアップル社のフェロー、Advanced Technology Groupの副社長として「ヒューマン・インターフェース・ガイドライン」を作ったことでも知られています。

D,A.ノーマン博士

増補・改訂版では2つの章が追加、また例が変更されていると、序文に紹介されています。以下、一部抜粋。
この本の初版は1988年に出版された。それから25年が経ち、テクノロジーの世界は大きく変わった。だがデザインの原則は変わらない。この増補改訂版で は、例として挙げるものは変えたが、原則についてはほんの少ししか変えていない。変えた部分も、より理解しやすいようにするためである。新しい知見である 情動についても加えることができた。そして最後の二つの章は、今回新しく書いたものである。そこでは慌ただしく、急速に進む製品の世界にデザイン原則を適 用することの難しさについて議論する。


 



2014年7月18日金曜日

Keep it Simple:初期アップル製品のスケッチやモックアップ満載のfrogdesign創設者による大型本



Keep it Simple

アップルのデザインは好きですか?

初期アップル製品の中で最も美しいデザインと評されることが多い Apple IIc や Macintosh SE30。これらの製品デザインは frogdesign社と創業者ハルトムット・エスリンガーが大きく関与しています。

今回、ハルトムット・エスリンガー著「Keep it Simple: The Early Design Years of Apple 」を購入しました。「シンプルなままに ーアップルの初期デザイン史ー」くらいでしょうか。


書籍「アップルデザイン」
初期アップルのデザインに詳しい書籍として、以前ポール・クンケルの「アップル デザイン」を紹介しました。
今見ても画期的なアップルのコンセプトモデル!な絶版本『アップルデザイン』を写真でみる | トブ iPhone


1983年から1985年頃にかけてのコンセプトモデルのモックアップが多数紹介されていること、アップル創業期からジョブズ復活までの主にデザイン史が語られていることで優れた書籍です。


モック、特にスケッチが豊富なKeep it Simple
書籍「Keep it Simple」は283ページ。Macintosh開発時に行われたプロジェクト「スノーホワイト」でfrogdesignが作成した当時のモックアップや貴重なスケッチ、1983年半ばに年間120万ドルの契約を締結した後のMacコンセプトなど、100ページほどで紹介されています。

Snow White - Sneezy
Snow White - Sneezy
Snow Whiteは、アップルが7種の製品群におけるコンセプトをコンペにしたことを受けて白雪姫に出てくる7人の小人たちの名前が名前になっている。(Doc, Grumpy, Sneezy, Sleepy, Bashful, Happy, Dopey)



Sneezy
SneezyはPC。Apple II後継か。

Snow White − sneezy

Snow White − workbench (lisa)

1983年のApple IIc System, advanced comcept。かっこいい。


1983年には電話のスタディーも。Apple Flip Phone.


Apple Professional Phone スタディー。1983年


Apple MacPhone, Project and Study, 1984-1985。


Apple IIcxのスタディー。1984年


Apple MacBook(当時からこの名前が!?) 。1984年。


他にも沢山のスケッチ、モックアップが紹介されています。

前述の「アップルデザイン」や翻訳本が出ているハルトムット・エスリンガーの著書「デザインイノベーション」「形態は感情にしたがう 」と併せて読むと理解が深まります。

そうそう。「デザインイノベーション」P22に「アップルのデザインについて、不正確きわまりない本を書いたポール・クンケル」とありました。あまりよい関係ではなかったような二人ですが、どういう意味で書かれているのか気になりました。
 

今見ても画期的なアップルのコンセプトモデル!な絶版本『アップルデザイン』を写真でみる | トブ iPhone

2014年4月13日日曜日

日経デザインのアップル本に続編、本「アップルのデザイン戦略」は5月14日発売(日経BP社)




日経デザイン編集の本「アップルのデザイン戦略」が5月14日に日経BP社から発売されることが Amazon に掲載されていました。

帯には次の様な文字が。
ルイ・ヴィトン、シャネル、そしてロレックス・・・
アップルの目標は 「高級時計を超えるブランドだった!?

アップルのモノ作りを「分解」から解き明かし iWatch、
そして次世代iPhoneの未来を予測する

2年前に同じ日経デザイン編集で出版の「アップルのデザイン 」の続編ですね。

日経デザインから4/19発売される本『アップルのデザイン』をいただきました | トブ iPhone



先日、話題になった次の記事は「日経デザイン 4月号」からで、東京大学・山中俊治教授のコメントが沢山。この本のプロローグ的な意味合いの記事なのかなと思われます。

アップルMac Proのデザインと構造に迫る! 繊細さはもはや工芸品の域【銘品分解】 日経トレンディネット



前作の内容がよかったので、今回も非常に楽しみです。

 


今見ても画期的なアップルのコンセプトモデル!な絶版本『アップルデザイン』を写真でみる | トブ iPhone


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