2014年開催予定の長崎国体向けに、道路や競技場の建設が進んでいる。しかし、諫早市に建設される新陸上競技場建設工事第一工区発注について、関係者から大きな疑問が投げかけられている。 九州を代表するM社JVの入札価格は約28.5億円、一方、落札した清水・西海・長崎土建特定建設工事共同企業体の落札価格は31億円と2億円以上の開きがある。にもかかわらず総合評価において点数差による不落札ではなく、なんと失格で、入札の壇にも上がることが許されなかった。鴻池組も竹中工務店も同じく失格となっている。 この3社のチャンピオンは何れもこうした建築物に対して多くの実績を有しているのだが・・・。 長崎県土木部は、第一工区の独自の見積価格(予定価格)を3,805,293,000円とした。その上で、低入札調査基準価格は3,237,786,000円と設定、85.08%である。 全国オンブズマンの調査では、長崎県発注の1
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