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ブックマーク / koken-publication.com (1)

  • 大学教員の「学外言論」とクレイム対応【谷口功一】

    『公研』2025年1月号「めいん・すとりいと」 近年、SNS上の大学教員の言論をめぐって所謂「炎上」が発生し、所属大学にクレイム電話が殺到するといった場面をよく目にする。現今の私の職務上の立場からは、そのたびに「中のひとたち(当該大学の関係者や執行部)」が現在進行形でどのような目に遭っているかを生々しく想像し、そぞろ惻隠の情を催さずにはいられないのである。 少なからぬケースが発言者当人の狭義の専門分野の埒外で行われているが、それらは憲法学分野では「学外言論(extramural speech)」と呼ばれる*。このような専門分野とは無関係な大学教員の発言は学問の自由(憲法23条)によって保護されるべきなのだろうか。 まず専門分野内での発言の自由について考えてみよう。それは専門家としての正確さや自制という一般市民には無い制約(基準)を課されたものであり、その基準に反した場合(研究不正等)には解

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