3年にわたって繰り広げられているアーセナルMFセスク・ファブレガスのバルセロナ移籍騒動だが、アーセン・ヴェンゲル監督はチームのキャプテンの残留を願っている。 アジアツアーでマレーシアのクアラルンプールに滞在する同監督は、記者会見で次のようにコメントした。 「バルセロナとのこの物語は、何年にもわたって続いてきた。しかしシーズンに集中するために、もう終止符を打たなければならない。セスク・ファブレガスはこのクラブを愛している。チームにとどまることを願っているよ」 また、セスクと同様に退団の可能性が取りざたされるMFサミ・ナスリが残留するとの見解を示した。 「ナスリが2011-12シーズンもここに残るかを問われたら、イエスと返答するよ。彼が我々と新たな契約を結ぶことを望んでいる。もちろん私だけで決められることではないがね」