[読書] 「理解と表現の相互循環」の原理で学校をつらぬく、渡辺貴裕・藤原由香里『なってみる学び 演劇的手法で変わる授業と学校』
今日紹介する本は、渡辺貴裕・藤原由香里『なってみる学び 演劇的手法で変わる授業と学校』です。演劇的手法に興味を持ち始めた僕がまず手に取って大正解の本でした。国語の授業の中での演劇的手法の使い方から、教科の枠を超えた学校研…
今日紹介する本は、渡辺貴裕・藤原由香里『なってみる学び 演劇的手法で変わる授業と学校』です。演劇的手法に興味を持ち始めた僕がまず手に取って大正解の本でした。国語の授業の中での演劇的手法の使い方から、教科の枠を超えた学校研…
渡邉雅子『論理的思考とは何か』は、名著と言って良い一冊です。日本で国語教育に関わっている人(小学校の先生も含む)は、本書を読んで、国語の授業、とりわけ作文の授業で私たちは一体何をしているのか、それを再認識できるでしょう。…
池田修『作文指導を変える つまずきの本質から迫る実践法』は、作文を書くときに子供たちが突き当たる壁をどう乗り越えるかという課題を一種の問題解決と捉え、それには教師のどのようなサポートが必要かを論じている本。国語の先生はも…
児童書作家・岡田淳の『図工準備室の窓から 窓をあければ子どもたちがいた』を読みました。『2分間の冒険』『放課後の時間割』『びりっかすの神様』などの名作で知られる岡田淳は、なんと38年間も小学校図工専科の教員を務めていたそ…
12月に入ってしばらく入ってしまい、久しぶりの更新は11月の読書エントリ。この夏から続いた「登山読書ブーム」もひと段落して、読書ジャンルとしてはなかなかバランスのとれた一ヶ月だった。なかでも、ベストにあげた『逃れの森の魔…
2024年の7月後半〜9月は、とにかく登山の本をたくさん読んだ期間だった。それはそれで満足していたけど、さすがにそろそろ仕事の本も読まなきゃなあと思って、バランスを整えたのが10月の読書。では、いってみましょう。[ad#…
発売されたばかりの猪原敬介『読書効果の科学』は、間違いなく、今後の読書教育を語る上で基礎文献となる一冊だ。読書教育にとりくむ国語科教員や図書館司書は絶対に読むべき本で、「この本の内容を踏まえずに読書教育を語っても仕方ない…
中本順也『おうちでできる子どもの国語力の伸ばし方』は、こんなふうにすると楽しく国語の力を伸ばせますよ」と提案をする本。著者は中学&高校受験塾「すばる進学セミナー」代表であると同時に、ご自身でも小説を創作し、小学生が小説創…
もう10月もはじまって一週間たってしまったけど、2024年9月の読書まとめエントリ。今月はちょうど10冊の読書冊数だけど、そのうち7冊が登山系という偏りぶり。自分の関心がいまは国語よりも登山に向かってる感じ。そんな自分の…
阿部学・伊藤晃一『授業づくりをまなびほぐす』(静岡学術出版)は、初版2017年。現在はすでに絶版となっており、Amazonなどでも購入が難しい。しかし、このたび、ある方のご厚意でお譲りいただき読むことができたので、ここに…