全国高校総体(インターハイ)第8日は3日、福島県Jヴィレッジなどで行われ、サッカーの決勝で男子は昌平(埼玉)が神村学園(鹿児島)に3-2で逆転勝ちし、初優勝した。女子は藤枝順心(静岡)が大商学園(大阪)を2-0で下し、2年連続3度目の頂点に立った。 サッカー男子は昌平が終盤の2発で打ち勝ち、悲願の初制覇を果たした。1-2の後半31分にドリブルで持ち上がった長の、この試合自身2点目で追い付く。3分後に長の左クロスを高い打点で鄭志錫が頭で合わせた。就任1年目の玉田監督は「優勝もうれしいが、1試合ごとに選手の成長を感じることができたのが一番うれしい」と両手を上げ、感極まった。 現役時代に日本代表FWで活躍した指揮官の下、定評のあった足元の高い技術に、テンポの良いボール回しなどが加わった。決勝点の鄭は点取り屋としての助言を受け「いくら外しても、最後に自分が決めればストライカーだと。チャレンジはいっ