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サクッとAWS

AWS初心者のメモ書き

【AWS】Redshit Serverless内のデータをQuick Sightで参照する_#004

今回のゴール

AWS Redshift Serverlessに登録されているデータを、
AWS Quick Sightで参照できるようにします。

構成図

リソース一覧

  VPC関連(VPC、サブネット、セキュリティグループ)
   
…Redshift Serverless、Quick Sightが動作するために必要。

  ・Redshift Serverless関連(名前空間、ワークグループ)
   …データベース、スキーマ、テーブルは任意で作成しておきます。

  ・Quick Sight関連(Quick Sight用ロール、データソース、ダッシュボード)
   …Quick Sight用のロールを作成。
    Redshitをデータソースとして定義し、ダッシュボードを作成します。

【補足説明】
  VPC関連・Redshit Serverless関連は、これまでに作成したものを使用します。

【AWS】Glue JobでS3内のファイルを別ディレクトリに移動する_#001 - サクッとAWS

【AWS】Glue Jobを用いて、S3に格納されたファイルのデータをRedshit Serverlessに登録する(前編)_#002 - サクッとAWS

【AWS】Glue Jobを用いて、S3に格納されたファイルのデータをRedshit Serverlessに登録する(後編)_#003 - サクッとAWS

作成手順

  1. Redshift Serverlessにデータを登録

    ・今回は、下記テーブルを準備しました。

     

  2. Quick Sightにサインアップ

    ・今回は、無料枠を使用します。

    ・サインアップできました。

  3. 自動作成されたロールにポリシーを追加

    ・IAMにて、Quick Sight用のポリシーを作成します。

    JSONにてポリシーを記載し、任意のポリシー名で作成します。
     ※今回は、「policy-Quick_Sight」で作成しました。

    JSON

    {
        "Version": "2012-10-17",
        "Statement": [
            {
                "Effect": "Allow",
                "Action": [
                    "ec2:CreateNetworkInterface",
                    "ec2:ModifyNetworkInterfaceAttribute",
                    "ec2:DeleteNetworkInterface",
                    "ec2:DescribeSubnets",
                    "ec2:DescribeSecurityGroups"
                ],
                "Resource": "*"
            }
        ]
    }

     

    ・自動生成されたポリシー(aws-quicksight-service-role-v0)に、
     作成したポリシーを設定します。

  4. VPC接続を追加

    ・右上の人のアイコンをクリックし、「Quick Sightを管理」をクリックします。

    ・左のメニューで「VPC接続の管理」をクリックします。


    ・「VPC接続の追加」をクリックします。


    ・作成済みのRedshift ServerlessのVPCの情報を設定します。


    VPC接続を追加できました。
     ステータスが「AVAILABLE」となるのに、時間がかかる場合があります。

  5. データセットを作成

    ・「新しいデータセット」をクリックします。


    ・「Redshift 手動接続」をクリックします。


    ・必要情報を登録し、検証します。
     ◆データソース名:任意で入力
     ◆接続タイプ:VPC接続で、作成した接続名を選択
     ◆データベースサーバー:Redshift ServerlessのVPCエンドポイントで
                 ~.redshift-serverless.amazonaws.comまでを記載
     ◆ポート:5439
     ◆ユーザ名・パスワード:Redshift Serverlessのユーザ名とそのパスワード
                 ※今回はAdminを使用しました。

    ※Redshift Serverlessのエンドポイントは、ワークグループに記載されています。

    スキーマとテーブルを選択します。


    ・データセット作成が完了しました。
     今回は、「データクエリを直接実行」を選択し「Visualize」をクリックします。


    ・Redshift Serverlessに格納されたデータをQuick Sightから参照できるように
    なりました。