週末の過ごし方
羽田空港“だから”買える気の利いた手土産
「HANEDA STAR & LUXE」がオープン!
2025.03.10

羽田からの地方出張などで羽田に到着するやいなや、「あ、得意先への手土産を忘れた」という経験をお持ちの方は少なくないのではないだろうか。もちろん空港で買うこともできたが、それでは付け焼刃感がバレバレというのが、これまでの羽田事情だった。それが、羽田でなければ購入できない限定品を含んだ、ラグジュアリーなラインアップがずらりとそろう、羽田で買うことに意味がある、スイーツコーナーが、2月20日にオープンした。
その名も「HANEDA STAR & LUXE」、場所は第1ターミナル2階のマーケットプレイス。モダンなデザインを基調にした高級感あふれるエリアに仕上がっている。そこに、洗練と上質をテーマに、全13ブランドが集結。何よりの話題は、「クリエイタースイーツ」と銘打った、世界のフーディをうならせ、ミシュランガイドなどでも高い評価を得るシェフたちが生み出す、新しいスイーツの数々だ。

メンバーは、「FARO」の加藤峰子シェフ、「ラ シーム」の高田裕介シェフ、「オマージュ」の荒井 昇シェフ、「虎珀」の小泉瑚佑慈シェフ、「レガレヴ」の佐藤亮太郎シェフ、「メゾンカカオ」の石原紳伍シェフ、「ミスターチーズケーキ」の田村浩二シェフと、そうそうたるメンバーだ。そんな彼らがそれぞれに、羽田空港オリジナルの新作を披露しているのだから興味津々だ。

なかでもぜひ体験したいのは、「メゾンカカオ」の「生ガトーショコラ」。コロンビアの自社管理農園で収穫したカカオのみを使用し、みずみずしい半生の食感を実現。バニラ風味は羽田でデビュー。

また、「ミスターチーズケーキ」の「プティハネダ アソートメント」は、コーヒージュレを底に潜ませた、アフォガートをイメージしたカップタイプのチーズケーキセット。ファンならずとも、いち早く試してみたいニューフレーバー。

「ラ シーム」の高田氏が考案した「諸鈎」の「究極のポテトチップス」は、ジャガイモの素材感を生かしたざくざくとした食感が魅力で、究極のあおのりなど3種のフレーバー。名前を聞いただけでも食べたくなるではないか。
加藤峰子氏、高田裕介氏、荒井 昇氏のスイーツが食べられる「諸鈎」には、イートインスペースもあり、甘いものとお茶でちょっとひと息つくこともできる。
ほかには、「とらや」「小布施堂」「叶 匠壽庵」「福砂屋」「ねんりん家」「ラデュレ」「ザ ペニンシュラブティック」「ナーディル・ギュル」(トルコ伝統のパイ菓子バクラヴァの専門店)など、老舗のラインアップの充実も安定感があり、羽田限定スイーツを作るなど、「HANEDA STAR & LUXE」の魅力を底上げしている。
これからは羽田へ手土産や自分へのご褒美を買いに行くという、新しいライフスタイルも日常になるかもしれない。それほど魅力的なラインアップ。まずは一度足を運んで、そのラグジュアリーぶりを体感してほしい。