高速のPAで、トイレをすませるように言った。 4歳になる息子は、「大丈夫」と大見得を切っていたが、すごい内股を擦り合わせていたので、無理やり連れて行った。 妻はそれを見て苦笑していた。 PAを抜けると、事故による通行止めがあった。 それに伴って、1mmも進まない渋滞が発生した。 渋滞は車内の空気を淀ませる。 妻は明らかにいらいらした様子で、息子を叱り出したり、おれを叱ったりした。 渋滞がはじまって1時間ぐらいたったころ、妻は「次のPAまでどれぐらいかかるか?」と聞いてきた。 交通規制がいつ解除されるかは、分からない。 うーん。と答えあぐねていると、耳元で「おしっこにいきたい」と言われた。 なんだって? 車の現在地は高速道路の陸橋だ。 路肩めいた個所はない。 また、規制解除されたら発車を余儀なくされる位置であり、降車はよくない。 「どれぐらいがまんできそう?」 「もう無理かも」 オーケー、落
唐突だけど、わたしの小中学生の頃のコンプレックスは 1.長女である 2.くせ毛 3.母親が変(ヘン) ということだった。 今となっては自他ともに認める「病的なシスコン」の私だが、片田舎で過ごす小中学校時代は兄や姉が欲しくて仕方がなかった。 というのも、当時のコミュニティは「あいつのバックには○○さんがついてるぜ」的な不良版スネ夫、マイルドヤンキーど真ん中の会話が日常茶飯事。 有力な姉、兄が居ないというのは、生まれながらにしての権力差、損をしたような気分だった。友人の垢抜けたヤンキーのお姉さんを見る度に、「あたしもあんなカッコイイおねいさんが居たらなぁぁぁ!」と思ったものである。 しかしそんなチーマーのはしくれ的悩み、長年のコンプレックスであった頑固で残念なくせ毛問題よりなにより、母親の破壊力は偉大であった。 うちは三姉妹だったので、男の子が欲しいばかりに、里親制度でもらって来たオス猫に勝手
印刷する 出版界のこれから 2012 「紙」にしかできないところで勝負してきたという自負 世の中の新しい動きにも挑戦し続けたい国書刊行会 代表取締役社長 佐藤今朝夫氏 2012/11/28 Tweet 「世界幻想文学大系」など重厚なシリーズものや豪華本など個性的な出版物を刊行し続けてきた国書刊行会が、今年創業40周年を迎えた。出版不況の中にあって異彩を放つ同社を率いる佐藤今朝夫社長に話を聞いた。 作り手が本当に作りたいものを自由に作る ――個性的な出版物を数多く刊行していますが、どのような観点から出版を決めていますか。 簡単に申し上げれば「売れるか、売れないか」。出版社を続けていこうとしたら、これははずすことのできない観点になります。 もちろん、10万部、20万部と売れるならそれに越したことはありません。でも、世の中には、「必要としている人は全国に数千人しかいないけれども、その人たちにと
幸福の科学信者です。 ひとことで言えば、一種のミュータント、新しいタイプの人間になると言われています。 新しいタイプの人間とは、信仰と知識の両面を持っている人たちです。実にこの大学の卒業生が新しい文明を創る核になります。 20世紀から今にかけては「知の文明」でした。知識を持っている人が社会をリードしてきました。しかし、これからは「悟りの文明」が華開きます。幸福の科学大学ではその担い手を養成しようとしています。 現代でも、たとえば修道院や禅寺のようなところでは、宗教修行に専念している人たちがいますね。隠棲生活をしてテレビやネットなどの外界の情報も知らず、祈りや瞑想を中心としたある意味で単調な生活をしています。 ここにいる人たちは、知識としては宗教的なものしか学んでおらず、現代的なニュースなどを詳しく知っているわけでいないけれども、深い智慧を持っています。神仏の存在を感じ、深い眼を持っています
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