「けいぶんしゃに着いたら”失われた時間と百年の孤独”は何処ですか?と店員に聞くのだよ」 その人は僕にそう言い残した。 (失われた時間と百年孤独・・・何の意味だろうか?) 何度もその言葉が僕の頭を巡った。なんで京都はこうもミステリアスなんだろう?いつも知的な謎かけを人に問うてくる。 楽しいじゃないか迷宮都市京都! この話はいきなり後編から始まっています。 前編は以下の”ひげむう”さんで書いた記事です。 higemuu.com 記事では「ここで終わり」になっていますが、本当のところ記事にこぼれた話があります。今回はその後の話です。 <前編の話> 京極スタンドからノープランで旅を始めた私、最終的には不思議な旅館を改装したBerに辿りつた。 前編では「きんせ旅館」で終わっていますが、「きんせ旅館」でこういう話があった。近所に年代物の飲み屋、蛸松というお店があると。「勇気があるなら行ってみては?」緩